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ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

忍者ハットリくん・怪物くんの街・氷見逍遥 ~富山・潮風ロード ⑧

2024-10-18 | 富山の旅

忍者ハットリくん・怪物くんの街・氷見逍遥 ~富山・潮風ロード ⑧

  

  富山県、氷見は「忍者ハットリくん」・「怪物くん」の作者である藤子不二夫Ⓐ先生の出身地で、高岡に越すまでの少年時代を過ごした。

   藤子 不二雄Ⓐ(ふじこ ふじお エー、1934年〈昭和9年〉3月10日 - 2022年〈令和4年〉4月6日)  本名 安孫子 素雄(あびこ もとお)

  住職の息子として氷見市の古刹、光禅寺に生まれるが、小学生時代に父を亡くして高岡市に転居した。

  高岡市の小学校で藤本弘(のちの藤子・F・不二雄))と知り合い、小学校時代からまんが家を志した。

  1954年、就職していた新聞社を退社、まんが家となるために藤本と共に20歳で上京する。

  その後、二人は、「藤子不二夫」として活動。1988年に独立し、藤子 不二雄Ⓐを名乗る。 

  「オバケのQ太郎」(合作)や「忍者ハットリくん」、「怪物くん」、「プロゴルファー猿」、「笑ゥせぇるすまん」などの作品で知られる。(pixiv.netより抜粋)

  

  氷見駅前から商店街までは「怪物くんロード」である。

   

   

  あらためて、怪物3人組を見ていると語尾に「・・・ざます。」「・・・がんす。」と個性を際立たせる言い方をした元祖ではなかったか、がんそ。

  フランケンは「フンガー!」としか言わなかったがんそ。(もう、イイって!)

  商店街にも様々なキャラクターが。

  

  この人の隣にはすわりたくないが、個人的には一番好きなキャラクター。「笑ゥせぇるすまん」

  

   

  

  

  

  商店街の中ほどに「氷見市潮風ギャラリー・藤子不二夫Ⓐアートコレクション」があり、先生の業績を偲ぶことができる。

   

  生家のお寺である光禅寺にはキャラの像が立っており聖地と化している。

  

  

  

  

  まちなか逍遥。

   

     

       雨音が入ってしまいました。

  雨が降っているせいもあるが、しっとりとした、いい街だった。

  

  

  

  「道の駅 氷見」に隣接する氷見温泉郷「総湯」は塩化物強塩泉で疲労回復に良いという。

  

  

 



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ドラえもんのふるさと・高岡逍遥 ~富山・潮風ロード ⑦

2024-10-16 | 富山の旅

ドラえもんのふるさと・高岡逍遥 ~富山・潮風ロード ⑦

 

 富山県高岡市は「ドラえもん」の作者である藤子・F・不二雄先生の出身地で20歳で上京するまで過ごした。

 藤子・F・不二雄    1933年昭和8年〉- 1996年平成8年〉  本名 藤本 弘

  パートナーとなる安孫子素雄(後の藤子不二雄Ⓐ)とは小学校の頃に出会う。デビュー当初から「藤本作」「安孫子作」「合作」の3種のマンガを描き、すべてを藤子不二雄という共通のペンネームで発表していたが、1987年12月に独立を発表し、藤子・F・不二雄に改名した。。

 藤子・F・不二雄としての 代表作は『オバケのQ太郎』(合作)、『ドラえもん』、『パーマン』(旧作は合作)、『キテレツ大百科』等がある。                                                  ( pixiv.netより抜粋)

 

 高岡には営業マン時代、うん十年前の大和百貨店訪問、以来となった。

 駅前では今や世界中で愛されている「ドラえもん」のキャラクターたちに迎えられる。

 路面電車にも「ドラえもんトラム」が運行され、町の顔としては、すっかり、大仏さんを凌いだかにさえみえる。

 

 

  

