片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

10/5 浜名湖クラフトフェアー

2024-10-06 00:40:55 | 日記

 妻の毎年の楽しみ浜名湖クラフトフェアーに出かけた。エリーを連れていくつもりだったが雨予報なので車が泥だらけになるのを恐れて置いて行った。幸い現地での降雨はなく見学できた。妻には目的があるが私には何の目的もない。妻が商品を吟味している間、私は出品店の間をうろつくだけ。それらしい格好をしたおば様たちが闊歩して、出品者たちと楽しそうにおしゃべりをしている。かつては私も購買意欲を刺激されて、ウイスキー用にカットグラスやスマホの木製スピーカーなどを買ったが今ではほとんど触手が動かない。ただ、カッティングボードとして各種のまな板を並べている出展者が多かった。今私が使っているのは百円ショップで購入したプラスチックの20センチ四方のものだ。魚や肉を扱っても洗浄が楽だと思っている。しかし小さすぎる。もっと大きい桐製のまな板を持っているが洗うのが大変だ。そんな思いで見ていると、各種の材のボードがある中で、その中で一番安い一般的な檜の30センチほどのものを千円で購入した。プラスチックと併用すれば調理がさらに楽になるだろう。

 帰りに天竜川の河口に寄った。妻が野鳥仲間に聞いて訪ねてみたいと言った。何十年もすぐ上流にある橋を渡っているが未だ河口まで足を延ばしたことはなかった。河口は砂州により小さな封じ湖が幾つもできていて確かに水鳥が多く観察できそうだった。近くに公園として整備された場所にはオートキャンプ場やテニスコート、グラウンドなどがあったが河口はほとんど未整備で、道路も軽自動車のすれ違いくらいしかできない状態だった。古文書で掛塚の材木商の日記を読んだが、浜の塩湯で湯浴みするとの記述があった。湯浴みが海水浴なのか、もっと別の健康増進法なのかは分からなかったが、昔この河口に薦掛けした施設があったのだろうか。荒涼とした寂しげな場所だが、車の往来はそれなりにあり、すれ違いが何度も大変だった。

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