アルミのサビ アルミ製物干しの無目柱取替え

富山県魚津市で窓周りのリフォームを専門としている
有限会社新田建商の窓職人　新田健太郎です


建築でさびない材料の代表格といえば
アルミ、ステンレスなどですが、
実はこれらの材料も、条件がそろうと腐食が起こります。


今回の現場はまさにそんな現場でした。


一見すると、どこにでもよくあるアルミ製の物干し場。



よく見ると、アルミの一部に白い点々が・・・
腐食で穴が開いています。

↓アップ写真



調べた結果、当時のこの材料には鉄の芯が入っており、
その鉄芯がさびて、そのサビが長年アルミと接触することで
アルミも腐食が進んだようです。


今の材料はアルミの肉厚や形状の工夫で鉄の芯材は入っていません。
ということで、ちょっと荒業ですがこのさびた無目材を取替えします


まずは戸を外し、無目上のガラスも撤去、
そこから特殊な道具で無目をカットします。




そこへ、できるだけ強度が出るように、見た目もスマートに納まるように
工夫して新しい無目材を取り付けます。
ガラスを戻し、戸をはめなおして完成！





これからは腐食を気にすることなく安心して使うことができますね。
なによりです！


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ！
窓から出入りするあらゆるものから地域の暮らしを守る！
窓のことなら新田建商　　新田健太郎