リティ・・オーストラリアへ

昨季まで横浜FCの監督を務めていたピエール・リトバルスキーがシドニーＦＣの監督に就任しました。Ｗ杯のスター選手でＪ創設期に客寄せパンダで市原に入団した後、本当に日本に馴染んで、ベガルタ、横浜ＦＣと渡り歩き、昨年まで日本（出入りはありましたが）でサッカーを教えていました。結局、彼だけがＪリーグが歩んできた道を外人の視点から見つめられる唯一の人物だったと思います。そのリティが「今のオーストラリアはＪ創設期の日本に似ている」と言って監督として就任したのです。もしオセアニア地区がアジア地区であれば、オーストラリアは日本、韓国、イランと同じ位置にいる強豪です。ただ、Ｗ杯に縁がないのは南アメリカ５位とプレイオフを戦わなければならないというシステムにあると思います。クラブチームはさほど強くないと言われていますが（代表選手は全て海外でプレーしているからね）、リティにはガンバって欲しいと思います。