「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 ふゆめがっしょうだん 』

2008-02-14 20:27:33 | 書籍・絵本


            


                ふゆめ がっしょうだん

                       冨成忠夫、茂木透 / 写真
                       長 新太       /  文
                       かがくのとも 福音館書店

       ふゆめ  冬の芽 
       犬と散歩していたら 木の芽が いろんな顔をしていることに
       気付いた。 この写真絵本のお陰かも知れない。
       
          みんなは  みんなは  きのめだよ
          はるになれば 
          はがでて はながさく
          パッパッパッパッ・・・

       梅1輪の暖かさ  冬の芽が教えてくれる。


            


       

      ネットで検索していたら サーフィンする猫ちゃんの記事があった。
             本当に楽しんでいるかどうかは ちっと 疑問だけど・・・   

        でも 。。。 カワイイから保存してしまうことにした。 

      「サーフィンする猫」 msn産経ニュース   


       
                             

    

                 


『 Me and My Captair 私の船長さん 』

2008-02-13 19:11:56 | 書籍・絵本



           

                    私の船長さん

                      M・B ゴフスタイン 作
                      谷川俊太郎     訳


         ユーモラスで、想像力に富んだ木製の小さな人形が
         あたたかなお話を語る。
         大人のための絵本かな。あした チョコレートと付けて
         誰かにプレゼントしたくなるような感じだ。

         ほとんど線だけで描いている絵は とことんまで描いて
         描いて ついには なんだか自然に簡単に描けてしまった
         ような気がするまで描いた。とゴフスタインは語っている。

           

               私は犬といっしょにおるす番、
               そして人生は前と何ひとつ
               かわるところはないだろう
               でも私たちには
               気にかけ帰りを待つひとがいる
               おだやかな航海を願いながら。

              そしてるすのあいだに
              起こったことはなんでも
             そのひとが帰ってきたときに
              話す値打ちのあることなのだ


                        


        買い物へ行くとチョコレートが どこのお店にもいっぱい
        明日はバレンタインデーなのね。
        息子ぐらいにしか あげる人もいないけど
        美味しそうな 「チョコレート」 を手に取ってしまう。

          

        どうせ、自分で食べることになるのだけど・・・  

           
           

        『ショート ソング』 枡野浩一  を読んでいたら

        辞書をひき バレンタインが 破廉恥の
         隣にあると気づいている日

        という短歌があってね。 辞書を見ると 本当だ~ 
        妙にこの短歌が気に入ってしまったよ。(笑)
                異教徒の追害にあって殉死した聖バレンタインの祭日か・・・

        


『 あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま 』

2008-02-08 19:08:25 | 写真

           

              あかてぬぐいのおくさんと7人のなかま

                           イ ヨンギョン さく
                                  福音館書店

        韓国の絵本です。
        絵の雰囲気や文化の違いを観るのも面白いかな。

        針仕事が上手な「あかてぬぐい」をかぶっているおくさんのお話
        ある日、おくさんが眠っていると針仕事に必要な「七つ道具」の
        ものさし、はさみ、針、糸、ゆびぬき、のしごて、ひのしな、が
        我こそは一番大切な道具だと言い争いが始まりました。
        さて・・・

        今日は「針供養」の日だそうです。(関西地方は12月8日)
        折れた縫い針を神社に納めたり、豆腐やこんにゃくのように
        やわらかいものに刺したりすることで供養し、裁縫の上達を
        祈るそうです。
        
        私ったら最近、針を使ったのは・・・ ボタン付けぐらい。 
        裁縫箱はどこにしまってあったかしら? 
        「のしごて」 「ひのしな」 どんなものだったけ・・・ 
        なん~にも していない私、供養するべき「針」もない。


           

          長崎や別府 大分に旅行に行った娘からのお土産
          なぜか、食べ物ばかり・・・
       
                

『 かめきちパパの365日★レシピ』

2008-02-07 08:31:57 | 書籍・絵本


             

