外は心地よい気温でしたが、家の中では肌寒く感じました。
秋ですね・・。
さて、女子の富士通レディースは千葉の東急セブンハンドレッドで行われて
いましたが、最終日の最終ホールにて「まさか」というドラマが起きました。
上田-10 横峰-9 と一打差で迎えた最終ホール、横峰は長いバーディパット
が僅かに外れてパー、-9でホールアウト。仕方がない、そんな顔に見えました。
上田は難しい第3打のアプローチを1M弱に寄せていましたから、そのパットを
決めたら優勝でした。慎重にラインを読む上田。
「まさか」はそのパーパット、無情にもボールはカップの右サイドを通過。
「えっ」と驚く横峰。唇を噛みしめる上田。回りを取り囲むギャラリーから
声にはならない驚きの声が・・・・・・
こうして迎えたプレイオフ2ホール目。上田のボールは右ラフ。一方横峰の
ボールはバンカー。上田のボールの位置からピンを狙う事が出来ません。
仕方なくフェアウエイに出すだけ。一方横峰はバンカーから約125ヤードの
ショットを見事にツーオン。上田の3打目は勝つためにはピンを狙うしか
有りません。高めに打ち出されたボールは無情にもグリーン手前のバンカーへ
ほぼ垂直に近いバンカーの土手。4打目のバンカーショットは、またしても
バンカーへと。5打目で辛うじてバンカーを脱し、結局6オン。勝負あり。
上田の顔は今にも泣き出しそう。
そう言えば先週行われたSANKYOレディースオープンでも3人によるプレイオフで
上田は池に落として負けていました。そう言うことも頭によぎったのでしょうか
半分泣き顔でグリーンへ上がってきました。
5M弱の横峰のバーディパットは惜しくもショート。そのままタップインかと
思いきや、横峰はマーク。上田の顔を見た後で、無言のままリプレースして
カップイン。見事逆転で横峰の優勝でした。
上田はマークを拾い上げて横峰と抱き合い健闘を称えていました。
悔しい悔しい、2週続けてプレイオフでの敗退でした。
先週は追いついて、今週は先行していながらで、悔しかったでしょう。
その悔し涙を忘れずに、精進して強くなってください。
写真は狂い咲きしたアマリリス(メリールー)です。大きさは20~25cm程
綺麗な花です。