サッシ・エクステリアリフォーム専門! 新田建商の仕事ブログ

自社施工実績魚津No1。新田建商店長が書き綴る、現場のこと、業界アレコレ、仕事への想い・・・。

樹脂サッシの劣化について

2015年10月07日 20時24分24秒 | その他
富山県魚津市で、窓と庭から、明るくイキイキした暮らしを作る会社。
有限会社新田建商の新田健太郎です


住宅の高性能化に伴い、ここ数年のサッシの高性能化(高断熱化)の流れはすさまじいものがあります。その中でも、断熱性が比較的高い樹脂サッシのシェアが年々伸びてきています。特にYKKAP。樹脂サッシの開発に相当の力を入れてきてますね。


樹脂サッシのメリットは高い断熱性です。
がしかし、私は個人的にこの樹脂サッシに対して懐疑的です。
理由は、樹脂サッシのデメリットとされる耐候性と耐久性。
どうしても雨風太陽に強くさらされる面では、
樹脂が劣化し破損につながることが多いのが現状です。


実際に樹脂サッシのガラス修理の現場で、
ガラスを抑えている樹脂部品が劣化、硬化して
まともに修理できないことが何度もありました。
こういうときは現場で変な汗をたくさんかくことになります・・・。


そこへきて今日の現場の写真がコレです。





わかりにくい写真かと思いますが、
写真中央部の白い樹脂サッシの下枠が丸々なくなっていました。
築20年前後ということですが、アルミサッシならまずありえない状況です。


これはちょっと・・・
やっぱり樹脂サッシは・・・
アウト!
・・・って判断せざるを得ないです。


たしかに以前に比べて樹脂の品質や耐候塗装などで耐久性が飛躍的に高まったとしても、本当に20年後、30年後大丈夫なの???という不安は残ります。
そのあたり、メーカーの営業マンさんもハッキリとした返事をしてくれないのが、また不安をあおります・・・。


私個人のサッシへの想いは、以前のブログにもチラッと書いたので、
もしご興味がありましたらそちらもご覧ください。

⇒ 『適材適所』


新しいものを否定するつもりは全くありません。
むしろ自分は新しいもの好きな方ですが、
私が樹脂サッシに太鼓判を押せるのはまだ少し先になりそうです。


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ!
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有限会社新田建商  新田健太郎

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