サッシ・エクステリアリフォーム専門! 新田建商の仕事ブログ

自社施工実績魚津No1。新田建商店長が書き綴る、現場のこと、業界アレコレ、仕事への想い・・・。

廃盤品になったカギ

2014年09月22日 18時11分17秒 | カギ取替え
今日もご覧いただきありがとうございます!


とある賃貸物件のお話です。
数年前、不動産屋さんからのご依頼で
玄関のカギを取り換えしました。


住まわれていた方が退去され、新しい方が住むことになったため
再びカギを取り換えすることになりました。


がしかし!ここで問題が。


数年前に取り換えしたカギがすでにメーカーで廃盤になっており、
代替え品として五千円ほど高いカギしかありません


ということで、現地のサッシへ取付可能な
より安いカギを探しました。


カギを探して、
金物の問屋さんへ見積もりをお願いし、
お客さまへ連絡し・・・。


お客さまに
『代替え品はこの高いカギしかありません。』
と言ってしまえば
より高い品物が、なんの苦労もなしに売れます。


なので、実際そうしている営業マンも世の中には相当数いると思います。
探せばあるのに(もしくはあるかもしれないのに)
探さずに『ない』の一言で終わらせる。


私自身、問屋さんやメーカーの担当者からこのような対応をされ、
とてもはがゆい想いをしたことがあります。
悔しくて結局自分で探してなんとかしたことも一度や二度ではありません。


なので、自分は絶対にお客さまにそんな対応はしないと決めています。
わからないことは即答しません。必ず宿題として持って帰ります。


今回のように時間をかけて、より安いものを探して販売するということは
資本主義社会の中で、特に目先のことだけ見ると間違った行動かもしれませんが、
お客さまの信頼を積み重ねる方が私は大切だと考えています。


どんなに忙しくても、この気持ちだけは忘れずに仕事をしていきたいと思います。


今日も最後までご覧いただきありがとうございますっ!
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有限会社新田建商  新田健太郎