あこう通信

日々の気づきや出来事について
日本道での活動

転換点・・・No.186

2011-03-20 12:27:23 | Weblog
大震災から1週間が経ち、被害状況が明らかになるにつれ、
今回の震災がいかに巨大なものだったかがわかります。
また、原発事故は予断を許さず、大変心配です。
命をかけて復旧されている方々には感謝の念で一杯です。
お体に気をつけて頑張って下さいとしか、言いようがありません。

さて、今回の震災でいくつかの気づきがありましたが、
その中で、特に感じたことはライフラインの大切さです。
   電気、水、ガソリン、食料・・・これらの有難さが
よくわかりました。スイッチを入れれば簡単に快適な生活が
手に入ることを当然の事のようにいつのまにか錯覚してしまって
いました。ところがいざ電気や水やガソリンが手に入らないと
なると、その不安はたいへんなものです。
  時代が一挙に昔に戻るのです。そういえば、子供の頃は
テレビも、電気冷蔵庫も、水洗トイレもなく、内風呂も無いのが
当たり前でした。温水などはもちろん出ず、冬には手足に
霜焼けが出来ていたものです。知らず知らずの内に贅沢な暮らしに
なり、そのことが当たり前になっていたのです。

   地球温暖化が問題になるなかで、省資源、省エネについて
真剣に見直す絶好の機会を与えられたのかも知れません。
今回の震災で、快適な生活を少しずつ我慢する習慣を
身につける時代に入ったのだという認識が必要でしょう。
何年か後に、あの大震災が日本のエネルギー史あるいは
生活史の転換点だったと言われるかも知れません。

  今の不便さを当たり前と思う事が環境には優しいのですね。
  
コメント
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