肉魔神

野球と本の備忘録

駒苫元部長のウソ

2005年09月18日 00時19分49秒 | 裏事件簿
週刊現代9月10日号の192ページに、先日駒大苫小牧の茶木野球部長から暴行された3年生の記事が載っている。
それによると事件の概要はこうなる。

6月2日、ノックをエラーしたこの部員が周りの部員に茶化されて少し笑ってしまった。すると「お前なめてんのかよ」とバットで4発の突き。さらにゲンコツで何発も殴られた。みぞおちも殴られた。太ももには蹴りが入った。部員が「やめて下さい」とお願いするも数分間、最低20発は殴り続けた。その後、茶木は「学校に言うなら言え。高野連に訴えるなら訴えろ。その代わりこの町を歩けないようにしてやるからな」とヤクザまがいの捨てぜりふを吐いた。

暴行を受けた後はアゴがおかしくなって口が開けられなくなり、左腕も肩の高さから上がらなくなった。2カ月以上経った8月24日に病院で検査を受けても、外傷性の顎関節症と診断された。

学校側は当初「平手で3~4発叩いた」と説明していた。やっぱり大ウソだった。平手で3発殴られたぐらいで、部員が訴え出るわけがない。しかも、原正教頭はウソをつくことを部員に強要していた。学校というところは、信用ならない。

スポーツの場に暴力を持ち込むな、駒苫

2005年08月23日 01時02分04秒 | 裏事件簿
おとといV2を果たしたばかりの駒大苫小牧の野球部長が、6月2日に部員に暴力をふるっていたことが明らかになった。8月8日に学校にチクリの電話があり、9日には校長ら学校幹部は知っていたという。

明徳が出場辞退となったのが8月4日。開幕が6日だ。8日に3年生の部員の保護者から「息子が部長から2度にわたり30~40発殴られるなどした」と通報があったという。出場辞退を恐れて周りが隠しておいたのは明らかだ。

ちなみに殴った部長は茶木圭介(27)。6月2日、早朝練習の際に平手で顔を数回殴り、2回目は8月7日、滞在先のホテルで夕食後にスリッパで頭を1回たたいたという。部長は理由について、1回目は練習態度が不まじめにみえたため、2回目は夏バテ防止のための食事のルールをごまかそうとしたためと話しているという。

まったくもってこの部長は許せない。スポーツの場に暴力を持ってくることがまず許せないし、立場上反抗できない未成年者に暴力をふるうのは犯罪(虐待)だ。アメリカなら懲役刑だろう。自分を何様だと思っているのだろうか。思い上がりも甚だしい。

ちなみに、この茶木が卒業した「苫小牧駒大」(地元ではトマコマというらしい)という冗談のような大学が実際にあるのは、ちょっとしたトリビアだ。明日は部長の名前を全紙が匿名で書くだろうが、あえて実名で書きました。

古木がモデルと結婚

2005年07月21日 00時01分54秒 | 裏事件簿
横浜の古木(24)がモデルの池端忍(21)と結婚していることを発表した。すでに都内で同居しているという。

池端は上戸彩などもいるオスカープロモーション所属。「2004年トリンプキャンペーンガール」
「97年第7回全日本国民的美少女コンテスト審査員特別賞」などの実績がある。写真集「relax angel」(英知出版)やDVDなども出している、なかなかの売れっ子だ。

トリンプのキャンギャルをやっていたために、一部の新聞では下着姿で報じられた。今までに野球選手と結婚した女性で初めてだろう。芸能面ならともかく野球面に下着姿があると、なんとも卑猥な感じがした。私だけでしょうか?

