「PLANETS-奇跡の惑星」 ~神戸アート水族館<アトア> ⑥(E)
「PLANETS-奇跡の惑星」ゾーンのプロローグはプラネタリウムのような「STAR LIGHT」の部屋から。
そして、神秘的な日本最大級の球体水槽「AQUA UNIVERSE」との邂逅。
宇宙空間や深海の世界を体現する。
「PLANETS-奇跡の惑星」 ~神戸アート水族館<アトア> ⑥(E)
「PLANETS-奇跡の惑星」ゾーンのプロローグはプラネタリウムのような「STAR LIGHT」の部屋から。
そして、神秘的な日本最大級の球体水槽「AQUA UNIVERSE」との邂逅。
宇宙空間や深海の世界を体現する。
「MIYABI」 雅な和空間 ~神戸アート水族館<アトア> ⑤
日本の四季折々の情景と伝統的・雅な和空間が広がる「MIYABI-和と灯の間」。
ここが水族館であることを忘れさせる、というより、幻想的なデジタルアートの世界である。
巨大な盃型の金魚水槽にテーマの「雅」が浮かび上がる。
散策する日本庭園のガラス床の下を鯉が優雅に泳ぐという新感覚体験。
やがて、花火が上がった。
たおやかに生きる生命の讃歌 ~神戸アート水族館<アトア> ④
3Fゾーンに入るとムードが一変する。
やわらかな光が射すやすらぎの空間。探求の部屋「FOYER」。
魚たちや動物たちの生命の讃歌と探求心にあふれている。
ポルカドットスティングレイ。泳ぐ姿に何故か癒される。動画
やがて、天空に辿り着くように4Fのゾーン「SKY SHORE」へと繋がる。
森の精霊たちと「顔魂」 ~神戸アート水族館<アトア> ③
石井竜也氏(米米クラブ、映画監督、アーティスト等々)の作品「顔魂(かおだま)」が展示されていた。
「流木が川を下ってきて海で洗われ、海岸に打ち上げられるまでに余分なものがはぎとられている。そこに魂を感じたりする」
人も生きているうち、いろんなものを身に纏うが、人生の荒波に剝ぎ取られて、最後には素の自分に戻るのかもしれない。
森の精霊たち。哺乳類篇。ワラビー、ハツカネズミ、
水の妖精。
「ELEMENTS-精霊の森」 ~神戸アート水族館<アトア> ②
霧が立ち込み、木漏れ日が降り注ぐ樹海と源流の森。
「ELEMENTS-精霊の森」では水中世界を抜け出し、川や水辺に暮らす精霊(生きもの)たちと遭遇する。
フロアを泰然自若と闊歩するゾウガメ・ウオークを初めて見た。
爬虫類や両生類に神を感じる。
神戸アート水族館<アトア> ① ~「MARINE NOTE-生命のゆらぎ」
神戸ベイエリアに新感覚の水族館が昨秋に誕生したというので出かけた。
アートとアクアリウムの融合<art & aquarium=atoa>がコンセプトの劇場型アクアリウム「アトア(átoa)」である。
アトアは独特の造形が際立つ「神戸ポートミュージアム」という、フードホールなども入る建物の中にある。
ここに約100種類3,000点もの生きものたちが棲んでいる。
アトアは青いウェーブ照明と潮の香りが漂う空間で、海中を浮遊しているかのような気分が味わえる「CAVE-はじまりの洞窟」から始まる。
中村美優 「感謝状・母へのメッセージ」 ~敬老会にて
敬老会の季節だが、コロナ再拡大を受けて、中止・延期とされる地域も多いだろう。
おまけに台風まで追い打ちをかけたようだ。
11日に開催された平野南の敬老会の盛り上げに一役買った中村美優さん、ミーちゃんのステージから抜粋。
母の介護に明け暮れている身としては、心に染みる曲。
親孝行だなんて言ってくださる方もいるが、実際、介護現場は修羅場の連続で美談など欠片もない。
あまりのことに声を荒げてしまうことだってある。
ただただ、これまでの感謝の想いがあるからできること。
いつか、介護できたことに感謝する日がくればいい。今はとても、不可能であっても。
福崎町の妖怪たち ② ~あれもこれも、妖怪の仕業⁉
JR福崎駅前のベンチには、コロナ除けのように「アマビエ」が鎮座している。
その横の円筒型の水槽の中に泡がブクブク出たと思った途端の・・・TOP写真である。
さっきまで、辻川山公園にいたと思っていたのに、ガジロウ大忙しである。
あの池と水槽は地中で繋がっているんだとか。なるほどねぇ。
