ピカソ ・青の時代と「ゲルニカ」の時代 ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ㉓
パブロ・ピカソ「ゲルニカ」
「ゲルニカ」は、スペイン市民戦争に介入したナチスドイツやイタリア軍が、スペイン・バスク地方にある村ゲルニカの無差別爆撃した出来事 を主題とした1937年の作品。
最も力強い反戦絵画の1つとして評価されており、戦争による暴力や混沌に巻き込まれて苦しむ人々の姿を描いている。
今も「ゲルニカ」の時代は続いている。
作品内で際立っているのは、血相を変えた馬、牛、火の表現で白と黒と灰色のみの一面モノクロームとなっている。
パブロ・ピカソは20歳の頃、悲しみを抱えた貧しい人々を見つめ、青の絵具を用いて絵画にその姿を捉えた。
このころのピカソを「青の時代」といわれており、実験的なキュビスムの探究、さらに円熟期から晩年に至るまで、91年の生涯を通して旺盛な制作意欲を絶やすことはなかった。
パブロ・ピカソ「招魂(カサジェマスの埋葬)」 パブロ・ピカソ「海辺の貧しい人々(悲劇)」
パブロ・ピカソ「自画像」
パブロ・ピカソ「ダンス」 パブロ・ピカソ「窓辺に座る女」
パブロ・ピカソ「裸婦とパイプの男」
パブロ・ピカソ「玉乗りの少女」
パブロ・ピカソ「遊ぶクロードとパロマ」
パブロ・ピカソ「マンドリンとギター」
亡くなる直前90歳の自画像。
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