サッシ・エクステリアリフォーム専門! 新田建商の仕事ブログ

自社施工実績魚津No1。新田建商店長が書き綴る、現場のこと、業界アレコレ、仕事への想い・・・。

適材適所

2015年07月23日 20時01分58秒 | その他
魚津市の暮らしは私たちが守る!
明るく、元気でイキイキとした暮らしを窓とアルミエクステリアで作る会社
有限会社新田建商の新田健太郎です。


適材適所


Wikipediaによると
『人の能力・特性などを正しく評価して、ふさわしい地位・仕事につけること』
とあります。


これは人だけでなく、モノにも言えることです。
例えば私が深くかかわっているアルミ業界。
アルミの特徴といえば


耐食性がある(さびにくい)
加工が簡単
軽い
頑丈
熱をよく伝える

というところだと思います。
もう建築材料のための材料と言えますね、
ただ一つの特徴を除いては・・・。


その特徴とは、熱をよく伝えるという点です。
確か地球上にある全物質の中でもかなりトップレベルの
熱伝導性を持つのがアルミだった・・・はず。


そんな熱を伝えるためのような材料が、今まで当たり前のように窓に使われていました。加工性、耐食性とコストが優先された結果だと思いますが、これによって失われたものは大きいと思います。


なによりも心配なのが健康です。
寒さが様々な疾患につながることは周知の事実。
寒い北陸で、熱交換器にも使われている材料が窓に使われている。
これってちょっと考えるとおかしな話ですよね。


じゃあ熱を伝えにくい材料で窓に適したものは?
ということで最近増えてきたのが樹脂や木材。
これらは熱を伝えにくいので断熱性はかなり高くなります。


がしかし。
今度は耐久性という問題がでてきます。


時々樹脂サッシのガラス修理をさせてもらうことがあります。
20年以上経過した樹脂サッシの一部は、弾力がなくなりパリパリになっていることがあります。
こういうことをサッシメーカーの営業さんに突っ込むと、


『最近の樹脂サッシは以前よりはよくなってますよ』


という答えしか返ってきません。
この程度の答えではお粗末です。なぜなら根拠がありません。
なので私は現時点では樹脂サッシを信用していません。


現状もっとも現実的だと私が感じるのが、
アルミと樹脂の複合サッシです。
外部はアルミ製。室内側は樹脂製。
最近のアルミ樹脂複合サッシは、断熱構造を強化することで、
断熱性も樹脂サッシに勝るとも劣らない程になりました。


外部、内部それぞれ材質のメリットを最大限活かしたハイブリッドサッシ。
まさに適材適所を突き詰めた形だと私は思っています。


サッシ屋の私がもしも今家を建てるなら、
迷わずアルミと樹脂のハイブリッドサッシを使います。


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ!
窓とアルミエクステリアで健康で快適な暮らしを作る
有限会社新田建商  新田健太郎

あったら便利な窓回りの小物と、ワケありアウトレット品のお店。
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