~住み慣れた地域で安心して過ごせるように~
今日は千葉県在宅がん緩和ケアフォーラムを聴きに行ってきました。
在宅療養している方、そのご家族が
安心して日々を暮らしていけるように・・・・っといつも願いながら
私たちも訪問看護をしています。
「安心感」これが大切ですよね。
実は今日、講演される樋野興夫先生の「がん哲学外来」って
どんなものなのだろうって興味があり行ってきました。
病理医師の先生が
病理を考える生物学と人を考える人間学を融合させ
がん患者さんとじっくり対話していく・・・・・・
樋野先生の話を聴いていると・・・・・そんなに肩に力を入れて生きなくていいんだ~って
ふ~っと力が抜けていくのを感じます。
きっとがん患者さんたちも先生との対話の中で
穏やかな気持ちになって行くんだろうな~そんな感じです。
「がん細胞は家族で例えると不良息子や不良娘みたいなものです。
いくら不良とはいえ我が子です・・・うまく付き合うようにするでしょう・・・
そんなものですよ・・・・癌も身の内・・・」って。
末期の患者さんに対し、生きる意味、死ぬ意味などを問う
この外来が大きな評判を呼んでいるそうです。
樋野先生の講演が終わるとあっという間に著書である
「末期がん、その不安と怖れがなくなる日」は完売。
あ~残念!本屋さんで探してみようっと。。。。
不安と怖れがなくなる=安心
安心の中でいられるからこそ自分らしく生きていけるんでしょうね
そして人生から期待されることを人は望みます・・・・・
それが「愛」ともおっしゃっていました。
なるほど・・・・・やっぱり愛は人を救うんですね。