レッドソックス・ネーションへようこそ(李啓充著)発行ぴあ・1600円
週間文春で掲載していた「大リーグファン養成コラム」をまとめたもの。
この連載を読みたいがために、文春を買っていたので、とてもうれしい。
今年に入って連載が終わっていたのだが、まさか編集部から打ち切られていたとは意外。著者の都合かと思っていただけに。
内容は、米国(ボストン)在住を生かした、メジャー界の面白話を集めたもの。ただし、新聞や雑誌に掲載された記事を分析したものなので、著者が実際に取材したものではない。
著者の前職が医師ということで、その視点を生かしていることと、英語と日本語に堪なことを生かしているのが特徴的。
本の中で面白かった話は
1=ジーターを推薦したスカウト話
2=ヤンキースのスタインブレナーオーナーについての記述。
1は、92年、ドラフト1巡目1位指名権を持っていたアストロズの老スカウトが「こいつはチームを何度もワールドシリーズに連れて行く選手。野球の素質だけでなく、チームリーダーになる人格の持ち主」と指名を主張したのが、ヤンキースのジーターだったという紹介。
2は、例えばレッドソックスファンとヤンキースで獲得合戦となったキューバから亡命したコントレラスについて。「よいものだろうが悪いものだろうが、相手のほしがるものは全て欲しがるスタインブレナーの性格につけこみ、レッドソックスは大してほしくなかったコントレラスの獲得合戦に参加。契約金を吊り上げ、相手に余分な金を使わせたという陰謀」という(ニューヨーク・デイリー・ニュース新聞記事)などの紹介。
週間文春で掲載していた「大リーグファン養成コラム」をまとめたもの。
この連載を読みたいがために、文春を買っていたので、とてもうれしい。
今年に入って連載が終わっていたのだが、まさか編集部から打ち切られていたとは意外。著者の都合かと思っていただけに。
内容は、米国(ボストン)在住を生かした、メジャー界の面白話を集めたもの。ただし、新聞や雑誌に掲載された記事を分析したものなので、著者が実際に取材したものではない。
著者の前職が医師ということで、その視点を生かしていることと、英語と日本語に堪なことを生かしているのが特徴的。
本の中で面白かった話は
1=ジーターを推薦したスカウト話
2=ヤンキースのスタインブレナーオーナーについての記述。
1は、92年、ドラフト1巡目1位指名権を持っていたアストロズの老スカウトが「こいつはチームを何度もワールドシリーズに連れて行く選手。野球の素質だけでなく、チームリーダーになる人格の持ち主」と指名を主張したのが、ヤンキースのジーターだったという紹介。
2は、例えばレッドソックスファンとヤンキースで獲得合戦となったキューバから亡命したコントレラスについて。「よいものだろうが悪いものだろうが、相手のほしがるものは全て欲しがるスタインブレナーの性格につけこみ、レッドソックスは大してほしくなかったコントレラスの獲得合戦に参加。契約金を吊り上げ、相手に余分な金を使わせたという陰謀」という(ニューヨーク・デイリー・ニュース新聞記事)などの紹介。
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