森の聲だより

悩む学生さん

緩和ケア病棟のアロマボランティアの日に

看護学生さんもちょうど実習に来てました

アロマ希望のあった患者さんのお部屋に伺うと・・・

中から学生さんの声がしました。

「疲れてしまったかもしれないのでこれで失礼します」と・・・

患者さんに挨拶して学生さんがお部屋を出るところでした。

そこへ私がアロマケアに伺ったのです。

その学生さんはほっとした顔で

「アロマをするところを見学してもいいですか?」っと言われたんです。

「もちろんどうぞ。。」っと

香りを決めてタオルを足の下に敷いて

少し浮腫んだ足のアロマケアを始めさせていただきました。

はじめ辛そうなお顔でしたが

そのうちウトウト・・・スヤスヤ・・・

完全に寝てしまったら・・・学生さんが小声で

「実は今日からここの実習が始まったんですが・・・

  私はどんな看護をしたらいいのか正直分からなくて...」っと

「見て、すごく穏やかなお顔されているでしょ?」

「はい!さっきまで少し痛みがあるっておっしゃっていたんですが

 気持ちよさそうに寝てしまいましたね」

 

私がお部屋をノックしようとしたとき

病室を退室しようとした学生さんは

苦しそうにしている患者さんの

そばにいることが辛かったのかもしれません。

何もしてあげられない辛さ、

そんな時にどんな看護をしたらいいのか分からない

そんな状態だったんでしょうね。

 

私も学生の時・・・

新人の時・・・

苦痛のある患者さんを前に

どんな関わりをしたらいいのか分からず

苦しんだことあったので

学生さんの辛さもよく分かります。

 

でもあの穏やかなお顔を見てもらったら

きっと必要なケアやできるケアを考え

寄り添うケアをしてくれるのではないかと

期待しています

 

その後・・・廊下で学生指導の看護学校の先生と

ばったり会いました

なんと!!私の同級生ではないですか・・・・

「今ね~学生さんがアロマの見学してくれたよ~」というと

「アロマのこと学生たちにも話してあげてね」っと

逆に言われました!!

お~~私が学生さんの指導ですか~~~

アロマの事ならいくらでも話してあげよう

未来の看護師の卵たちに


二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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