 高岡城跡には加賀藩で、ほぼ四半世紀を過ごしたキリシタン大名・高山右近の像があった。

 

 「トキハ荘」時代を経て、移り住んだ川崎市には「藤子・F・不二雄ミュージアム」があるが、出身地のここ、高岡市にも「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」が高岡市美術館のなかに併設されている。

 

 「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」では藤本氏がこども時代、「漫画家になりたい」という夢を育んでいたころの高岡での足跡を辿ったり、たくさんの原画を通して彼の「まんが」の原点に触れることができる。

  

  

 美術館内部                       真ん中の半円はどらえもんの頭。

 

    「どこでもドア」がエントランス。

 

 

 

 

 ドラえもんとのび太の出会いシーン。

 セワシは未来からやってきた、のび太の孫の孫。

 セワシ曰く、何をしてもダメな、のび太は社会に出た後も沢山の不運に見舞われ、自分でつくった会社の倒産が原因で残った莫大な借金によって子孫を困らせているという。

 そんな悲惨な未来を変えるために、ドラえもんを子守用猫型ロボットとしてのび太のもとへ連れてきたのだった

 ドラえもんとのび太。このダブル主役こそ、彼のまんがの特徴。

 のび太のモデルは作者自身というが、実は読者自身でもある。

   

   

 

 野比のび太の同級生、ジャイアン(剛田武)スネ夫(骨川スネ夫)シズカ(源静香)を交えた交流は誰もが子ども時代を思い起こさせる。

 そして、空き地の原っぱには、いつも土管が置かれていた。

 

 パーマンやウメボシ殿下も彼の作品(藤本メインの合作)

 

 のび太はドラえもんがポケットから出す多種多様な道具を使って身にふりかかった災難を一時的に解決するが、道具を不適切に使い続けた結果、しっぺ返しを受ける。

 また、のび太の軟弱な性格故、自ら努力せず、ドラえもんにすぐに依存してしまうことも多い。

 ドラえもんの最終話は掲載されていた様々な誌によって、幾つかのストーリーがあるようだが、基本的にはのび太の自立を促すように、ドラえもんが未来に帰るというものが多いようだ。

 が、実はまだ未完というのが定説。

 この記事案を練っているとき、アニメ版でドラえもんの吹き替えを永くされていた、声優・大山のぶ代さんが逝去されたというニュースが飛び込んできた。

 これも何かのご縁。謹んでご冥福をお祈りします。

 机の引き出しにはタイムマシンの入り口があるという。

 私も職場と家の机の引き出しを整理しようと一大決意をした。

 でも、大丈夫かな~。のび太に似てるからなあ。

 「りっぱすぎる決心は、きっと三日坊主になるからな」(ドラえもん)



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氷見線走る朱色のディーゼル気動車 ~富山・潮風ロード ⑥

2024-10-13 | 富山の旅

氷見線走る朱色のディーゼル気動車 ~富山・潮風ロード ⑥

  

  JR西日本の氷見線は高岡駅・氷見駅間の約16.5km、8駅、約30分と非常に短い区間を結ぶローカル線である。

  雨晴(あまはらし)など海岸沿いを走り、立山連峰を背景にレトロな列車と海がマッチした風景が人気の路線でもある。

  今回は氷見駅から高岡駅を往復するという永年の夢が叶った。

  

  一両編成の朱色一色のキハ 40 型ディーゼル気動車が終着駅の氷見駅に入線する。

  私は鉄チャンではないが、この光景にはやはり、胸が高鳴る。

  

  

  

  実は前日の夕刻には途中の雨晴海岸と道路沿いの「道の駅 雨晴」を車で訪れていた。

  

  

  

  

  

  今日はキハ 40で雨晴海岸を通過する。

  晴れていれば、立山連峰も遠望できただろうに残念である。

  駅名通りに晴らして欲しいものだ。

  ディーゼル気動車の魅力は重厚な車体と発車時のディーゼル・エンジンの起動音だと思うのだが共感する方も多いのではないか。

  