公式プロフィールに「趣味 スポーツ観戦(野球)、ウォーキング」とある。きっと自分でも「ワタシ野球選手とつきあってるの!」言いふらしたかったのだろうと邪推する。

べタンコートも禁止薬物使用していた

2005年07月19日 01時11分52秒 | 裏事件簿
見逃していた記事があった。00年に横浜でプレーしたラファエル・ベタンコート(30)も7月8日に禁止薬物使用で出場停止を受けていた。ホワイトサイドと合わせ、元横浜勢だけで2人が出場停止となったことになる。

ベタンコートは150キロを超える速球が武器で、00年に横浜入り。だが11試合1勝2敗、防御率4・08に終わっていた。03年からインディアンスに所属し、03年は33試合で2勝2敗、04年はなんと68試合(!)で5勝6敗。今季もインディアンスに所属し中継ぎで29試合2勝2敗、防御率2・21と活躍していた。肩を痛めて故障者リストにいる時に出場停止処分を受けている。

00年、南海氏と神宮でベタンコートの先発した試合を観戦したことがある。長身から繰り出す152キロぐらい出ていた速球で好投した。だがそれ以上に印象に残ったのが、バッティングの良さ。確か2安打した記憶がある。神宮の三塁側スタンドで「欠端2世が現れた」などと言い合った。「バッターとして獲ったんじゃないのか」という南海氏の冷やかしも、当然あった。

今回いろいろ調べて、初めてベタンコートが米国人ではなくベネズエラ出身だと知った。またアメリカンリーグに所属しているためメジャーでは打席に立っていないことも判明した。

ホワイトサイド出場停止

2005年07月17日 18時49分25秒 | 裏事件簿
03年開幕直後の一瞬だけ横浜の抑えの切り札だったマット・ホワイトサイド(37=ブルージェイズ傘下3Aシラキュース)が15日、禁止薬物使用で15日間の出場停止となった。

横浜での成績は13試合に登板し0勝2敗2セーブ、防御率7・30だった。年俸は推定5000万円。斎藤隆に代わる抑えとして期待され入団。右のサイドスロー気味スリークオーターから150キロ近い速球を持っていたが、いかんせんノーコンで使い物にならなかった。横浜退団後はロッキーズ傘下3Aコロラドスプリングに復帰した。

横浜入団以前は、メジャー通算18勝15敗9セーブ。マイナー通算106セーブ。02年はコロラドスプリングで26セーブをあげていた。

今季はメジャーで2試合に登板し、0勝0敗0セーブで防御率19.64。3回3分の2で6安打5四球8失点。全く通用しなかった。マイナーでは27試合0勝3敗18セーブ、防御率2.86。28回3分の1で31奪三振、4四球と安定している。

37歳という年齢はブルージェイズで最高齢。リチャーディー・ブ軍GMは「彼は40歳近い。自分が何をしているか知っているはず」と話している。

元大洋捕手・山根が逮捕

2005年07月13日 19時37分19秒 | 裏事件簿
女性の借金に付け込みソープランド店で働かせたとして警視庁は13日までに、売春防止法違反容疑で元横浜捕手の個室マッサージ店経営山根善伸容疑者(36)らを逮捕した。山根容疑者らは、かつて自分の店で働き、約130万円の借金があった女性(23)に「体を売って金を返せ」と、東京都台東区内のソープランド店で04年12月16日ごろ、3万5000円の代金で売春させた疑い。ひじを痛めて98年退団し、その後は個室マッサージ店などを経営していたという。

92年にドラフトされたのは、1位から斎藤隆、永池、有働、斉藤肇、石本、三浦、山根、川北の順。山根は小柄ながら、捕手らしい体型とパーマがかった髪型が印象的だった。サンスポによると選手時代から、ポーカー店に出入りし、同僚から借金、飲み屋から督促状など素行が悪かったらしい。

ちなみにタムオの事件を忘れないように。
05年6月29日、ぎっくり腰で2軍に落ちていたため自宅から横須賀の練習場に向かう途中に、横浜横須賀道路の釜利谷ジャンクション付近で運転中のポルシェが雨でスリップ。中央分離帯、側壁に激突した。エアバッグなどの衝撃で顔面と左肩を打撲。物が二重に見えるなどの後遺症が残った。

