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ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

“戦時下のウクライナ・ ブース” ~大阪関西万博 ②

2025-04-29 | 万博

“戦時下のウクライナ・ ブース” ~大阪関西万博 ②

 

 「Not For Sale(売り物ではない)」・・・国旗の色の青と黄の2色に塗り分けられたウクライナのブース(国際共同パビリオン・コモンズ‐C内)には、そんなメッセージが掲げられている。

 各展示物にはそれぞれにバーコードが付けられており、まるでショップの商品のように並べられている。

 

 

 理不尽なロシアの侵攻に対し、「決して、屈さない」と徹底抗戦を貫くゼレンスキー大統領の発言を反映したものだ。

 文字通り、命懸けの交渉に「ディール」を持ち込む、彼の男に対するメッセージであるのかもしれない。 

 3Dプリンターで作製したパソコンや地球儀、タイヤなど20種類近くの品物が並んでおり、来場者が品物に添えられた札のバーコードを読みとると、価格の代わりに現地の戦時下の映像が映し出される。

 学校教育を継続するために地下で授業をしている様子などがタブレットに映し出され、戦時下でもウクライナが守ろうとする自由や尊厳、回復力などを知る。

   

 

 「占領者たちは子供たちに対して犯罪を次々と行っています。」

  

 

   

   

   

 

 

 ワンルームの展示場なのに約30分並んだ。

 来場者の皆さんが一つ一つの展示物のメッセージを時間をかけて、真剣に見入っているからだ。

 楽しいだけが万博じゃない。受信することも大切だ。


アメリカパビリオンの宇宙の旅 ~大阪関西万博 ①

2025-04-27 | 万博

アメリカパビリオンの宇宙の旅 ~大阪関西万博 ①

 アメリカパビリオンは「共に創出できることを想像しよう」をテーマに、交流や旅などを通じて、アメリカを紹介する。

また、「宇宙」のコーナーでは、1972年にアポロ17号の宇宙飛行士が月面で採取した「月の石」の一部が展示されている。

パビリオンのシンボルでもある「キューブ」と呼ばれる巨大な立方体の内部に入ると「キューブ」は突然、宇宙船となり、「STAR TREK」の旅が始まる。

ナビゲーターはアメリカパビリオンのマスコット「スパーク」。

          

          

 

                                           

 

   

               

 

 「月の石」

 

 

 

 


貴志川線の猫電車 ② ~豪華な「たま電車ミュージアム」

2025-04-24 | 和歌山の旅

貴志川線の猫電車 ② ~豪華な「たま電車ミュージアム」

 

 貴志川線を走る漆黒にゴールドをあしらった「たま電車ミュージアム号」はローカル線の豪華列車「ななつ星」を思わせる。

 車内各所に初代たま駅長などをデザインしたミュージアムのようなつくりで、2両編成の車両に770匹を超える猫が描かれている。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


貴志川線の猫電車 ① ~「たま駅長」と桜

2025-04-23 | 和歌山の旅

貴志川線の猫電車 ① ~「たま駅長」と桜

 

 和歌山電鐵「貴志川線」は、JR和歌山駅から貴志駅を結ぶローカル線。

 貴志駅で迎えてくれるのが、猫の「たま駅長」。

 凛々しくも、可愛らしい全国初の猫駅長に会うために、多くの人々がこの駅を訪れた。

 檜皮葺の屋根に、ステンドグラスをはめ込んだ「目」や「口」の窓の貴志駅舎、プラットホームにある「たま大明神」を祀る神社、「たまミュージアム」に「たまカフェ」、が人気を呼んだ。

 猫駅長という見事なアイデアで赤字路線を蘇らせた。

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 


菜の花が咲くころ・黄色の風景 ~京田辺・普賢寺

2025-04-19 | 花めぐり~4月

菜の花が咲くころ・黄色の風景 ~京田辺・普賢寺

 

 京田辺市普賢寺地区に菜の花畑が一面に広がっている。

 地元の観光協会と農家の人たちが、5万本の菜の花を観光用に育てたもので摘み取りも自由。

 黄色の風景は子どもたちだけでなく、大人も童心に帰れる癒しのスポットだ。