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宿近くの市場、品数が少ない。
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相当の年代物だ。T型フォードより前か?
朝8時の朝食を済ませて外出、昨日のホテルのカフェテリアでネットに繋いでみる。
やはり状況は変わらない。
諦めて町歩きに出る。
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ハバナ大学正門。
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商店。
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商店。
海岸通りより内側の路地を歩く。
やはり廃屋のつながりに見えるがちゃんと人が住んでいるところが多い。
革命以後本格的補修はされていないようだ。
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ボロボロの建物群。
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海岸通りの高層建築の病院。
前回見掛けた社会主義国らしい陰気な高層ビルは病院だった。
中にはホテルのロビーの様なソファーの並んだ待合室があった。
内部はきれいに整備されているように見えた。
外側のメンテナンスまでは手が回らないのだろう。
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病院の待合。
前回見ることのできなかった博物館が今日は開館している。
旧大頭領官邸だった革命博物館ではボートグランマ号のすぐ近くまで寄ることが出来た。
展示物は参加した人の写真や戦況の移り変わりなどだが、全てスペイン語だけでよく理解できない。
それでも熱心に眺めいっている人が多い。
キューバ人にとって未だ聖地なのだろう。
世界中の社会主義国の失敗や停滞の中でもこの体制しか知らなければそうかも知れない。
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玄関脇に掲げられたカストロの肖像画。
その後、旧総督官邸などを回り、最後はラム酒ハバナクラブ博物館に入る。
館内にはラム酒製造のジオラマなどが展示されている。
見学の最後でラム酒の7年物の試飲ができる。
カクテルには3年物までを使い、5年以上はストレートで味わうという。
娘のところへ土産として10年物を買った。
7年が17CUC 、 10年は40、15年は150
という値段設定だ。
自分の分は金が足りないので諦めた。
10年以上は、キューバ以外で販売されているのは中国、ロシア、日本だけだと私の顔を見ていう。
今後アメリカの需要が大きくなるので様変わりすると言っていた。
今回のキューバの旅で初めて日本が恋しくなった。
理由はやはりこの欠乏だろうと思う。
情報も物も。
いわゆる”商品”が少なすぎる。
食べ物の選択肢も少ない。
アジアだったらここの十分の一の価格でもっと豊富な食事ができる。
特に日本は世界一食事のバリエーションが豊富だと思う。
しみじみと日本に生まれた幸運に感謝する。
例え西洋人に卑下されようとも。
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