  

  

     

  

       氷見駅への帰路は高岡駅から、ドラえもんに会うために一駅歩き、越中中川(えっちゅうなかがわ)駅から乗車した。

     

  越中中川駅は幼稚園を思わせる駅舎である。

  

  

  

  

  帰りは2両編成のキハ47型。

  

  氷見駅に戻ってきた。

  

  

  JR氷見線は何年か先、「JR」から「あいの風とやま鉄道」になる予定で、軽い新型車両の導入でレトロなディーゼル気動車も引退することになるだろう。

  乗れるのは今のうち。

       



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内川鉄橋を渡る "万葉線・単コロ列車″ ~富山・潮風ロード ⑤

2024-10-11 | 富山の旅

内川鉄橋を渡る "万葉線・単コロ列車″ ~富山・潮風ロード ⑤

 

  高岡駅から路面電車の万葉線に揺られて約40分でたどり着く、射水市新湊地区の港町・内川。

  ノスタルジックな単コロ列車が内川と海の境にある内川鉄橋を渡る。

 初めて見るのに、何とも郷愁をそそるシーンである。

 

 

 

 2両編成の「ドラえもんトラム」に遭遇。

 

 

 川のある町・内川。私のお気に入りの町になりそうな予感がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   



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屋根のある橋・日本のヴェニス・内川散策 ~富山・潮風ロード ④

2024-10-10 | 富山の旅

屋根のある橋・日本のヴェニス・内川散策 ~富山・潮風ロード ④

 

 ベンガラに塗られた「東橋」は、歩行者専用の切妻屋根付き橋。

 両端に休憩処があり、ベンチに座ってゆったり風景を眺めることができる。

 スペインの建築家に基本デザインを依頼しただけあって、ヨーロッパの片田舎に突然、ワープしたかのような気がする。

 はるか昔に訪れたスイス、ルツェルンのカぺル橋を思い出した。

 「屋根のある橋」というところが似ているだけなのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 「山王橋」は、大理石で作られた手の彫刻が面白い。

 橋をめぐるのも内川散策の楽しみのひとつである。

 

 

 

 

 

 

 



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日本のヴェニス・内川散策 ~富山・ 潮風ロード ③

2024-10-09 | 富山の旅

日本のヴェニス・内川散策 ~富山・ 潮風ロード ③

 

 富山県射水市新湊地区の内川は富山新港から東西約3.5kmにわたり続く河川だが、海から海へとつながる珍しい川でもある。

 川沿いに民家やかつての北前船主の蔵が立ち並び、川岸に漁船が停泊する風景がイタリアのヴェニスを思わせることから「日本のヴェニス」と呼ばれている。

 潮の香りが漂い、暮らしの息づかいが聞こえる昔ながらの港町の風情が残る、どこか懐かしい町。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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海の貴婦人・海王丸と新湊大橋 ~富山・潮風ロード ②

2024-10-06 | 富山の旅

海の貴婦人・海王丸と新湊大橋 ~富山・潮風ロード ②

 

 富山県射水市の伏木富山港の一角にある広大な公園「海王丸パーク」に、高さ46メートルの巨大な帆船「海王丸」が係留されている。

 商船学校の航海練習船として活躍した帆船・海王丸はその純白の帆が与える堂々とした美しさから「海の貴婦人」と呼ばれている。

 生憎、帆を張った姿は見れなかったが、富山県観光ナビによると、こんな風になるらしい。

 

 海王丸パークの正面に見える斜張橋・新湊大橋とのコラボも素敵である。

 

 

 

 

 この日は海上保安庁の巡視船「やひこ」も係留されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界の帆船模型を展示している日本海交流センター。

 

 

 



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「新湊漁港の昼セリ」  ~富山・潮風ロード ①

2024-10-05 | 富山の旅

「新湊漁港の昼セリ」  ~富山・潮風ロード ①

   

