令和3年5月4日
総務省
子どもの人口、40年連続減=過去最少1493万人
総務省は4日、「こどもの日」に合わせて15歳未満の子どもの人口推計(4月1日現在)を発表した。
2021年は前年に比べ19万人少ない1493万人で、1982年から40年連続の減少となった。
比較可能な50年以降で過去最少を更新し、少子化の加速に歯止めがかからない現状が改めて示された。
総人口に占める子どもの割合も前年比0.1ポイント減の11.9%で過去最低。
50年には総人口の3分の1を超えていたが、第2次ベビーブーム期(71~74年生まれ)に出生児数の増加で上昇して以降、75年から47年連続で低下した。
男女別の内訳は、男子が765万人、女子が728万人。
3歳ごとの年齢区分では、12~14歳が324万人、9~11歳が314万人、6~8歳が298万人、3~5歳が292万人、0~2歳が265万人で、年齢が低いほど子どもの数が少なくなる傾向が続いた。
推計時点は異なるが、国連人口統計年鑑(2019年版)によると、子どもの割合は、人口4000万人以上の33カ国の中で日本が最低。
次いで韓国12.2%、イタリア13.3%、ドイツ13.6%の順だった。
新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年実施した5年に1度の国勢調査の期間が延びた影響で、今年は都道府県別の子どもの人口は集計しない。
令和2年度の子どもの人口 1512万人
総務省
子どもの人口、40年連続減=過去最少1493万人
総務省は4日、「こどもの日」に合わせて15歳未満の子どもの人口推計(4月1日現在)を発表した。
2021年は前年に比べ19万人少ない1493万人で、1982年から40年連続の減少となった。
比較可能な50年以降で過去最少を更新し、少子化の加速に歯止めがかからない現状が改めて示された。
総人口に占める子どもの割合も前年比0.1ポイント減の11.9%で過去最低。
50年には総人口の3分の1を超えていたが、第2次ベビーブーム期(71~74年生まれ)に出生児数の増加で上昇して以降、75年から47年連続で低下した。
男女別の内訳は、男子が765万人、女子が728万人。
3歳ごとの年齢区分では、12~14歳が324万人、9~11歳が314万人、6~8歳が298万人、3~5歳が292万人、0~2歳が265万人で、年齢が低いほど子どもの数が少なくなる傾向が続いた。
推計時点は異なるが、国連人口統計年鑑(2019年版)によると、子どもの割合は、人口4000万人以上の33カ国の中で日本が最低。
次いで韓国12.2%、イタリア13.3%、ドイツ13.6%の順だった。
新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年実施した5年に1度の国勢調査の期間が延びた影響で、今年は都道府県別の子どもの人口は集計しない。
令和2年度の子どもの人口 1512万人