ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

「闘う前に負けること考えるバカいるかよ!」 ~プロレスラー墓名碑2022・アントニオ猪木 ④

2023-02-25 | プロレス

「闘う前に負けること考えるバカいるかよ!」 ~プロレスラー墓名碑2022・アントニオ猪木 ④

 

1990年2月10日、TOKYOドームのメインは、アントニオ猪木、坂口征二VS橋本真也、蝶野正洋。

控室で臨戦態勢に入っている猪木と坂口がインタビューに答えていた。

かつて黄金コンビとして最強を誇った二人だが時は移り、凋落と引退の影が忍び寄っていた。

相対するは、これから絶頂期を迎える若い力の二人。世代交代を印象付けるようなカードである。

アナウンサーが「もし負けるようなことがあったら・・・」と口を滑らせた。

猪木は怒り「出る(闘う)前に負けること考えるバカいるかよ!」とアナウンサーにビンタを喰らわす。

それは、猪木自ら、己を張って、自らに闘魂注入したような一撃だった。

人間誰しも、強大な難敵を迎えなければならないときがある。

そんなとき、この言葉を思い起こし、己に闘魂ビンタを浴びせたい。

これから、私も大きな敵を迎えるのだ。

 

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冬来たりなば、春の兆し  ~けいはんな記念公園

2023-02-23 | 花めぐり~1・2月

冬来たりなば、春の兆し  ~けいはんな記念公園

 彩のなかった冬の公園に少しだけ、春の兆し。

 散歩途中のデジスケッチ。

  

 

 

 

 

 

  

 

 

 

   

 

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鞆の風と潮待ちの港 ~福山・鞆の浦 ④

2023-02-22 | 山陽の旅

鞆の風と潮待ちの港 ~福山・鞆の浦 ④

 

 瀬戸内海にぽっかり浮かぶ鞆の浦のシンボルともいえる弁天島と仙酔島の眺め。

 江戸時代に立ち寄った朝鮮通信使はこの眺望を「日東第一形勝(朝鮮より東で一番風光明媚な景勝地)」と賞賛した。

 穏やかな鞆の風を感じながら、「風待ち港」、「潮待ち港」といわれる、この街に安らぎや癒しを覚えるのは何故だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 至る所に特産の薬味酒「保命酒」の蔵元や販売店が軒を連ねる。

 「保命酒」は「みりん」を原酒とし、甘口の酒の中に桂皮などのハーブ16種を漬け込んで造るリキュール。

 いわゆる養命酒に似た薬味酒だが、質の良いみりんから生まれる米由来の旨みとコクに深みがある。

 1本だけ試しに買って帰ったが、すぐに飲み干してしまった。

 

 

 昔の町並みだけに幹線道路といえ、道幅の狭さは致し方ないところか。

 とは言うものの、方言が楽しい。

 

 

 

 

 

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路地裏のある風景 ~福山・鞆の浦 ③

2023-02-19 | 山陽の旅

路地裏のある風景 ~福山・鞆の浦 ③

 私は華やかなメイン道路(王道)よりも、路地裏(裏道)に魅力を感じてしまうタイプだ。

 路地裏にこそ、着飾ったよそ行きの姿ではない街の素顔がある。

 生活の匂いがする空間、若しくは猫の通り道のその先にアナザワールドの入り口を期待しているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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福山・鞆の浦 ② ~ポニョのいる風景

2023-02-17 | 山陽の旅

福山・鞆の浦 ② ~ポニョのいる風景

 

 この街を歩いていると、この風景をいつか何処かで見たことがあると思った。

 デジャブやDNAの記憶でないとするならば何なのかと考えながら散策していると、民家の軒下の金魚鉢の中に、そいつはいた。

 そうか、「崖の上のポニョ」だ。

 宮崎駿監督は数か月、この町に滞在して、あの物語を構想を練ったと後で知った。

 そう言えば、いたるところにジブリの世界観が漂っている、そんな気がしてきた。

 

 

 

 巨大な常夜灯がある小さな港町。

 

 

 

 

 

 

 

 猫が風景に溶け込む街。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ショーウィンドウのオードリー。 

 

 

 

 

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福山・鞆の浦 ① ~坂本龍馬のいた風景

2023-02-15 | 山陽の旅

福山・鞆の浦 ① ~坂本龍馬のいた風景

 

 福山市の鞆の浦は、坂本龍馬と深い関わりがある街だ。

 1867年4月23日、坂本龍馬が率いる海援隊の船「いろは丸」と紀州藩の船「明光丸」が鞆沖合で衝突し、いろは丸が沈没してしまった事件「いろは丸事件」が起き、鞆の浦は日本で最初の海難審判事故の舞台となった。
 江戸幕府の御三家でもある紀州藩を相手に坂本龍馬は政治力、交渉能力、そして広範囲な人脈を駆使し、最終的には国際法の「万国公法」を持ち出し紀州藩側の過失を追及し8万両(20億とも40億とも言われる)という膨大な賠償金を得た。

