「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 潜水服は蝶の夢をみる 』

2008-02-05 19:13:03 | 書籍・絵本

            
    
               潜水服は蝶の夢をみる
                       ジャン・ドミ二ックホビー
                                 講談社

      ある日、突然倒れたELLE誌の編集長ジャン・ドミニックホビーは
      意識は元のままなのに身体的自由のすべてを奪われてしまう。
      動くのは左目のみ
      絶望に打ちしがれる彼だが、やがて瞬きの合図でアルファベットを
      綴り自伝を書き上げる。
             「僕には自由な想像力と記憶がある」 胸に響く言葉。
      興味深かったのはジャンとともにコミュニケーションの手段を
       考えた「言語聴覚士」の存在 凄い。
       実はいま半分読んだところ、これから続きを読む。
      映画にもなるらしい。 ぜひ観たい

         映画 『 潜水服は蝶の夢をみる 』 オフィシャルサイト


      今日は病院へ検査の結果を聞きに行く。

      「肺もきれい 肝臓もきれい 骨もきれい
       再発、転移はありません。 あ、胃のほうもきれい。」とDr
      
       「きれい」をこんなに何回も言われると気分がいい。
       ついでに 顔も「きれい」とは言ってもらえませんでした。(笑)
          ほっ ほっ  ほ~ぅ    安堵して力が抜けていく。。。
       病院の帰り道に買ったのが「潜水服は蝶の夢をみる」の本。
       少し歩いて猫のいる「カフェ&アイスクリーム」の店へ寄った。
       治療中はここで気持ちを整えてから子どもの待つ家へ
       帰ったのだけど、いま、とりあえず その必要もない。
       健康である幸せ 無駄にしてはいけないと思う。
        
            

          
         
                      公園の緑 ねこ ドナテロウズのジェラート