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森の聲だより

森の散歩の処方箋

病室から緑が見えるお部屋の患者さんの方が治りが早いとか
森の中の散歩はストレス軽減になるとか
森が人の心身へ与える効果は医学的にも注目されてきています。

自然が・・・特に植物は人にとってなくてはならないものです。
今、アロマセラピストの仕事をさせていただいて
特に強く感じています。
植物あってのアロマですから・・・・・
私はアロマが好きですが
それ以前に植物が好きで木々が好きで森が好きです。
そして自然が好きです。

山歩きをはじめ
四季の美しさを感じ、その美しさに浸れることに感謝してます。
とは言っても・・・そういうことは意識しないと
仕事や日々の多忙な中では感じることは少ないです。

だから忙し日が続くと「あ~山歩きたい!」っと思ってしまいます。


疲れて「あ~甘いものが食べたい」とか
のどか湧いて「あ~一杯やりたい」とか「お腹すいた~」とか
というように足りないものを本能的に欲求するのかもしれません。

最近「自然欠乏症候群」という病気?が言われてきていますが
聴いたことありますか?
イライラしたり、すぐキレたり、集中力がなかったり・・・
もしかしたら自然に触れることが欠乏して
起きている症状かもしれませんよ。。。



本来、人は自然の中で自然の流れの中で生活してきました。
それなのに現代人は自然に触れることがなくなりました。
朝日とともに目が覚め、日が落ちると床につく・・・
そんな一日のリズムさえ崩れてきています。

C.W.二コルさんの生まれ故郷のウェールズでは医者が
「森の散歩の処方箋」を出すそうです。
とっても素敵な処方と思いませんか?

また日本では森を手入れしながら伐採、剪定に気を配りながら
和精油を生産している会社があります。
自然との共生ですよね・・・

和精油の一つでもあるクロモジと初めて森で出合った時
もうそれはそれは・・・その香りに心打たれました。
こんな香りが森の中にひっそりとあるんだ~っと。
でもクロモジはなんと1000年前から小柴垣として使われていたり
クロモジ楊枝として使われていたんです。
昔から日本人は生活の中に取り入れていたんですね。
正プラス代表の稲本氏はクロモジの香りを
「森の精霊のささやき」と言ってます。

繊細な香りは時に元気に
そして時にリラックスさせてくれます。
山歩きをして疲れてくると・・・傍にクロモジがあることが良くあります。
目につくんですね。
葉っぱを一枚頂き香りを嗅ぐと「ファイト!」とエールを送ってくれるんです。

日本でも「森の散歩の処方箋」を出せる医師が増えることを願います。
そして処方箋がでて散歩できるような健康な森が増えることを願っています。

自然欠乏症候群なんて・・・もともとなかった病気です。
そんな病気がなくなる日がくるとイイですね。



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