 「いろは丸事件」をきっかけに坂本龍馬をはじめとする関係者たちは鞆の浦に上陸。

 廻船問屋を営んでいた「桝屋清右衛門宅」に当時、龍馬が偽名を使って隠れ住んでいた部屋が現存する。

 当時のことだから、命を狙われていたことだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、「いろは丸展示館」では、海難事故がどのような経緯で起きたのかを分かりやすく展示されている。

 沈没した「いろは丸」の発掘調査の様子や、発掘調査で引き揚げられた沈没船の残骸も展示されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 坂本龍馬が紀州藩の船長と賠償交渉を始めたのがこの場所、龍馬交渉跡(御舟宿いろは)である。

 

 

 龍馬は「いろは丸」には銃400丁、銃火器35630両、金塊など478696両198文を積んでいたと主張していたが、現在の調査の段階では、まだそれらは一つも見つかっていない。

 もしかしたら、海の底にお宝が眠っているのか?それとも龍馬の吹っかけだったのか?

 その7か月後に京都で暗殺された龍馬の胸中は知る由もない。

 

 そんな「いろは丸」を再現した「平成いろは丸」が、鞆の浦から仙酔島を行き来している。

 

 

 

 

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NHK旅番組「えぇトコ」 ~平野取材に同行!

2023-02-12 | 平野探訪

NHK旅番組「えぇトコ」 ~平野取材に同行!

 偶然か奇遇か必然か、NHK大阪の旅番組「えぇトコ」のディレクターさんとお知り合いになった。

 平野を取材したいということなので、それではと、まず、杭全神社の連歌所をご案内した。

 連歌の山村宗匠とお引き合わせをする。

 

 

 

 

 

 

 翌週は楯原神社へ。

 喜連環濠地区まちづくり研究会の天野会長と如願寺のヴォルコゴノフ慈真さんとお引き合わせ。

 

 

 

 

 

 

 

 喜連の屋敷小路を気に入られたようだった。

 

 

 

 

 

 

 

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阿伏兎観音 (あぶと かんのん) ~瀬戸内の奇勝

2023-02-08 | 山陽の旅

阿伏兎観音 (あぶと かんのん) ~瀬戸内の奇勝

 

 福山市沼隈町にある、通称「阿伏兎観音 (あぶと かんのん)」として知られる寺「磐台寺 (ばんだいじ)」。

 570年に毛利輝元によって建てられたと伝わる。

 瀬戸内を行き交う船の航海安全を祈願するため建てられた朱塗りの観音堂は、国の重要文化財に指定されている。

 観音堂の前からは、目の前に瀬戸内海が広がるすばらしい景観を楽しめる。

 その美しさから、歌川広重が浮世絵にした。

 十返舎一九の弥次さん北さんも、当地を訪れたようだ。

 子授け・安産の祈願所としても知られており、崖の上に建つ観音堂の中には壁一面に奉納された「おっぱい絵馬」が飾られている。

 

 

   

   

   

   

   

   

   

   

   

 

 

   

 

  

 

   

 

 

 

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お多福のような笑顔で ~平野・全興寺・節分の日 ②

2023-02-05 | 平野の伝統行事

お多福のような笑顔で ~平野・全興寺・節分の日 ②

 

 全興寺の節分祭に参詣すると、開運「守り札」、「福豆」、「お多福面」を授与される。

 厄をはらってくださった昨年の「お多福面」を返納する。

 決して、下膨れになりたいとは思わないが、お多福面のように笑顔でいられたら。

 

 

 

 

 

 

 境内は蝋梅、山茶花が花盛り。

 

 

 

 

 商店街を抜けて、「ふるまいぜんざい」の会場へ。

 

 

 

 

 

 

 

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平野・全興寺・節分の日 ① ~御祈祷とお砂踏み

2023-02-04 | 平野の伝統行事

平野・全興寺・節分の日 ① ~御祈祷とお砂踏み

 

 2月3日は節分ということで、平野区の全興寺でも節分祭が執り行われた。

 御祈祷と四国八十八か所お砂踏みがあり、たくさんの方が参られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日は地獄もお休みなんだ~。働き方改革かな。

 

 

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天寧寺・海雲塔から尾道ふれあいの里 ~ノスタルジック尾道 ③

2023-02-02 | 山陽の旅

天寧寺・海雲塔から尾道ふれあいの里 ~ノスタルジック尾道 ③

 

 尾道のシンボルのような風景といえば、ずん胴の三重塔と背景の尾道水道。

 この塔は天寧寺の海雲塔といい、1367年に足利義詮が建立したといわれている。

 建立時には五重の塔だったが、江戸期の1692年に上の2重を撤去し、三重塔に改められた。

 石畳の坂道を降りていくと踏切があった。

 映画のシーンで見たような・・・

 

 

 

 

 

 

 尾道市役所の駐車場と屋上からの夕景。

 

  

  

 

 今日のお宿は郊外の「尾道ふれあいの里」。温泉自慢の宿だ。

 

 

 

 

 朝食バイキングも個性が出る?

 

 

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