 富山湾には山岳や原生林を水源とするミネラルたっぷりの川が注ぎ込み、魚たちを栄養一杯に育てる。

 故に「天然のいけす」とも呼ばれており、漁獲物は射水市の新湊漁港などに水揚げされる。

 その新湊漁港では通常の魚市場で行われる早朝のセリだけでなく、12時半から昼セリも行われ、見学することもできる。

 TOP写真、空色の路面電車・万葉線は潮風ロードをガタゴト駆け抜ける。

  

  「新湊きっときと市場」で、まずは腹ごしらえ。白エビ天丼だぁ!

  

       

   セリ人と買い手の真剣なやりとりなど、活気あるセリの様子を間近で体感することができる。

  威勢の良いセリ人の掛け声や仲買人が出すサインの速さに、あっという間にセリが進んでいく。

   

  

   昼のセリの主役は紅ズワイガニ(高志の紅ガニ)。床一面が紅色に埋め尽くされる。

  

  

  

  

  

   



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富山を走る「京阪特急」 ~宇奈月温泉

2020-09-06 | 富山の旅

富山を走る「京阪特急」 ~宇奈月温泉

 宇奈月温泉に向かう途中、富山地方鉄道(富山地鉄)の、とある無人駅前の踏み切りで信号待ちをしているときだ。

 まるでタイムスリップしたかのように懐かしい車両がホームにすべり込んできた。

 京阪特急だった元3000形電車だ。

 

 元3000形はこの地で今も元気に、二次勤めをしていた。

 私は子どものころ、京阪沿線の樟葉で育った。

 当時の樟葉は各駅停車しか停まらない田舎町で、鳩マークをヘッドに颯爽と通過する特急の勇姿に憧れたものだった。

 まだ、高級家電だったテレビを搭載したテレビカーも人気だったが、こちらも健在だった。

 他にダブルデッカー車(2階建て車)も運行されいるという。

 宇奈月駅では、富山地鉄カラーとなった元3000形にも出会った。

 

 関東方面の私鉄も、こちらで二次勤めしているようだ。

 こちらは、富山地鉄オリジナル車14760形。

 宇奈月温泉駅前の温泉噴水と足湯。

 

 何か名物を食そうと、注文したのが、「富山ブラックら~めん」。

 名前のインパクトの割りには、濃い出汁の普通のラーメンという感じ。

 (お店によって、違うのかもしれないが。)

 黒部峡谷鉄道の駅前にある「ホテル・フィール」に投宿した。

 素泊まり6000円~と格安なうえ、7F温泉浴場からは駅舎や車庫がジオラマのように展望できた。

 駅舎内に掲げられていた「富山県方言番付け」。

「おちんちんかく」には、「そぼれる」。

 


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黒部峡谷鉄道 ③ ~鐘釣温泉

2020-09-03 | 富山の旅

黒部峡谷鉄道 ③ ~鐘釣温泉

 

 欅平周辺を散策したあと、欅平駅から宇奈月への帰路につく。

 

 

 トロッコ列車内では例のごとく、室井滋さんの解説が冴えわたる。

 

 

 

 

 20分ほどの鐘釣駅で途中下車。

 鐘釣の地名は近くに釣り鐘の形をした山があることに由来している。

 黒部川の対岸に残る「万年雪」も有名であるが、温暖化のせいか、消え失せていた。

 もう一つの名物は河原から自然に適温のお湯が湧き出す「鐘釣温泉」。

 

 天然の湯船の底にある砂の下から自然に温泉が湧き出ている。

 もうひとつ、洞窟の下から熱めの温泉が湧き出し、自然の洞窟風呂になっているところもある。

 

 

 

 鐘釣駅は列車のスイッチバックが見られる駅。

 さあ、旅も終わりに近づく。

 

 

 「また、来られえ!」

 

 

 

 

