晴耕雨読とか

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尾瀬クマ調査2016

2016年05月01日 | 生き物
全国的に記録的な小雪の今年。
尾瀬もその例外ではなく、例年よりも雪が1m以上少ない…という異例な事態です。

そのため、いつもはGWに行っていたクマ調査が前倒しになり、4月23日からになりました。


で……こんな感じですわ。



尾瀬ヶ原にまったく雪がない。。。


ちなみに去年のGWはこう。



いやー、どうなんってんの?
じつに62年ぶりの小雪だそうです。




当然池塘もマル開きです。
ゲンゴロウも泳ぎ、イモリも起きて(1匹だけ)、モリアオガエルが鳴いていました。




ヤマアカの卵も。







木道のウンコ(キツネ?)にはシータテハさんが。





確かに「C」。




いやー、秋みたい。


ミズバショウで有名な下ノ大堀もミズバショウが咲き始めていました。









ワタスゲの花も。




ニッコウキスゲかなあ?




ノビタキが来ていました。




これじゃあ、クマも見つからないなあ…。

わたしは、土日月と計12時間、みっちり、ねっちり定点をしたのですが、クマは発見できず。
去年は計17頭も見えたのに…。
シカやカモシカは普通に発見できたんですけどね~。

麓の季節も早く、山菜などが出始めているので、早々に移動したのではないか…ということに。

わたしは月曜の午後に降りてしまったのですが、
調査自体は、水曜までも続けられ、5日目にしてようやくデカイのが1頭発見されたようです。

いやー、難しいですね。


それにしても、この異常気象は、クマだけでなく尾瀬全体に今後どう影響が出るのかは要観察ですね。

去年、数多く見た1歳子が、二歳になっているので、傍若無人系のお年頃になります。
何もないといいなあ。。。。。


あ、土曜日には環水平アークが見られましたよ。






3日間で春が一段と進みましたよ。


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