サッシ・エクステリアリフォーム専門! 新田建商の仕事ブログ

自社施工実績魚津No1。新田建商店長が書き綴る、現場のこと、業界アレコレ、仕事への想い・・・。

テラス屋根 落雪対策

2015年11月13日 20時39分50秒 | アルミエクステリア・オリジナルアルミ製品
2015YKKAPエクステリアデザイン施工フォトコンテストファミリー賞受賞。
富山県魚津市で、窓と庭から、明るくイキイキした暮らしを作る会社。
有限会社新田建商の新田健太郎です


この季節、増えてくる検索キーワードがあります。それが、
『落雪対策 サンルーム』
です。


屋根からの落雪が見込まれる場所に、サンルームやテラス屋根を付ける場合は一般的に、折板屋根を使用して落雪被害を防ぐことが多いです。


明るくて開放的なポリカーボネート製の屋根を使いつつ、落雪対策をとりたい場合はどうしたらいいのか。 こんな方法はいかがでしょうか。






落雪の衝撃を逃がすため、一般的な角度よりも屋根角度を急にしてあります。
その角度は約30度。
さらに、野縁(のぶち)と呼ばれる屋根のたわみや抜け落ちを止める部材を
通常の何倍も追加して施工。





さらに今回は間口約4500mm。
これだけ広いと、正面には通常3本柱が立ちます。
これもわけあって、中間に柱を入れることなく両側2本の柱だけで持たせる必要がありました。 そこで出した答えが、カーポートの柱と梁をベースとして利用することです。


最初の写真を見るとわかりますが、
実は、柱と梁はカーポートの部材。
その上にテラス屋根部材を結合することで、積雪、落雪への対策をクリアしました。


ちなみに一般的なカーポート製品には白色がありませんが今回はメーカーを説得して特注してもらいました。 白がない理由は、雪が降ると見分けがつかなくなって柱にぶつかる事故が多くなるから、だそうです。
ちょっとしたトリビア。


(中間水切りの上に垂木掛がありますが、こういう点への配慮もぬかりありません。)


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ!
窓とアルミエクステリアで明るくイキイキした暮らしを作る会社
有限会社新田建商  新田健太郎

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