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森の聲だより

それぞれの想い

緩和ケア病棟でのアロマボランティアの後

の勉強会の内容です。

今回の勉強会のお題は

「もしアロマケアの最中に患者さんが

私、もうすぐ死ぬの?っと聞かれたらどうしますか?」

というテーマでした。

こういう場面に出くわしたとき 
どのように返事したらいいのか・・
どきっとしてしまいますよね。

ボランティアのみんなの思いや対応はこうでした。

ゆっくり話しを聴く

辛さは分からないけど分かろうとする

少しでも穏やかになるよう祈りを込めてアロマケアをする

目をそらさず対応する

聞かれたときに必ず答える必要はなく沈黙の間を持ちながら対応する

こちらが答えを出す必要はないと思う

反復の言葉で返してみる

重いテーマで色々出た対応方法が奥が深く大変そうですが
それを皆さん普通に話してくださったので
すごいな~と思いました。

こういう思いで対応してくれているから
患者さんも話を聞いてほしくなったり
大切なことを聞いてみたり
するのかもしれません。

そして言葉を発するのにはエネルギーが必要なのだそうです。
そのために沈黙の間が必要なのだそうです。

面と向かっての沈黙はそうそう長くは続きませんが
アロマケアをしている時の沈黙はどんなに長くても全く苦になりません。

アロマケア中の沈黙は
患者さんたちが言葉を発するのに
必要なエネルギーを補充する
大事な時間になっているのかもしれません。

今日は色々学びと仲間の想いが感じられた
貴重な時間となりました。

また今回の勉強会のために
それぞれが文献を紹介してくれました。


私も早速読んでみようと思います。

二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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