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晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

遭難

2009年06月30日 | 
日曜日に山に入っているときから、下からはパトカーのサイレンが、上からはヘリコプターの音がしていました。

下山してみると、集落にはパトカーが5台。奥多摩中から集まったのでしょう。軽自動車のようなパトカーがみっちり停まっていて、ちょっとかわいかったです。あとは消防車とか赤いワゴンとか消防関係の車がやっぱり4、5台。

話を聞いてみると、登山者が鷹巣山の下あたりの沢で滑落したとのこと。

ヘリは警察のと消防のとが2機。登山者をホイスト(つり上げる)する場所を探していたようです。

遭難すると、、、たいへんだなあ。みんなに迷惑かけるなあ、、、と素直に思いました。

一緒にいた友人が、「なんで山の遭難に消防車が……。今、奥多摩のほかの場所で火事があったらどうするんだろう…」という素朴な疑問にはちょっと笑いましたが、、、。

エゾハルゼミの山に登る

2009年06月29日 | 
日曜日は、奥多摩の秘密の山に行きました。

山は深緑。エゾハルゼミの鳴き声のシャワーを浴びながら登りました。



この山は、けっこう太いブナの木があります。



エゾハルゼミの幼虫の抜け殻を見つけました。



林床にはギンリョウソウが咲いていて、独特な存在感がありました。けっこう好きな植物です。ま、植物に見えませんが……。

梅雨の山は、カエルがそこここにいました。



ヤマアカガエルかな。1.5センチぐらいの小さいのから、4センチぐらいのまで、計4匹見つけました。



あとは子ヒキガエルが1匹。

下りでは、森の中で音もなく滑空する大型の猛禽類に出会ってびっくりしました。2頭も見ました。クマタカのようです(まじで)。この山ではけっこう見かけるそうです。

登り下りで約5時間ぐらいかけて歩きましたが、実際は、ごろごろしたり、森でじーっとしていて野生動物でも出てこないかと待ってみたりと、あんまり歩かずに、のんびりとした山行でした。

いやー、海もいいけど山もいいです。


新緑の大清水

2009年05月15日 | 
大清水周辺は新緑がきれいなころでした。谷沿いにはオオルリがいて、まだヤマザクラとかも咲いていました。


ブナの新緑をバックにしたナナカマドの芽吹き


今年は、ブナの花もいいようで、クマたちも大喜びのことでしょう。


ブナの雄花

遭難救助?

2009年05月08日 | 
北アルプス滞在中に長野県警のヘリが来ました。けが人の収容だったようです。かっこ良かったです。



おそらくアイゼンかなにかで顔を切った男性をおろしたようです。見た人によると血痕が雪に点々とついていたそうです。顔に絆創膏張ってヘリでGOです。県警のヘリでよかったのですね。民間のヘリだと100万円とかかかるそうですから。

ま、ぶっちゃけ、そもそも、その場に県警の救助隊が入っていて、テレビの取材班もいましたから、いろいろ大人の事情があったような気もしないでもありません。

登山靴 試し履き

2009年04月29日 | 
先月買った登山靴ですが、まだ一回も履いてませんでした。

GW後半に山に行くことになったので、慌てて履いてみました。いつもの雑木林のアップダウンのあるところを選んで歩きました。



靴そのものは、登山靴らしくしっかりとした印象だが(あたりまえか)、けっこう軽くていい感じ。ちょっと足首の内側が当たる感じがするけど、ま、それは靴紐で調整か。

懸案(?)の熱成形のセミオーダーメイドのインソールですが、履くと土踏まずのかかと側にけっこうな違和感を感じました。ぼこっとしてる感じ。でも、それが歩き始めるとほとんど気にならなくなりました。やや、蹴り出しをサポートしてるような印象も。

なかなかですね。ま、本番でレポートします。


登山靴を買う その2

2009年03月19日 | 
ていねいなフィッティングの末、靴はグレードというか使用目的をベースにデザインを加味して決めました。結局、日曜日に目を付けていたGARMONTの靴です。値段も手頃でした。

