往馬大社・火祭り ~駆け抜ける炎の神事

奈良県生駒市壱分に鎮座する往馬(生駒)大社。
創立年代は不詳だが、大神神社や石上神宮と同様に、神奈備(かんなび)である生駒山をご神体として祀っており、最も古い記録では雄略天皇の御代にその名前が見られるというから1500年を超える古社である。
その往馬大社で10月の第2日曜に執り行われるのが無形民俗文化財の「火祭り」である。
まずは猿田彦(天狗)、獅子、神輿、稚児の宮入り。






神社の氏子区域の村々が、南地区と北地区の二つに分かれて、競争しながら様々な神事を執り行っていく。
これは神饌を手渡しで供えて、その早さを競う。

御串にゴゴウシ(ススキの穂を束ねたもの)を相手よりも早く立てようと競う。


続いて、巫女さん達によるお神楽の奉納。


ベンズリ8人が袖をもってドドドッと前にくる“ベンズリのエビすくい”といわれる「ベンズリ舞」。
千鳥足の舞が滑稽で、振付なのか加齢のためかは、よくわからない。


祭りの熱気は「火取りの神事」によって最高潮に達する。
燃えさかる松明を抱え走り抜け、大松明に刺さったススキの穂に火が移ると、大松明はあっという間に燃え尽き、祭りは一瞬にして終わりをむかえる。


祭りを終え、神輿は急な石段を昇り、本殿へ向かう。



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奈良県生駒市壱分に鎮座する往馬(生駒)大社。
創立年代は不詳だが、大神神社や石上神宮と同様に、神奈備(かんなび)である生駒山をご神体として祀っており、最も古い記録では雄略天皇の御代にその名前が見られるというから1500年を超える古社である。
その往馬大社で10月の第2日曜に執り行われるのが無形民俗文化財の「火祭り」である。
まずは猿田彦(天狗)、獅子、神輿、稚児の宮入り。







神社の氏子区域の村々が、南地区と北地区の二つに分かれて、競争しながら様々な神事を執り行っていく。
これは神饌を手渡しで供えて、その早さを競う。

御串にゴゴウシ(ススキの穂を束ねたもの)を相手よりも早く立てようと競う。


続いて、巫女さん達によるお神楽の奉納。


ベンズリ8人が袖をもってドドドッと前にくる“ベンズリのエビすくい”といわれる「ベンズリ舞」。
千鳥足の舞が滑稽で、振付なのか加齢のためかは、よくわからない。


祭りの熱気は「火取りの神事」によって最高潮に達する。
燃えさかる松明を抱え走り抜け、大松明に刺さったススキの穂に火が移ると、大松明はあっという間に燃え尽き、祭りは一瞬にして終わりをむかえる。


祭りを終え、神輿は急な石段を昇り、本殿へ向かう。



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