A Small Miracle
聖なる夜に ピーター・コリントン
BL出版
絵だけの絵本です。
でも、絵だけで心に残るストーリー
ジプシーのおばあさんは、クリスマス・イブだというのに
蓄えも尽き、路上でのアコーディオン演奏にお金と投じてくれる
人もいません。
生活の糧であるアコーディオンを仕方なく質にいれて手にいれた
かずかなお金も路上でひったくられてしまう
そのひったくりが今度は教会の慈善箱まで盗もうとするのを
我が身も顧みず守り、倒されてしまいます。
その時、はるか遠くから・・・
文字もないのに、不思議と会話ができる絵本です。
とても、おばあさんの孤独を感じるのに
それでも、人は何かしら聖なるものに繋がっている
と思える絵本でした。
「 TIME FLOWS 」 ( LIKE WATER )
お友達がCDを贈ってくれた。
「時間や水の流れ、揺らぎ」をテーマにしたという楽曲
ジャンルはJAZZだが、その枠に捉われきれない表現がある。
> 自分の音楽を演奏するときに、メッセージ的なものは
皆無ですけど、小説を読んでいて、その主人公の顔が
だんだんイメージできてくるような、そういう各自のイメージで
楽しんでいただけたらいいですね。
聴き手の想像力が入る隙間、余白があるのが音楽だと思います。
( 市野氏・談 )
想像力が入る隙間・余白がある音楽。 市野氏のお言葉のとおりで
私には音楽の素養がありませんが「TIME FLOWS 」を聴いていて
自由にいろんな事をイメージして 音と会話することが出来ました。
むろん、それは ひとりよがりなものなんですが心地良かったです。
ちなみに71~72年頃のギブソンES-345のギターを使われての
演奏だということです。 ギブソンのギター、いいですねえ~。
クリスマス・イブなので ? 本屋さんに行く。
「告白」・ 湊 かなえ を読んでみたいと思って行ったのだけど
平積みでド~ンとあったので気が萎えて 違う本が選んでしまった。
ついでに 駅前にオープンした店で小さなホールケーキを買う。
仕事で遅くなるからケーキはいらないと娘に言われていた。
どうやら、家では母の私が一番、子どもぽっい・・・