サッシ・エクステリアリフォーム専門! 新田建商の仕事ブログ

自社施工実績魚津No1。新田建商店長が書き綴る、現場のこと、業界アレコレ、仕事への想い・・・。

積雪対応テラス屋根の見分け方

2015年07月30日 19時39分17秒 | アルミエクステリア・オリジナルアルミ製品
明るく、元気で、イキイキとした暮らしを作ることを使命として
富山県魚津市でエクステリアの施工をさせていただいている
有限会社新田建商の新田健太郎です


2年前、関東圏で降ったまさかの大雪。
それによってさまざまな被害がありましたが、その中でも大きな被害だったのが建物の倒壊。特にアルミ製のカーポートやテラス屋根。


北陸地方では雪が降るのは織り込み済みなので、
積雪対応のカーポートやテラス屋根は大前提です。


カーポートはその大きさから、建築確認申請が必要となる場合がほとんどで、
積雪対応していないカーポートは基本的に北陸で建てられません。
しかしテラス屋根となると、ほとんどの場合確認申請が不要で、
積雪対応にするかどうかは、お施主さまの判断となります。





ここ北陸で、テラス屋根を建てられた方にお伺いします。
あなたの家にあるテラス屋根は積雪対応型でしょうか。


即答できましたか?


実は簡単に見分ける方法があります。
テラス屋根の先っぽで、横に長~くのびる材料。
屋根の荷重を柱に伝える材料ですが、一般に前桁(まえげた)とよばれるものです。
写真の赤く囲んだ部分です





そしてこれが、この前桁の断面形状です。





さて、どれが積雪対応の材料になるのか。
一目瞭然ではありますが一応確認すると、
左が一般地域。右が積雪対応になります。


さて、あなたの家のテラス屋根はどうでしたか?


安いテラス屋根には安いなりの理由があります。
企業努力で適正に価格を抑えるのは、資本主義経済では喜ばしいことですが、
残念なことに、製品スペックを削ることで価格訴求する業者は少なからず存在します。
私の仕事エリアを見渡してみると、積雪対応していないテラス屋根が山ほど目に留まります。(倒壊していないので今のところはラッキーですが・・・)


さて、結局私が何を言いたいのかというと、
『自分の身は自分で守る。そのための知識を少しでも身に付けてほしい』
ということです。


新田建商でテラス屋根を建ててください、と言いたいわけではありません。
(声をかけてもらえればもちろんうれしいのですが)
このブログを見てくださっている方は、遠方の方もいれば、知人親戚関係に工事を頼まれる方もいらっしゃいます。
それはそれで大いに結構です。


私はただ、一人でも多くの方に後悔をしてほしくないだけです。


みんなにとって気持ちの良い仕事。
これがすべてです。


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ!
窓とアルミエクステリアで健康で快適な暮らしを作る
有限会社新田建商  新田健太郎

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