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黒部峡谷鉄道 ② ~欅平周辺散策

2020-08-31 | 富山の旅

黒部峡谷鉄道 ② ~欅平周辺散策

 

 黒部峡谷鉄道の終点、欅平駅から、秘湯「名剣温泉」を目指す。

 まず、切り立った渓谷に架かる朱色の奥鐘橋を渡り、岩壁をえぐり取って作られた歩道、「人喰岩」に到着

 その名のとおり、大きく口を開けた岩が人を飲み込むように見える。

 ちょうど、補強工事の最中で、岩壁ではなく、コンクリート壁になるようだ。

 もう、人を喰うことはなくなるが、安全のためとはいえ、ちょっと、寂しい気がしないではない。

 

 

 ヘルメットが用意されていた。のっけから、警告板。

 「こわいと思ったら、ここで引き返してください。」

 

 特に注意すべきは、落石だが、ダムの放水、熊出没にも注意らしい!?

 黒部川のせせらぎはどこまでも、清冽で秘境ムードに溢れている。

 このあたりは白馬連峰、唐松岳の裏側に位置するという。

 

 

 シシウドが咲いていた。

 

 「ミヤマカラスアゲハ」・・・私がもっとも、好きな蝶が出迎えてくれた。

 

 「日本の秘湯を守る会」会員、「名剣温泉」到着。ここから更に奥へ行くと「祖母谷温泉」だが、今回は引き返す。

 

 逆方向に戻って、足湯が名物である河原展望台に到着。左上に見えるのが奥鐘橋。

 

 

 「猿飛峡」を目指す。歩道のいたるところが落石避けのトンネルになっている。

 

 

 

 川幅が狭く、昔、猿が飛び越えたことからその名がついたという猿飛峡。

 残念ながら、そのすぐ手前で通行止めになっていた。

 

 

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黒部峡谷鉄道 ① 宇奈月から欅平へ

2020-08-29 | 富山の旅

黒部峡谷鉄道 ① 宇奈月から欅平へ

 宇奈月駅から欅平(けやきだいら)駅まで、日本一深いV字峡谷の全長20.1kmを片道約1時間20分で結ぶ黒部峡谷鉄道・トロッコ電車。

 黒部峡谷鉄道の歴史は古く、もともとは大正12(1923)年に黒部ダム建設の資材を輸送する作業用列車のために敷設され、昭和12(1937)年に現在の終点・欅平まで開通した。

 その後、昭和46(1971)年に現在の黒部峡谷鉄道株式会社が発足し、一般用のトロッコ電車の運行が始まった。

 オープンタイプの客車(普通車)に乗車し、爽やかな風と鉄路の響きを体感した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 中世ヨーロッパの古城のような新柳河原(しんやながわら)発電所。
 
 
 トロッコ電車に乗車すると、富山県出身の女優・室井滋さんの車内アナウンスがあり、見どころやエピソードをガイドしてくれる。
 
 
 
 黒薙駅を過ぎると峡谷の沿線で一番峻険な谷に架かる後曳(あとびき)橋を渡る。
 60mあるという、あまりの谷の深さに後ろに引き下がったことから後曳と呼ばれるようになったそう。
 
 
遺跡のような水路橋。発電所まで送水する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
終点の欅平駅に到着。
 
 
 

  

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立山 室堂の夏 ⑤ ~残雪の道・最終章

2020-08-22 | 富山の旅

立山 室堂の夏 ⑤ ~残雪の道・最終章

 雄山山頂に至る登山道の中間点、標高 2,700mの稜線に建つ山小屋「一の越山荘」を目指す。
 立山室堂山荘から稜線上の「一の越山荘」を見上げる。

雄山山頂を望む。

 残雪上ルートが多い。それでも、昔と比べると、温暖化のせいか、雪が少なくなった。

 

 

 みくりが池とみどりヶ池が揃ってみえる。

 

 一の越山荘に到着。みくりが池温泉調達のお弁当を開けてみる。

 

 

 ずっしりと重かっただけに期待していたのだが・・・・(これで1000円??)

