安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

旧津山扇形機関車と転車台が「鉄道記念物」に指定

2018年09月23日 | 情報
平成30年9月22日 津山朝日新聞

旧津山扇形機関車が「鉄道記念物」に指定される。
 2ランクアップしたことになる。
 「登録鉄道文化財」 ⇒ 「準鉄道記念物 パス」 ⇒ 「鉄道記念物」

 JR西日本は9月13日、岡山県津山市の「旧津山扇形機関庫と転車台」を、10月14日の「鉄道の日」に鉄道記念物に指定すると発表した。
 鉄道記念物は、日本の鉄道において歴史的、文化的に重要なものを対象に旧日本国有鉄道(国鉄)が1958年に制定し、1987年にJRグループ各社が引き継いだ。
これに対して、地域的に重要なものを「準鉄道記念物」としており、JR西日本では鉄道記念物や準鉄道記念物の候補を「登録鉄道文化財」に指定。
2004年からは準鉄道記念物の鉄道記念物への格上げ指定を開始している。
 
 今回の「旧津山扇形機関庫と転車台」も格上げ指定となるが、こちらは登録鉄道文化財からの格上げとなる。
地域共生企業を目指すとしているJR西日本は、津山市など地域と連携して鉄道文化遺産を活用している点を評価した。




 旧津山扇形機関車庫は、姫新線全線開通に伴い、1936(昭和11)年に竣工した。
 機関車収容線数17は、京都鉄道博物館内の梅小路蒸気機関車庫に次ぐ現存2番目の規模を誇る。
 旧中国鉄道の津山駅に設置された扇形機関車庫は、旧鉄道省による標準的な設計仕様で、技術的・社会的な意義と価値から、1930(昭和5)年に設置された転車台とともに
「旧津山扇形機関車庫と転車台」として「登録鉄道文化財」に指定されている。
 2009(平成21)年には、経済産業省の「近代化産業遺産」に認定された。




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