            かめきちパパの365日★レシピ
                           亀田保 


          「SAKE TO RYOURI」かめきちさんのブログ  


       1日のアクセス数がやく1万人という料理人気ブログから
       書籍になった料理本です。

       昨日は 少し風邪気味  で
       外は寒いし、雪が舞っているし 夜はサッカーの試合中継がある。
       そんな日は 買い物も料理も楽がしたい・・・
       そこで かめきちさんのブログ「SAKE TO RYOUR」をひらく

       これ、よくな~い 
       「おろしなめたけバーグ」 (2月4日投稿記事) 超カンタン
          
          
      
        ★ 画像はかめきちさんのブログからコピーしたもの ★
           市販のナメタケ瓶詰めと合挽きミンチを混ぜ合わせるだけ
           つなぎ類一切なし 味付けのなし  焼くだけ

         ( さっぱりとした和風で大根おろしとポン酢がよく合いました。)

        
                   

        サッカー・Wカップ アジア地区予選  日本ータイ
        日本の快勝  
        雪の中での試合はTVで観ていても寒さが伝わってきた。

        遠藤の鮮やかなFKが決まって  わ~~~い
        が わずか1分後の同点とされる。
  
        でも、その後 大久保、中澤、巻  のゴール    
        良かったよ。 
 
       
                  
         
               のあと 犬の散歩。。。。
              さてっと、これから図書室のお仕事か。
 


『 潜水服は蝶の夢をみる 』

2008-02-05 19:13:03 | 書籍・絵本

            
    
               潜水服は蝶の夢をみる
                       ジャン・ドミ二ックホビー
                                 講談社

      ある日、突然倒れたELLE誌の編集長ジャン・ドミニックホビーは
      意識は元のままなのに身体的自由のすべてを奪われてしまう。
      動くのは左目のみ
      絶望に打ちしがれる彼だが、やがて瞬きの合図でアルファベットを
      綴り自伝を書き上げる。
             「僕には自由な想像力と記憶がある」 胸に響く言葉。
      興味深かったのはジャンとともにコミュニケーションの手段を
       考えた「言語聴覚士」の存在 凄い。
       実はいま半分読んだところ、これから続きを読む。
      映画にもなるらしい。 ぜひ観たい

         映画 『 潜水服は蝶の夢をみる 』 オフィシャルサイト


      今日は病院へ検査の結果を聞きに行く。

      「肺もきれい 肝臓もきれい 骨もきれい
       再発、転移はありません。 あ、胃のほうもきれい。」とDr
      
       「きれい」をこんなに何回も言われると気分がいい。
       ついでに 顔も「きれい」とは言ってもらえませんでした。(笑)
          ほっ ほっ  ほ~ぅ    安堵して力が抜けていく。。。
       病院の帰り道に買ったのが「潜水服は蝶の夢をみる」の本。
       少し歩いて猫のいる「カフェ&アイスクリーム」の店へ寄った。
       治療中はここで気持ちを整えてから子どもの待つ家へ
       帰ったのだけど、いま、とりあえず その必要もない。
       健康である幸せ 無駄にしてはいけないと思う。
        
            

          
         
                      公園の緑 ねこ ドナテロウズのジェラート  

   

『 はるにれ 』

2008-02-04 18:45:26 | 書籍・絵本


                 

                   『 はるにれ 』

                        姉崎一馬 / 写真
                             福音館書店

       ことばのない絵本です。
        図鑑でもなく写真集でもなく、これは絵本だと私は思います。
       どう読めばいいか・・・
       木はそこに立っています。
       いつも、そこに立っています。
       はる なつ あき ふゆ  

          


      『1本の木を通して 自然の厳しさや美しさ
      四季の移り変わり 時の流れを表現したい。という思いで
      この木を北海道中、探し回った。』と写真の撮影者(姉崎さん)は
      話されています。
      4年の歳月をかけたとも・・・
      1本の木を写したことばのない絵本
       美しい はるにれ  


