丹羽レーシングのブログ

日々の活動やオリジナルパーツなどを紹介していきます。

トゥディ反転

2007-10-05 17:40:05 | インポート

Dsc02239

トゥディがひっくり返ってますw この状態になるといよいよ補強するという気分になります。

ボディー補強時に使用する3種類の溶接機の説明をしたいと思います。

まずは、主にドア開口部などに使用するスポット溶接機です。Dsc02237

Dsc02238

このように挟める箇所しか使えませんが、 塗料を剥すだけで溶接できるので比較的簡単ですし、溶接棒を使用しないので重量がかわりません。 

次は半自動溶接機です。Dsc02234

Dsc02236

これは挟む事の出来ない箇所のスポット溶接に使用します。 この溶接だと重なってる鉄板の上側だけドリルで穴を開け、 その部分に溶接棒を流し込んで溶接するので手間がかかります。 大きく溶接が盛り上がってしまった場合は、重量増にならないために、削るので2度手間になります。 でもほとんどの箇所はこの方法によるスポット増しになります。 

最後はTIG溶接機です。Dsc02232

Dsc02233

これは、鉄板が重なってるフチの部分を溶接する時に使います。 半自動溶接機でも可能ですが、TIG溶接は溶接棒を使わずに、鉄と鉄を溶かしてつける事ができるので仕上がりも美しく、また溶接棒を使わないので重量が増えません。

一口に補強といっても、色々なやり方と溶接方法があります。

トゥディを補強して感じるのは、純正スポットの少なさと、鉄板の薄さです。

期待できるかも? 早く乗りたいなぁ。