町内には現在19か所の妖怪ベンチがあり、さらに増殖中。
とはいうものの、この灼熱地獄の中、すべてを廻っていたら、「妖怪撮りが妖怪になってしまう。」と困っていたら・・・
「辻川観光交流センター」内にすべての妖怪のミニチュア版が展示されていたのである。
ついつい、楽な方を選んでしまう。これも、きっと、妖怪の仕業⁉にちがいない。
「猫また」
「雪女」
「子啼爺」
「袖引き小僧」
「一反木綿」
「鬼」・・・どこかでお会いしたような。
「油坊」
「山姥」
「砂かけ婆」
「座敷童子」
「ヤマヒコ」
「山の小僧」
「ヤマバヤシ」
「天狗」
「森に吹く風」
「鵺」
そして、こちらが、「妖怪ぬらりひょん」。
ではなかった。当地出身の民俗学者、柳田国男大先生である。
「遠野物語」で有名な柳田国男であるが、「妖怪談義」の中で、妖怪という文化現象から日本人の心を明らかにしようとした。
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福崎町の妖怪たち ① ~ 河童ガジロウの町おこし
兵庫県神崎郡福崎町に妖怪が集結している。
福崎町は中国自動車道と姫路・和田山を結ぶ播但連絡道路が交差する交通の要衝の町である。
当地に古から棲む河童のガジロウが町おこしのために妖怪集めに奔走しているという本当のような嘘のはなし。
妖怪で町おこしというと、鬼太郎たちを集めた 境港の“水木しげるロード” の成功を目の当たりにするが、柳の下にはドジョウが、2匹いたようである。
メインとなる辻川山公園の駐車場は家族連れで溢れかえっていた。
TOP写真はガタロウ・ガジロウの河童兄弟が尻子玉を天に突き上げている図。
ガジロウの登場!
「妖怪小屋の逆さ天狗」
逆さ天狗の手には好物の ”もちむぎどら焼き” を持って、しっかりと名物をアピールしている。
「森に吹く風」
「天狗の森の妖翁」
「招き鵺」
「輪廻の森」
「座敷童子」
「油すまし」
「雪女」
天狗のビジネスマン。
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「あけのべ一円電車」 ~ガタガタゴットンの旅路
明延鉱山で採掘した鉱石は、神子畑選鉱場(みこばたせんこうじょう)に輸送した。
明延鉱山では鉱石を堀り、神子畑では鉱石を細かく砕いて銅・銀・錫などの金属を分離した。
明延鉱山と神子畑選鉱場は約6kmも離れていたが、昭和4年、電車による鉱石の鉄道輸送が始まった。
明神電車という。
鉱石だけではなく、人を運ぶ客車の運行も始まり、料金1円で人々を運んだ。
これが一円電車で、片道30分、客車2両で定員は約40人。
しかし、昭和60年、明延鉱山の閉山前に一円電車の運行は終了した。
平成22年、明延振興館前に長さ70mの一円電車の線路「一円電車明延線」が完成し、一円電車が復活した。
蓄電池機関車で客車くろがね号を牽引しているが、この客車くろがね号は、明延鉱山で最後まで使われた本物の一円電車だ。
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明延鉱山・探検坑道 ② ~地中に眠る栄華の跡
ガイドさんの説明は採掘の機械だけでなく、鉱山の歴史や当時の暮らしぶりまで多岐に及んだ。
明治42(1909)年に近代的な開発が始まり、昭和62(1987)年の閉山まで大いに栄えた明延鉱山は錫の採掘などで日本の近代化を支えた。
昭和30年代の明延には社宅が780戸あり、人口約4000 人で、鉱山従業員は1500人以上いた。
町には電車が走り、病院や学校、テニスコート、映画館もあった。
坑夫は命懸けで働く分、高給取りだったようで、当時まだ高級品であったテレビが各家庭にあったという。
もちろん、誤爆や落盤で命を落とす坑夫もいただろう。
坑道内の熟成庫「明寿蔵」では地元の酒米を原料とした純米酒を熟成している。
香りがよくコクのある仕上がりとなるそうだ。
鳥籠のようなエレベーターなのに超高速で地下の階層の深くまで行けたようだ。
坑道"探検"ツアーも無事、帰還。出口の明かりが見える。
お疲れさま。ありがとうございました。
