いいお天気で暖かったのも今日まで、明日は雨になるらしい。
元日には能登半島地震、2日には日航機と海上保安庁の飛行機が衝突、3日夜には東京JR山手線内で20代の女が刃物で乗客を切りつけて男性4人がけがをしたという事件。自然災害の発生は止めようがないが、事故・事件が立て続けに起きて最悪の年明けになった。
私はいつも一晩中ラジオを付けっぱなしだ。「NHKラジオ深夜便」では元日夜から余震が起きるたびに番組の途中でもその状況を放送した。また1時間ごとのニュース内で被災地や被災者の現状が放送された。
この極寒の夜、暖房がなくて眠れない辛さを訴える被災者の声、避難所での不便な生活の様子を語る声。それらを聞いていると暖かい布団の中にいるのに背中が寒くなる。ぬくぬくとした部屋でのんびり寝正月をしている自分が恥ずかしい。が、そう思うだけで何もしようとしない、できないことを申し訳なく思う。日本赤十字社石川県支部では義援金受付を始めるそうで、現在、振込口座開設準備中だという。せめて些少でも協力したいと思う。
それでもいい話が一つ。米大リーグ、ブルージェイズの菊池雄星が、花巻市内への屋内スポーツ施設建設プランを明らかにしたとか。花巻市総合体育館の隣接地に最新機器を備えた屋内スポーツ施設を建設する。11月オープン予定で、高校生らの練習や交流拠点として地域に開放するほか、自身がシーズンオフに利用する。
「施設を通して限界をぶっ壊し、自らの可能性に出合ってほしい」と子どもたちが野球に親しむ場になることを願うという。総事業費は明らかにしていないが、雄星が全額負担する意向だとか。雄星の男気を感じる。いいね!
一方、こちらはあまり良くない話。田中将大が今季限りで楽天を退団する可能性が高くなってきたとか。昨年の年俸は4億7500万円、1年契約だ。しかし今季の働きを見る限り、「費用対効果が悪すぎる」「完全に不良債権化している」と言われているそうだ。
力の衰えを考えれば、年俸1億円でも高い。とはいえ、その金額ではマー君のプライドが傷つけられる。親会社の経営状況がよければ1億円から大幅な上乗せも可能だろうが、楽天本体の経営が苦しいそうだ。
来季の契約が合意に達しないとなれば、他球団への移籍が濃厚だが、もうメジャー復帰の道は閉ざされている。日本球界復帰後3年間の成績を考えれば、パ・リーグで通用しないことは明白なだけに、残る道はセ・リーグ挑戦しかないという。
「平成の怪物」と言われたあの松坂大輔でさえ、どこの球団でもまったく戦力にならなかった。現在は野球解説者、臨時コーチ、リポーターなどで活躍しているとか。しかし田中将大は松坂とは人間性が違うような気がする。野球がやりたければプライドを捨て、実力に見合った年俸で我慢するしかないだろう。メジャーで力の限り投げぬき燃え尽きて日本に戻った者に、これまで以上の成績を期待する方がおかしい。が、それがプロの厳しさというものだろう。
暗澹たる一年にならないように祈ります。
わりと暖かいお正月でしたね。私も寝正月から目覚めることにしました。まあ年中休日ですからかわりありませんが。
飛行機の衝突事故は管制官の見落としもあったとか、人的ミスが重なったのですね。海保機の亡くなった隊員たちが気の毒です。
今年も創作活動とお仕事頑張ってください。