で、値段も手頃だったこともあって、はやりの熱整形のインソールを作ることにしました。最近は「フットベット」と言うそうです。

コンフォマーブルのものにしました。まずは足のバランスを見ます。



台に乗ると、隣のPCの画面に加重が表示されます。



アーチが高く、内転傾向があり、左足のバランスが悪いそうです。

えっと、以前に大学病院のスポーツ外来の先生に足を見ていただいたのですが、まさにその通りでした。

で、これに合わせてソールを整形しました。30分くらいかな。足の型を取って、それに熱でやわらなくしたソールを入れてカタチにします。で、スタビライザーをつけて、グラインダーで削って……。

いやー、面白かったです。オプションのスタビライザーをつけて、約1万円ぐらい。高いか安いかは、、、履いてみて検証です。

登山靴を買う その1

2009年03月18日 | 
さて、山用のジャケットを買ったので、次は登山靴です。前履いていたのはASOLO社のもので、ご多分に漏れずポリウレタンの加水分解による劣化であえなく破断……。ここ数年、しっかりとした登山靴がな状態でした。

で、先週、神保町の「さかいや」で目を付けておいたのを、今日、買いに行きました。

お兄さんが対応してくれたのです、これがまた、、、、きちんとして、ていねいでびっくりしました。

まずは、「足のサイズを測りましょう」というとこになりました。



「23.5……!?」
「え?」
「ま、24ですね」
「ええっ!? 小さっ!!」

たしにかに、スニーカーとか、女性ものの24.5センチは履いたりしたけど…。
ま、妻と足の大きさが同じで、彼女のが大きいと思っていたのですが、わたしの足が小さかったのですね。

びっくり。

(つづく)


使ってみないと分からない。

2009年03月16日 | 
昨日、いろいろ迷ったジャケットですが、今日、山道具に詳しい同僚に「パックライトとかって、やっぱり強度に問題があるのかな?」と聞いてみました。

「ま、いろいろあるけど、結局、自分で使ってみないと分からないよ」と至極もっともなご意見。

その通り。使ってみるしかないですね。買います。マウンテンハードウェアのタイフーンジャケット。色はオレンジ。袖はアメリカサイズでちょっと長いのですが、、。

これ。クリックするとオフィシャルサイトに行きます。

丹沢といえばシカ柵

2009年01月04日 | 
丹沢には学生時代もあまり行っていなかったのですが、それは丹沢が嫌いだったからです。

その理由はシカ柵の多さでした。

丹沢はけっこう昔からシカの増加が問題になっていて、山じゅうをシカ柵で囲われていました。わたしが行っていたのは20年ぐらい前だから、おそらく丹沢のシカ問題の歴史は30年も40年もたっているのでしょう。

なんかもう、そのシカ柵の多さと、山でドアを開けて入ったり、はしごで登って降りたりしてシカ柵をクリアするめんどくささとで、うんざりしてしまったのです。シカ柵を越えるうちに、いったいそこがシカ柵の中なのか外なのかも分からなくなるぐらいなのです(これは今もそうでした)。



で、当然(?)、シカ柵の中にもシカがいて、シカ牧場と揶揄されていました。それから20年。何が起こったかと言うこと、シカは、シカ柵だらけの山腹を避け上へ向かったのです。

それでこれです。



名前が変わりました。植林木を守るシカ柵から「植生保護柵」となりました。効果は同じですが、目的がちがいます。自然植生を守るための柵です。中を見ると一目瞭然。ササを中心とした林床の植物が残っていました(復活?)。

たしかにうっすらとした記憶ですが、20年前よりも山が荒れているような気がします。もともと、丹沢の持つ地形地質と関東大震災の影響で崩れたところが多い山でしたが、今回歩いても、なにか、すさんだ印象を受ける森もありました。

