晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

初秋のキノコ

2012年09月17日 | 生き物
近所の雑木林にキノコがいっぱい生えていたのですが、なかなか種類が分かりませんね。
大学院のころ、キノコを扱った研究をしていたなんて…とても言えないな…。



コナラ林に菌輪か?と思うような感じでいっぱい生えていました。




ほとんど同じ種類のようで、傘にはつぼの破片、周辺部には溝線あり。
柄には膜状のつばが残る…。

うーん…。



根元は丸く膨らんでいる。



掘ってみるとこんな感じ。

うーん、傘に溝線があるので「タマゴテングタケモドキ」かと思ったけど、
そんなに基部が卵っぽくないので却下。

テングタケ科かと思ったけど、ハラタケ科の可能性だってあるな。

うーむ、とりあえず『山溪カラー名鑑 日本のキノコ』、
『新装版 山溪フィールドブックスきのこ』の2冊をめくったけど分からず…。

…というか、そもそも1種類か!?
写真も見てたらそれぞれちがうような気もしてきた…。

続いてはこちら。
黄色くてでっかいからすぐ分かる…と思ったけど。



タマゴタケモドキ
 こいつは傘に溝線があるな。
 タマゴタケモドキはないみたい。



 つばが黄色だし。
 タマゴタケモドキは白い膜状…。



 つぼもそんなに明確じゃないし。

キタマゴタケ
 溝線アリ。○
 つば黄色。○
 つぼ……。うーん…△
 傘は、図鑑を見ると、柄の付いた中心がちょっと盛り上がって「中高の平ら」状だな。
 こいつは現状は「まんじゅう形」か。△

ウスキテングタケ
 傘に条線あり。条線?
 「傘は淡黄色で周辺に条線を有し…」。うーん、溝線とちがうのか?
 柄は傘より淡色…。×かな?
 テングタケより傘が厚いしな…。そういうことじゃない?

うーん、うーん、キタマゴタケかな???
まったく自信なし。