過去の交通事故としては、74年金城(広島)02年吉本(阪神)03年木田(ドジャース)同年坂元(ヤクルト)04年藤井(ヤクルト)などがある。金城は両目損傷、木田は腕と腰を打撲で全治1カ月に通訳が脾臓手術と大事故だった。

山下勝巳の近鉄時代の応援歌

2005年06月27日 21時51分34秒 | 裏事件簿
週刊文春の6月23日号に興味深い記事があった。タイトルは「大塚愛の新曲にパクリ疑惑!?」。

SMILYという新曲が、現在は解散したビジュアル系バンドWyse(ワイズ)が1月に発表した「Friend」という曲に似ている、というものだ。楽譜も載っている。リズムは多少違うが、音程はかなり似ている。

この記事に「ヒット曲の『さくらんぼ』にもパクリ疑惑」とある。これは「あ~たしさくらんぼ~」の部分が山下勝巳(現楽天)の近鉄時代の応援「こ~うだ(巧打)見せつけろ~」と同じだというもの。サビの前半は江藤(現巨人)の広島時代の応援に似ているそうだ。

パクリか違うかは、よく分からない。その昔パクリッぽい歌を列挙した「ドロボー歌謡曲」(データハウス、日本歌謡曲倫理委員会編)という本が刊行されたが、あまり大きな騒動にはならなかった。

それにしても大塚愛は、佐藤藍子以上にしぶい野球ファンのようだ。

池末有罪判決

2005年06月16日 05時30分30秒 | 裏事件簿
池末が地裁で有罪となった。

少女のわいせつビデオを販売したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の罪などに問われた横浜市港北区「サイバーデータ」と元プロ野球ヤクルト投手の池末和隆(35)両被告ら4人に対する判決公判が6月15日、横浜地裁であった。池末ら3人は懲役2年6月、執行猶予4年の判決。ヤクルト退団後、02年12月からビデオ販売に加わり、ダビングと発送を担当。公判では「野球の時の生活水準を下げたくなかった」などと述べていた、という。

池末は87年にドラフト4位で佐賀県の杵島商からヤクルトに入団し93年退団。背番号56。1位は長嶋一茂、2位は忰田幸也、3位は鈴木平、5位は中西親志、6位は城友博。池末だけ1軍出場がない。ちなみにベイは盛田、岡本透、野村、清水、横谷、田辺の大当たり年。サイドスロー気味の投法だった気がするが、あまり記憶に自信がない。

「生活水準を下げたくなかった」というコメントは、元ロッテの小川や元巨人の松岡と共通するものを感じる。金遣いの荒さは治らないものなのか。

ドラ2の忰田の読み(かせだ)は印象が強い。

元巨人 松岡逮捕

2005年05月17日 20時08分48秒 | 裏事件簿
巨人の91年のドラフト3位、松岡正樹容疑者(32)がタクシー強盗容疑で逮捕された。奈良県内の路上で、乗っていたタクシー運転手の胸に刃物を突きつけるなどして脅し、売上金約5万7000円を奪った疑いだという。

金が無いのになぜタクシーに乗るのだろうか。最初からタクシー強盗をやろうと計画していたのか。選手時代に金遣いの荒さが身についてしまい、引退後も治らなかったのだろうか。

松岡と言えば、平安高校時代に甲子園に出場しながらも留年してしまい、最後の1年は公式戦に出られなかったことが思い出される。高木大成ばりの甘いマスクで強肩が武器だったが、1軍には上がれないまま現役を終えている。

プロアマの壁が無くなれば、プロで実績を残せず引退した選手も、地元に帰って指導者としてやっていけると思う。なんたってプロになれるほどの選手は、ほんの一握り。東大に入るよりよっぽど難しいのだ。元池田の蔦監督(東急)など、プロ野球を経験した監督は意外に多い。現在は若干緩和されているが、引退してすぐにアマ(特に高校野球)の監督やコーチになれるように、今すぐするべきだ。