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マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

海外生活体験素人だけど、マレーシア中長期滞在をお考えの方のために

2009年12月11日 | 総論と分析と考察
長年働いた会社を定年退職された後または仕事や自営業を引退された後、海外に長期滞在しようとお考えの方は、世の中に少なからずいらっしゃるようですね。団塊世代の大量定年でこの傾向が強まっているなどと言われているそうですが、私は長年日本に住んでいないし、日本人社会とのつながりが非常に薄いので、インターネットなどに現れる文字としては知っていても実感としてはわかりません。

中年時代に長年ある国またはある国々で過ごしたことのある方は別ですが、たまに団体での海外旅行に参加したことがある程度とか、ごく短期の海外滞在程度しか海外の経験はないという方の場合は、海外に中長期滞在するというのは、容易なことではないことは想像に難くありません。

いうまでもなく、海外は日本ではありません。このことを単なる目に入る文字としてではなく、生活の中に受け入れることが必要ですね。それができない人、そうしたくない人は、100% 日本の会社や日本人相手の現地会社におんぶに抱っこされた形で海外滞在地を選んでもらい、90%日本人に囲まれて、80%擬似日本的環境に依存した暮らしをするしかないでしょう。

当ブログはそういった形の海外中長期滞在を望まない、目指さない方たちのためのブログです。これが世の中に幾多とある、海外ロングステイ・長期滞在のためのサイトやブログとの大きな違いです。海外長期滞在をお考えの方に、至れり尽くせりのサービス提供などを掲げて読者のご機嫌伺いの調子で書くようなことはしていませんし、その種の団体や会社に属してはいません。

定年後、引退後、海外に中長期滞在されたいと真面目にお考えの方に、いわば自立した滞在者になるための情報とヒントとさらにはアドバイスをこのブログでは書いてきました、そして今後も書いていきます。
せっかく海外に中長期滞在されるのであれば、できる範囲で”リトルジャパン”から距離を置くのもいいのではないでしょうか? この意味は日本人コミュニティーに浸ることなく付かず離れずに、そんな形で海外滞在を過ごされるまたは過ごされたい人たちを応援したいという気持ちからです。

中長期滞在の地として、マレーシアに候補地を決める可能性が高い、またはそこまでは未だ至ってないがマレーシアは候補地の1つであるという方が、マレーシアマイセカンドホームプログラムの内容に強い興味を持たれる主たる層だと思います。プログラムの細かな規定及び条件とその解説は当ブログの過去の書き込みを丁寧にご覧ください。

またマレーシアマイセカンドホームプログラムに参加しなくてもマレーシアに中長期滞在できることは、11月の記事で書いたとおりです。よってここではプログラムに参加されたい方たちも、するつもりのない方たちもいっしょに頭において書いています。

マレーシアにほとんど住んだことのない方はいうまでもなく、たとえ住んだことがあっても、ほとんど企業などの手配で高級コンドミニアムに住みもっぱら日本人社会・企業の中で短期過ごしただけの方では、マレーシアの状況はよくつかめません。こんなことは至極当たり前なのに、あまたあるインターネット世界ではごく一方的な経験談を基に決め付け論調で書いてるブログやサイトをたまに目にします。
またシンガポール人の見方をそのまま信用してしたり顔で書いたり、欧米のごく一部で生活したことを基にして海外長期滞在アドバイザーきどりで書いている人もいるようですね。

大体1週間程度の海外ロング滞在ツアーなどに参加して、その国の状況がわかるわけありません。逆の立場を考えてください。ある外国の人たちが全て事前手配されたツアーで日本にやって来て、4,5日滞在して日本がわかるなどと言ったら、皆さんはなんとお思いになりますか?

事前手配の4,5日ツアーは単なる体験です。もちろん体験から物事は全て始まるので、それ自体が悪いということではありませんよ。体験という意味合いでは役に立つということです。 その体験が終わったら、今度はできるだけ自分で体験を広げてみませんか? それが当ブログで書いている、マレーシアマイセカンドホーム情報をまず自分で理解してみる、事前に住居情報を入手してみる、などといったことです。 

そういった事前準備を自分たちで進めていく中で、いろんなことに出会います。気に入る事、嬉しいことばかりでなく、嫌なこと、不愉快なこと、失望することにも出会います。これはごく当たり前のことであり、人がある国で暮らし始めればその国の明と暗を目にします。日本で暮らしていても全く同様ですね。しかしある国、ここではマレーシア、で嫌なことや不愉快なことにあったからといって、すぐにそのことから全てを否定しないでいただきたいなと、願っています。海外で暮らすということは、いかに嫌なことや不愉快なことを乗り越えていくかに多いにかかっています。 だから早い時点でそういうことに出会うことが大事であり、必要でもあります。

その出会った、嫌なことや不愉快なことにどうしても我慢ができなければ、マレーシアを中長期滞在の候補地から外せばいいわけです。ですから、ご自分で体験を広げる過程と期間は大事なのです。その必要期間が1, 2ヶ月で十分なのか、半年ぐらいかかるかはその方の順応性と考え方次第でしょう。ある嫌なこと、不愉快なことに対して、その許容度というか受け入れ度は人によって多いに違いますよね。よってそのあたりが、ある国、ここではマレーシア、を中長期滞在地と決める決め手になることでしょう。

ところでIntraasiaはマレーシアを長年論じ、同時に売り込んでもいますが、何もマレーシアだけにこだわる必要はありません、ということもはっきり言っておきましょう。マレーシアのある面がどうしても受け入れられない人は当然いらっしゃるでしょうから、そういう人に、マレーシアを是非中長期滞在地にしませんかなどと説得するつもりはありません。他国が気に入れば、それはそれで結構なことだと思います。Intraasiaは二昔以上も前の1980年代中頃から東南アジア各国を広く旅し、徘徊し、働き、滞在してきました。よってIntraasia の中では、滞在地としてマレーシア以外の3か国も候補地になっています(ただし経済的余裕がないので未だに実現していませんけどね)。

さてご自分たちで体験を広げていく中で、自分たちだけで交渉できない、解決できない方が少なくないことはよくわかります。そういうときに、日本人向けにビジネスを行っているマレーシアマイセカンドホーム代理業者やマレーシアにそれなりに詳しい知人に頼むことは自然なことでしょう(Intraasia もそういう場合はお手伝いしますよ)。

人生のシルバー期を海外で過ごしてみるのは、すばらしいことだと思います。 とりわけこれまでほとんど海外体験のない”海外生活素人”の方たちには、大いなる挑戦であり且つ喜びであると思います。恐らく15年、20年といった相当なる長期お住みになりたい方はあまり多くないのではないでしょうか。そういうことを前提に、海外生活素人の皆さん、5年、10年程度海外でシルバー期を過ごしてみませんか? その候補地としてマレーシアは大いに考慮すべきですよ、と呼びかけて、今回の書き込みを終えます。

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