こうなると野生動物の保護の問題とか、あるいは林業の問題ではなく、「治山治水」(これも林業の範疇ですが)の危機という大きな問題になっている感じがしました。

各地でシカが大きな問題になっていますが、先進地である丹沢や日光で得られた教訓はあまり生かされているような気がしません。というか、その丹沢ですら試行錯誤ですから……。自然を管理しようなんて、しょせん学者の戯言ですね。

アルコールコンロ

2009年01月03日 | 
今回の山行では、久しぶりにアルコールコンロを持っていきました。



パイトーチというコンロです。燃料用アルコールを使う小さなコンロです。ちょっと写真では見にくいですね。専用のコッヘルはどこかにいってしまって、このコンロにはちょっと大きいチタンのコッヘルを使っています。

アルコールコンロのいいところは、なにより音が小さいこと。自然の中でゴーゴー音を立てるガスコンロは無粋ですよね。お湯が2分で沸こうと、5分で沸こうと、そんなにちがいませんしね。

アルコールコンロは、トランギアという北欧のメーカーを中心に、いまでも山のお店で見かけますが、このパイトーチはなくなっちゃいましたね。優れものだったのですが。

鍋割山登山

2009年01月02日 | 
新年早々、登山に行きました。リハビリです。

丹沢の鍋割山です。最高でした。天気最高、展望最高、鍋割山荘の鍋焼きうどん最高!


大島がほんとうに大きく見える。


980円也。

ま、あまり生き物は見られなくて残念でしたが、妙にジョウビタキを見ましたね。シロハラと。ボルネオのマメジカのような子鹿と。

丹沢に登るのは、、、およそ20年ぶりぐらい。昔は夏とかだったのか、こんなに冬は展望がいいとは! 左は東京湾から右は富士山まで。だいたい160度ぐらいの展望か。

合成してみました。


→右につづく

いや~、小田急線でちょちょいだからまた行こうっと。



なぞのシステム

2008年12月20日 | 
さて、そのホグロフスのジャケットですが、なぞの機能を発見。

これ→


首の後ろのタグのところに、二等辺三角形の布がついていて、その頂点にはゴムのリング(指が入っているところ)がついているのです。

なんだろう、これ?

きちんとタグの後ろに隠れるというか、セットされるというか(写真のロゴの下に入る)、、、。

まずは、フードを丸めてこれで止める、、というが思いつくが、やや、長さが足りないし、そもそも止めるボタンのようなものがないのです。

あとは、服を掛けるときのものかとも思ったけれど、三角形になってる意味はないし、掛けるところがゴムだしな。

むむ。やはり先進の多機能ジャケットなぞ、わたしには扱えぬのか…。

買っちまったよ高級ジャケット

2008年12月20日 | 
買ってしまいました。ホグロフスのシェル。Helium Q Jacket。定価……じつに6万5000円!! びっくりです。



当然、そんな値段で買ったわけではなく、輸入元のファミリーセールで型落ちのモデルです。ちょっと言えないぐらい安かったです。

女性モデルのEUサイズで38が身長165センチのやせ形のわたしにはぴったりです。

あきらかに……わたしにはオーバースペックです。ゴアXCRの3レイヤーなんて。でもでも、ホグロフスだし、安かったし。

本当は厳冬期のクライミングとか用なのに、基本は通勤か!? せめて奥多摩でも行くか。今シーズンもどこかスノーシューにいったときに、その高性能の一端をかいま見ることができるか。。。

ゲンゲの唐揚げ

2008年11月10日 | 
立山室堂にあるみくりが池温泉で昼食を食べた。

みくり丼、980円。



ゲンゲの唐揚げと、白海老のかき揚げがのったどんぶり。ゲンゲとは富山湾で捕れる深海魚。

うまい。山で富山名産の海産物が食べられるとは思わなかった。ま、山とは言っても、車で上がれるから当然か、、、。

白海老の昆布シメも最高でした。

ちなみにみくりが池温泉は日本一高所にある温泉だそうですが、残念ながら温泉に入りませんでした。