Back to “ the 1970 ” 万博時空旅 ② ~アメリカ館とソ連館
鋭く突き出した109mの塔状の先端から 曲線の屋根がすそをひいた形状が赤白に塗り分けられている。
展示棟は長さ130メートル、最大幅70メートル。
国威発揚、まさにそのために建てられたソ連館は見るものを圧倒する迫力だ。
館内には世界初の宇宙飛行士ガガーリンの肖像が掲げられて、宇宙船ソユーズやボストークが展示され、宇宙開発の技術を誇っている。
入場するには、ソ連館、アメリカ館とも最低3時間は並ばなければならない。
<未来の声> 写真大半は家族アルバムより。TOP写真は我ながら、いいアングルで撮っていると感心した。
1970年当時は東西冷戦の真っただ中。アメリカとソ連は世界を二分するように対立していた。
特に宇宙開発の部門が顕著で万博展示でも激しく競い合った。
アメリカ館では前年に月面着陸を成し遂げたアポロ11号が持ち帰った「月の石」の展示がその最たるもの。
「あれが月の石よ!」「え、どこどこ!・・・・・なあ~んだ!あれかあ!」落胆。
<未来の声> ただ、アメリカ館は実用的な展示もあり、初のエアドーム型のパビリオンはのちの東京ドームなどに進化した。
宇宙開発の進歩はすさまじい勢いで、このペースなら、50年後には人類は火星に住んでいるかもしれないと思った。
あのころの夢みる未来は今だった。
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