                    


      今日は立春
      昨日の雪がまだ残る道を犬と散歩する。
      日差しに雪がキラキラ反射して とても綺麗
      時々、屋根からドサッと雪が落ちてくる。
      その度に犬はワンワンと尻尾をふる。
             雪を舐めたり、踏んだり、身体を擦り付けたり
      雪が好きなんだね~  知らなかったよ。
       でも、ホラ 雪だるまが
      また、細くなっている。
      白いやつはすぐに消えてしまうんだよ。
       はるにれの木のまわりをいつか走ってみたいね、おまえと。
       
                                   
       
     
         
      


『 おおさむこさむ 』

2008-02-03 14:37:11 | 書籍・絵本


                   
 

                   おおさむこさむ 
                        こいでやすこ さく・え
                             福音館書店

        おおさむこさむ
        雪がふる日はゆきぼうずがでるぞえ~

        きつねのきっこといたちのちいはソリ遊びにでかけます。
        でかける前におおばあちゃんが

        「ゆきぼうずに会っても けっして寒いとは言わないこと
         寒いと言ったら最後 こちこちに凍らされてしまうからね。」

           

       ソリ遊びをしていると かわいいちいさなゆきだるまが
       「ぼくたち おおさむ と こさむって名前だよ。」と出てきました。
        一緒に遊んでいると・・・

         
                          

      おにはそと  ふくはうち
      パラパラパラパラ まめの音 
      鬼は こっそり逃げていく  ♪

      節分の今日 東京では今年3度目の雪になりました。
      雪は町を真っ白にしています。
      おおさむこさむ   ゆきだよ、ゆきだよ~~
      娘は今朝 福岡へ旅行に出かけました。  
      「飛行機は2時間遅れで空港に着いた」とメールが届きました。
      福岡は雨降りだそうです。
      就職したら遊べないとばかりに一回目の卒業旅行だって。
      就職してもそんなに仕事するタイプでないでしょうが・・・
   

              


『 いつもちこくのおとこのこ 』

2008-02-01 19:50:21 | 書籍・絵本


                   

                いつもちこくのおとこのこ
            ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー

                      ジョン・バーニンガム さく
                      たにがわしゅんたろう やく


       ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシーは(なが~い名前だね)
       お勉強に 学校へ出かけますが
       途中でマンホールからワニがあらわれ カバンにかみつき
       ちこくをしてしまいます。

           


       ちこくの理由を先生に言いますが
        もちろん信じてもらえずに 「もう、うそはつきません」 と
       罰として 300回書かされます。
       次の日はライオンに襲われて ちこく
       その次の日は高潮に襲われて ちこく
       そして、先生に罰をうけます。
       ある日、何もおこらなかったので遅刻しませんでした。
               ところが学校に行くと先生が・・・・

       この絵本を子どもに読むとつぎはなにがおこるのかと
       わくわく、どきどき とするようで大喜びします。

           
         


              ジョン・バーニンガム絵本原画展


       今日はお天気もよいし 少し時間も空いていたので
       どこかへ行こうかと パソコンを開くと美緒さんのHP
       「アナグラム&アート展」が出ていた。
       おもしろそう !
       あと「ジョン・バーニンガム絵本原画展」も開催中だった。
       どちらに行こうか、迷う。
       で、コインをポンとやって決める。

       そして、ジョン・バーニンガム絵本原画展へと出かけた。
        バーニンガムは私の大好な絵本作家のひとり
       やはり 「原画」はいい!
       絵本でみるよりずっと繊細な感じをうけた。

        「ほっとする世界に ちょっと寄り道」と入場チケットに
       書いてあったけど 原画をみていると「ほっ」とする。
        でもね、絵本の原画展なのだから
       もう少しやわらかな雰囲気のある会場にして欲しかったと思う。
       これでは子どもが来たらきっと緊張してしまう・・・