冷たい雨
枝をつたい
最後の銀杏の葉を抱いて 滴り落ちた
微かな紅を残し 縮れたモミジが
クルクルと回りながら
北風に 駆りたてられていく
傾いた午後の陽は
薄墨色の夕暮れに
いつの間にか とけ込み
生きるものは 声もなく 深い夜に飲みこまれていった
闇を切り裂く 白い三日月
一歩一歩
冬へ落ちてゆく
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写真は ２月に撮ったものです
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三渓園（横浜市）の中にある 古民家です
かなり大きく しっかりした造りです
２階は 蚕を育てる場所だったり 子どもの寝間だったり・・・
暗い家のなかに 一筋のひかり 
魚をくわえ 水面から飛び出た瞬間
そして
一筋の 碧い矢となって・・・
しばらく経つと
カワセミ君 次の獲物を狙っています
このユーモラスな体つきと ダイナミックな動きに
たまらなく 惹きつけられます 
犬の散歩中に すぐ近くまで来ることが何度もありました
ジョウビタキの オス
でも カメラ持ってなかったの・・・
やっと 撮ることができました
日本には 冬鳥としてやってきます
オスの精悍な風貌 （でも・・よく見たら可愛い顔
） とは違い
メス（下の写真）は 淡褐色で優しげ
これは さらに１０日ほど前に 別の場所で撮ったもの
オスであろうが メスであろうが
繁殖期を除いて テリトリーには厳しい ジョウビタキです
公園を歩いていると よく出逢う鳥は
シジュウカラ メジロ そして コゲラ・・・
コゲラは キツツキの仲間です
幹に穴をあけている時は ブレやすいです
一瞬 動きが止まった時を逃さず シャッターを
背景になっている 灰色のもの（下の写真）は 何だと思います？
藁葺き屋根でした～ 
写真は 少し前のものなので 今はもう 落葉したかもしれません
UPするのが 遅れ気味ですネ 
ずっと前行った時には 印象に残らなかった「三渓園」
今回は ボランティア・ガイドさんに案内していただき
良～く理解し 素晴らしいと思いました
但し 写真はあまり撮っていません
もう この雨で散ってしまったと思いますが
紅葉 黄葉が素晴らしかった
銀杏の葉が 雪のように降ってくる・・・
辺り一面 黄金色の葉に埋もれています
美しい眺めでした
三渓園については 折々 写真と共に触れていきたいと思います
写真を撮るためだけに また訪れたいです
いつもの カワセミ君です
ホバリング（羽ばたきながら空中で静止）を 見せてくれました
カッコいい～ 
後姿・・・
まるで 天使のようだね
川越の町の見方は 「屋根瓦」だそうです
（モデルになって頂いた 車夫さん談）
火事には強いでしょうが 地震にはどうでしょう？？？
川越のシンボルになっている鐘楼 「時の鐘」
音色は？ 残念ながら聴いていません・・・
駄菓子屋さんが軒を連ねています 「菓子屋横丁」
溢れるほどの お菓子の山
つい 何か買いたくなりますね～
お団子とか食べながら・・・ あれこれ お土産を買いました
もう少し ゆっくりしたかったけれど
そろそろ 出発時間です
楽しい一日でした
ボランティア・グループの日帰り旅行で
江戸情緒を色濃く残す町 「川越」に行ってまいりました
後から調べたら 見どころいっぱいの場所だったんですね～
バスに乗れば 連れて行ってもらえると 何も調べないし・・・
添乗員さんの説明も聞いていない・・・
先ず 「喜多院」という歴史あるお寺です
この日は 素晴らしい天気でした
もう この辺りで みんなとはぐれてます 
夫に回収され・・・ 有名な「蔵造りの町並み」を歩きます
どうです イナセでしょ？
当時 一番恐ろしいのが火事でした
火にも耐えられるような 蔵造りの商家が建てられ 今に残っています
マンホールの蓋にも 注目
出かける事の多い ここしばらくでした
毎年 新しい事や人に 出逢う時でもある 冬の初め・・・
このブログを始めたのも ちょうど２年前のこの頃でした
たった一度だけで 終わるかもしれないブログだったのに
いつの間にか ２年も続いています
いつもコメントを下さり 有難うございます
そして 静かに見守っていて下さる方々に 励まされています
10日前のこと
キーンと張りつめた冷気が漲る夜空に
木星と金星 そして三日月が くっきりと・・・
まるで 絵本の中の挿絵のように 笑っていました
冬の初めは 不思議なとき
長い長い夜に
気がつくと いつの間にか 時計の針が逆まわりをしている
しんとした世界 鋭くなる感覚
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最近 このブログをご覧いただいている方へ
このブログの始まり 「風の記憶」を読んで下さると嬉しいです
ちょっと長いです （1～45まであります）
その時の方達と いろいろな形で 今でもお会いしています
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