 

 登山者のオアシス、有料トイレの上に雄山への登頂ルートがみえる。

 ここで残念ながら、膝に違和感あり、下山することにした。

 午前4時半から、あちこち歩きすぎたかな。

 どうも、私は「王道」という言葉が嫌いで、「王道」といわれると道を逸れたくなる傾向がある。

 人生の旅も同じ。

 前回、ここに来たときも、ここから、雄山には行かず、雷電目指して、尾根道を歩いて行った。

 でも、次の機会には、素直に上だけを目指そうと思う。

 

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立山 室堂の夏 ③ 室堂山展望台 ~北アルプスと立山カルデラ一望

2020-08-20 | 富山の旅

立山 室堂の夏 ③ 室堂山展望台 ~北アルプスと立山カルデラ一望

 

 立山主峰・雄山の直下に見える「室堂山荘」から室堂山展望台を目指す。(左;雄山 右;浄土山)

 まず、目に入るのが「みどりヶ池」。

 

 

 ほどなく、「立山室堂山荘」到着。山荘の脇に前身である「立山室堂」が建つ。

 

 18cに建てられたという室堂は修験者が宿泊したり祈祷を行ったりする堂で山小屋というより、立山遥拝のための信仰施設であった。

 

 ここから、麓の博物館で見た「立山カルデラ」の実物を見るため、標高2675mの室堂山展望台へ。

 

 途中、振り返ると室堂平と歩いてきた道のりが眼下に一望できる。

 

 

 室堂ターミナルが小さくみえる。それにしても、この空は・・・

 

 

 立山連峰の奥に映画にもなったクライマー憧れ「剱岳」の鋭峰がちらりと見えた。

 

 

 

 途中、浄土山山頂分岐に出る。

 「浄土山」・・・立山室堂には天国も地獄もある。

 私はまだ、行くわけにはいかない。

 「浄土山」に向かって、今日、逝く人を送る。合掌。

 

 

 

 ようやく、室堂山展望台到着。

 室堂平とは全く違った景観だ。 巨大な窪地とその周りをとりまく荒々しい断崖絶壁。

 これが、もう一つの立山とも呼ばれる”立山カルデラ”。

 

 北アルプスも一望である。

 左から、槍ヶ岳3180m、赤牛岳2864m、笠ヶ岳2897m、黒部五郎岳2826m。

 

  右にスライドして、笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳。

 槍ヶ岳をクローズアップ。右横は奥穂高岳3190m。

 

 

 

  

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立山 室堂の夏 ② ~地獄谷・血の池・りんどう池

2020-08-16 | 富山の旅

立山 室堂の夏 ② ~地獄谷・血の池・りんどう池

   みくりが池湖畔に建つ「みくりが池温泉」の北西直下にガスの激しい噴出音が響く。

 草木は一本もなく、各所から硫気孔が開口し、まさに地獄のような異様な光景が広がっている。

  温泉の源泉でもある「地獄谷」である。

  遊歩道が整備されており、昔、訪れたときはハンカチで口を押さえながら、散策したものだが、2011年から有毒ガスの濃度が高まっているため、立ち入り禁止となっている。

  温泉を上がったところにエンマ台という展望台があり、大日連山をバックに全貌を見ることができる。
 
 
 
 
 
 
 みくりが池とリンドウ池に挟まれた窪地には、池面が真っ赤な群集池「血ノ池」が不気味な表情を見せている。
 池が赤く見えるのは酸化鉄を多く含有しているからだが、こちらも、血の池地獄を彷彿とさせる。
 
 
 
 
 
雷鳥沢方面に向かう途中に見える「りんどう池」。
 
地獄谷の噴気が包む先には雷鳥荘がある。
 
 
 
 

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