みのおアジェンダ21の会の皆様が、環境問題についての出前授業をしてくださいました。
地球温暖化により1か月で溶ける南極の氷は、大阪府の面積とほぼ同じ大きさだそうです。
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの60%が二酸化炭素。
二酸化炭素は火力発電の際、燃料を燃やすことによって大量に発生するため、火力発電をできる限り減らせば良いんだ、と気づいた子どもたち。
水力発電や、太陽光発電など、環境にやさしい発電方法をたくさん答えていました。
手回し発電機を使って、様々な電球の明かりをつける体験です。
LEDの電球はとても軽く回せるのに対し、白熱電球はハンドルが重いことから、LEDライトは少ない電力で明かりのつく節電になると、身をもって学びました。
豆電球がつながれたスイッチが3つあり、1つのスイッチを入れたときは軽く回せるのですが、3つになるとやっぱり重くなります。
たくさん明かりをつけると、大きな電力が必要になるということが理解できたようです。
色んな体験をさせていただいた後、自分たちにできることは何か考えました。
5年生にもすぐにできることは、そもそも電気を使わないこと、つまり「節電」です。
様々な家電について、どうすれば節電できるのか、無駄な電力を使わないで効率的に使えるのかを話し合いました。
環境学習が終わった後、教室を使わない時に、「節電せな!」と言いながら電気を消していたり、エアコンの温度を気にする姿もありました。