安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

アメリカアサガオ除草対策

2024年07月23日 | 大豆

令和6年7月23日

AKファーム作業日誌

アメリカアサガオ除草対策

  

  

パワーガイザー液剤を使用

 

  

 

 

https://www.affrc.maff.go.jp/docs/pdf/publication_narc_kika_asagao_00.pdf

 

大豆作における帰化アサガオ類に有効な土壌処理型除草剤

https://www.pref.miyagi.jp/documents/10951/306003.pdf

フルミオキサジン水和剤

 

https://www.boujo.net/handbook/newhandbook5/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%AC%E3%82%AA%E9%A1%9E.html

【農耕地】
生育期のアサガオ類を枯らす非選択性茎葉処理剤としては、バスタ、ザクサなどのグルホシネート剤、プリグロックスLなどが有効である。防除の際は、アサガオ類の株元まで薬液が十分にかかるよう散布する。

一方、ラウンドアップマックスロード、タッチダウンiQサンフーロンなどのグリホサート剤は一年生雑草を対象とした薬量では十分に防除できないこともあるが、サンダーボルト007についてはグリホサート剤に植物の葉をすばやく枯らす成分(ピラフルフェンエチル)を加えてあるので、アサガオ類に対する枯殺効果は高い。

現在、大豆作で使用できる土壌処理剤の中にはアサガオ類に卓効を示す薬剤はないが、フルミオは発生量を減らす程度が多少大きいとされている。

生育期のアサガオ類に対する選択性茎葉処理剤として大豆バサグラン、パワーガイザー、アタックショット、非選択性茎葉処理剤としてバスタ、ダイロン、ザクサ、プリグロックスL、サンダーボルト007があげられる。

大豆バサグランは全面茎葉処理もしくは畦間処理での使用となるが、アサガオの種類により除草効果が異なることが知られ、1回の管理ではアサガオ類を十分に防除できないことがある。

パワーガイザーはかつて北海道限定で使用されていたが、近年、全国で使用が可能になった。

大豆本葉3葉以下、雑草2葉期以下の処理でアサガオ類に強い抑制効果を示し、その後に大豆バサグランを体系処理することでより高い効果が期待できる。

アタックショットはアサガオ類を含む広葉雑草の葉を即効的に枯す薬剤であるが、土壌処理効果は期待できないため、パワーガイザーや大豆バサグランと組み合わせての使用が望ましい。

また、薬液がかかった大豆の葉にも明らかな薬害症状(褐変・縮葉・白化等)が現れるが、処理後に新しく展開する葉への影響はなく、次第に目立たなくなる。

また、大豆バサグランとアタックショットについては大豆品種によっては薬害が強く発生する場合があるので、ラベルの注意事項により使用品種における安全性を十分確認してから使用すること。

バスタ、ダイロンは畦間・株間処理が可能で、大豆の株元まで散布し、株間に発生する雑草まで防除することができる。散布時のノズル高は大豆の初生葉に薬液が付着する高さを目安とし、本葉にかからないように散布する。

ザクサ、プリグロックスL、サンダーボルト007は大豆にかからないように畦間処理での防除となる。
いずれの薬剤もアサガオ類の生育が進むと効果が低下することから、早めに防除することが大切である。

また、アサガオ類の発生量が多い場合は、1回の管理では防除が難しいので、土壌処理剤と複数の茎葉処理剤の体系処理や中耕・培土、手取りなど他の方法との組み合わせによる防除が望まれる。

 

 

 

 


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