晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

ダンゴウオとシロウオの夜 ←アユと判明…

2015年12月27日 | 
12月末。満月、大潮の週末。
当然、ダンゴだーと妻とその友人の3人で磯に行きました。

ちょっと早めに海に着いたのですが、かなり波がある…。
潮もそれほど引いてなさそうだったので、下見がてら海岸に歩いて行くと…


ゴーーーーーー!!


風が! 風が!! 前に進めないほどの爆風が吹いている。



ぎゃははははは!! 前に、前に進めない!!!


…どういうわけか大爆笑。。。



いや~、これはしんどいから、ちょっとコーヒーでも、ということでデニーズへ退散。。。



21時半ぐらいまでデニーズでグダグダして、再び海へ。
あいかわらず風は強いものの、潮は充分に引いていたので磯に降りる。


海面にさざ波がたって、潮だまりもなかなかうまく見えない…。
先月ダンゴを見つけたいつもの潮だまりも、丹念に探すものの発見できず。


んー、厳しいなあ。


少し深めの水路に入って探してみると、ライトの明かりにちょろちょろ寄ってくる細長い魚が。

イワシじゃない。前にもなんか見たあるな……。

箱メガネでちょっとすくってみる。





ちょろちょろとしてまったく写真は撮れず。。。
ウナギの幼魚、、なんだっけ? シラスウナギとか思ったのですが、これはシロウオかな? シラウオじゃない方。

いや、これはアユだな!(笑 ) 3年後の追記





家に帰って、最新の図鑑を見ると、たしかにシロウオのよう。


だからアユだな!



ええ、淡水魚の図鑑で調べました。この図鑑、最高ですよ。


シロウオはハゼ科なんですね。


海岸線が入り組んだ、波の穏やかな透明度の高い沿岸部に生息する。

(中略)

遡河回遊魚で、1~5月頃、河川に遡上して石の下に巣を作り産卵する。



おおおおっ、川を上るんだ! んー、この透明なまま石の下で産卵するのかな?
ちょっと見てみたいな。やばい、次のテーマかも…。


そうこうしているうちに、忘年会でのアルコールを拒否してまで夜の磯に飛んできた友人も合流。


その直後、妻が「いた~」とダンゴを発見。ということで、その友人がダンゴを連れてきた感じです。

今回もまた浅い潮だまり。




赤いの。岩とそっくりな色。大きさは、それほど先月とは変わらない印象で、12mmぐらいの感じ。


4人で観察していると、「あ、もう1匹いる!」と遅れてきた友人が発見。






今度は緑。




かわいいなあ。


友人は、自ら「おれはダンゴウオの天使だな。ダンゴに好かれてるんだよ」と訳の分からないことを言い始めました。
中年のくせに~(笑)。
まぁ、先月、初の11月のダンゴ発見もその友人がいっしょだったので、“持ってる”のかもしれません。




結局、23時半過ぎまで観察して引きあげました。









(その他)

ウミウシはさっぱりおらず。タツナミガイと小さなアメフラシぐらい。




そういえば、ウミユスリカもいなかったなぁ。