晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

車窓の動物

2008年12月01日 | 生き物
先週の金曜日は日帰りで長野出張。帰りは、ストーブが焚かれたローカル駅から単線に乗る。車両にはスノーボードを持った青年が一人。

ぼんやりと暮れかかる外を見ていたら、線路脇の林の中を歩くサルがいた。2頭。薄く積もった雪の上を電車から逃げるように林の中に入っていった。

走る電車。ほんの数秒でサルたちははるか後ろに。

そういえば、立山出張の帰りに富山地鉄に乗ったら、線路脇の林のなかにカモシカがいた。一瞬、幻かと思ったけれど、たしかにカモシカ。黄葉した低木の間にたたずんでいた。

目の前に座っていた同僚に声をかけることなく、そのカモシカの存在はわたししか知らない。走り去る電車。


電車から見る動物は、不思議な感じだ。車窓からの景色は、映像のようで現実感がない。

たしかにいた。でも、もうずっと遠く。音もにおいもも感じることなく、体温を感じることもなく。でも、たしかにそこにいた。