令和4年10月6日
大谷翔平W規定到達
米国の絶賛が吹き荒れた歴史的瞬間
MVP争いのライバル、ジャッジの地元NY記者も「やはり素晴らしいと思う」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、
今季最終戦となった敵地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、5回を投げて1安打6奪三振1失点の力投も9敗目。
史上初の投打ダブル規定到達を達成し、衝撃の二刀流イヤーを締めくくった。
歴史的瞬間、米国でも絶賛が相次いだ。NY紙の記者も「正直言って、これが最もクールだ」と称えた。
メジャーの歴史を塗り替える「162」が刻まれた。
初回2死、大谷は3番ブラウンをカウント2-2と追い込み、97マイル(約156キロ)の速球を投げ込んだ。
遊撃に弾んだゴロをソトがさばいて送球。一塁手のダフィーがこれを掴んだ瞬間、大谷は今季162投球回に到達し、史上初の投打ダブル規定到達を達成した。
この直後からツイッター上でも多くの反応が相次いだ。
MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「初回を無失点に抑えたショウヘイ・オオタニがMLB史上初の投打で規定到達した選手に。
彼の162イニング目だった」、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は「ショウヘイ・オオタニが正式に同一シーズンで投打規定に到達した選手となった」と次々に速報した。
また、大の大谷好きで知られる米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「レジェンドだ」とつぶやいた。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」のベンジャミン・ホフマン記者は「正直に言って、
オオタニのこれまで残してきた成績の中で、これ(ダブル規定到達)が最もクール。
これが達成されることを知ってはいたが、やはり素晴らしいと思う」と絶賛。MVP争いのライバル、
アーロン・ジャッジが所属するヤンキースの地元であるニューヨーク紙の記者まで称えていた。