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明延鉱山・探検坑道 ① ~驚異の地中アドベンチャー
兵庫県養父市の明延鉱山は奈良の大仏を作るために銅を献上したと伝わる古い鉱山で中世においても、銀・銅を産出したといわれている。
近世では明治政府の官営鉱山となり、さらに明治29年三菱合資会社の経営となって鉱物探査を続けた結果、錫石が発見され、「日本一の錫の鉱山」へと発展した。
また、26キロ離れた生野銀山でインゴット(鉱業製品)に加工することによって、大いに繁栄した。
錫の産出量は国内第1位で、昭和40年代には全国の95パーセントの生産量を占めたという。
しかし円高によって安い鉱物が外国から輸入された結果、昭和62年に明延鉱山は多くの鉱物資源を地中に残したまま閉山した。
今回は明延鉱山・探検坑道をガイドさんの案内で見学した。
ヘルメットを着用して地中に降りると、冒険者になったような気分がした。
探検ツアーのメンバーにガイドさんによる注意事項説明。
明延から神子畑選鉱場(錫を選鉱・製錬した工場)に鉱石を運んだ鉄道、明神電車が保存されていた。
探検坑道の入口。
坑道内の気温は一年を通して10度から14度で、真夏は大変涼しく感じるというので、長袖を着用される人が多い。
入口を再び施錠して、いよいよ、坑道の奥へ進む。
見学できる坑道の延長は650メートルだが、明延坑道自体の総延長は550キロメートルで、大阪から東京までの距離とほぼ同じ長さになる。
坑道の垂直距離は約1000メートルで、海面下約130メートルまで掘り下げていたという。
鉱脈の良鉱部が巨大な空洞になって残っている。高さは約20mはあろうか。
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セレーナマリアの竪琴 ~ 「月の音楽会」けいはんな記念公園
竪琴 (たてごと) というハープに似た楽器で、ヒーリングアーティストとして大活躍されている、竪琴シンガー・セレーナマリアさん。
中秋の名月の下、けいはんな記念公園のコンサート「月の音楽会」で、その透き通る調べを披露した。
子どもたちが鯉に餌やりする舞台がこの日は夢幻のステージとなる。
夜の帳が降り始めたころ、竪琴を携えたセレーナマリアさんがステージに登場。
美山ハイマート・ユースホステル ~心の宿シリーズ Vol.7
趣ある茅葺屋根の小さな古民家を利用した「美山ハイマート・ユースホステル」を久し振りに訪問した。
目の前の田んぼで育った お米や野菜料理などが自慢の自然派の宿。
旧知の足利さんが経営するユースホステルである。
ハイマート(heimat)とはドイツ語で「ふるさと」のこと。
わざわざ、ユースホステル発祥地のドイツ語で表記するあたり、ユースホステル・イズムを継承していく心意気を感じる。
フレンドリーな足利ご夫妻にお迎えいただく。
心のこもった手料理の数々。夕食。
朝食。
かつてはドミトリー主体だったが、今は個別に利用できる。
この日は一人で和室か、トリプルルームを使用させていただいた。
利用料金は1泊2食で一般7550円。(料金は時期により異なるので問い合わせ要)
私は更に府民割が使用できたため、ほんとおにリーズナブルになった。
宿泊者同士やペアレント(管理者)との交流はユースホステルの大切なファクター。
この日も夕食後、「スイカ・チョップの集い」(スイカ割大会)というイベントが開催された。
ジェイソンが乱入してきたかと思った。
キバナコスモスの咲くころ ~美山かやぶきの里 ②
これだけの数の茅葺屋根の家屋がまとまって残っており、しかも、歴史遺産を維持しながら実際の生活が営まれているというのは驚きだ。
かやぶき屋根は茅葺をふきかえるための労力やコストが大きいため、行政の後押しは当然ながら、地域の助け合いがあって初めて成り立つ。
美山には古来からの地域の助け合いの精神が息づく日本の原風景がある。
キバナコスモスや晩夏の花が咲く、かやぶきの里に秋の気配。
ジャコウアゲハがやってきた。
飛び出す坊やがいない里の飛び出し坊や。
かやぶき交流館で濃厚なソフトをいただいた。
北村からは少しはずれるが、かやぶき美術館も趣がある。