平成29年1月18日
岡山県経営革新アワード授賞式及び経営革新セミナー
会場:コンベックス岡山2階
優秀賞を受賞された、有限会社備南農産の取り組み事例発表をお聞きしました。
代表取締役 梶原真一 氏
「純国産稲わらの循環システムの構築による三方良しの経営」
さんデジ記事(1月18日)
■備南農産(岡山市南区西七区)―稲わら回収 飼料に
稲刈りをした後、田んぼに残る「稲わら」を回収し、牛の飼料として販売する。2015年度は540トンを集め、1500万円を売り上げた。
本業はナスやパプリカといった野菜と水稲の栽培。10年ほど前、知り合いの畜産農家から、稲わらを売ってほしいと持ち掛けられた。
「野菜の肥料に使う以外は、ほとんど捨てていた。
畜産でそれほど需要があるとは思いもしなかった」と、梶原信一社長は振り返る。
自社の田んぼだけでは間に合わず、周辺の農家からも稲わらを回収するようになり、飼料販売を本格化。
対象の田んぼは約100ヘクタールに広がった。
毎年11月から翌年2月まで、稲わらを集める専用機「ロールべーラー」で円柱形の束(直径、長さ各1メートル)にまとめ、JA系の飼料管理会社に出荷する。
近年は腐食を防ぐため、乳酸菌などを含んだ液体を注入しながら加工するシステムも導入した。
今後は回収量を現在の倍に当たる千トンに増やすのが目標。
梶原社長は「稲わらは立派な資源になる。飼料を食べた牛はいずれ人の口に入るだけに、質の良いものを提供していきたい」と話す。
岡山県経営革新アワード授賞式及び経営革新セミナー
会場:コンベックス岡山2階
優秀賞を受賞された、有限会社備南農産の取り組み事例発表をお聞きしました。
代表取締役 梶原真一 氏
「純国産稲わらの循環システムの構築による三方良しの経営」
さんデジ記事(1月18日)
■備南農産(岡山市南区西七区)―稲わら回収 飼料に
稲刈りをした後、田んぼに残る「稲わら」を回収し、牛の飼料として販売する。2015年度は540トンを集め、1500万円を売り上げた。
本業はナスやパプリカといった野菜と水稲の栽培。10年ほど前、知り合いの畜産農家から、稲わらを売ってほしいと持ち掛けられた。
「野菜の肥料に使う以外は、ほとんど捨てていた。
畜産でそれほど需要があるとは思いもしなかった」と、梶原信一社長は振り返る。
自社の田んぼだけでは間に合わず、周辺の農家からも稲わらを回収するようになり、飼料販売を本格化。
対象の田んぼは約100ヘクタールに広がった。
毎年11月から翌年2月まで、稲わらを集める専用機「ロールべーラー」で円柱形の束(直径、長さ各1メートル)にまとめ、JA系の飼料管理会社に出荷する。
近年は腐食を防ぐため、乳酸菌などを含んだ液体を注入しながら加工するシステムも導入した。
今後は回収量を現在の倍に当たる千トンに増やすのが目標。
梶原社長は「稲わらは立派な資源になる。飼料を食べた牛はいずれ人の口に入るだけに、質の良いものを提供していきたい」と話す。