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ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

ポルトガル Pav. の「海、青の対話」 ~大阪関西万博 61

2025-07-20 | 万博

ポルトガル Pav. の「海、青の対話」 ~大阪関西万博 61

 ポルトガルは日本と同じように海の国であり、大航海時代にはカラベル船を始めとする美しい帆船で世界の海を巡った。

 ポルトガル・パビリオンの設計者の隈研吾氏は「海という存在自体が感じられる海のパビリオン」を念頭に大航海時代の帆船の重要な道具のひとつであったロープを用いて、海という自然自体を身体感覚として実感できることを考えた。

 ロープの間を吹き抜ける風とそのロープによって透過と反射を繰り返す光により、動き続け、振動し続ける。

 隈研吾氏は「シグネチャーパビリオン EARTH MART」「マレーシア」「カタール」も設計している。

1543年、ポルトガル人が鹿児島県の種子島に漂着して以来、両国の歴史的な交流が始まった。

ポルトガルとの交流の跡は日本語に残っている。

たとえばパン(pão)、タバコ(tabaco)、カステラ(pão-de-ló)、「金平糖」(confeito)といった言葉もポルトガル語がルーツである。

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地球上の生命の約8割が棲む海洋は、その生態系の6割が損なわれており、早急な対策が必要とされている。

持続可能な海洋資源の管理の必要性を訴えかける。

 


イスラエル ★ パレスチナ 共通の聖地  ~大阪関西万博 60

2025-07-19 | 万博

イスラエル ★ パレスチナ 共通の聖地  ~大阪関西万博 60

  

<イスラエル> (コモンズC)

 イスラエルのブースに足を踏み入れると、来場者はヘブライ語、英語、日本語による、時代を超えた祝福の言葉で迎えられる。

 パビリオンの中央には、およそ2000年前に使われた古代エルサレムの建築石材「ザ・ストーン」が置かれ、「Forever」と題された展示のシンボルとなっている。

 そこには、聖書の一節が力強い言葉で投影され、訪れた人が手を触れると、イスラエルが辿った歴史を体感できるようになっている。

 エルサレム旧市街の中心には、2000年前の古代ユダヤ神殿の名残である「嘆きの壁」があり、世界中から何百万人もの人々が訪れ、古代の石の間に願いを託したメモを挟んでいる。

 今、イスラエルはイノベーション国家として、目覚ましい発展を遂げている。

 

 

 

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<パレスチナ>(コモンズD)

パレスチナにはイスラム教とユダヤ教、キリスト教の共通の聖地エルサレムや、世界最古の都市エリコを擁するヨルダン川西岸地区、そしてガザ地区がある。

岩のドームに代表される精緻な装飾タイル、美しい刺繍などの伝統工芸や、地中海と砂漠に囲まれた自然豊かな土地を紹介している。

ブースには美しい風景写真が並ぶが、破壊されたガザのものは一つもない。

 

 アテンダントさんがレクチャーをしてくださった。

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 この地には5千年の歴史と文化、伝統があり、宗教的にも民族的にも重要な場所として独自の発展を遂げてきた。

 それだけに抱える複雑な問題の解決は人類の共通の課題なのかもしれない。

 

 

 


パキスタンの民俗舞踊カッタクダンスとピンクソルト ~大阪関西万博 59

2025-07-17 | 万博

パキスタンの民俗舞踊カッタクダンスとピンクソルト ~大阪関西万博 59

 

    民俗舞踊カッタクダンス。剣を振り、鋭いステップを踏みながら、パシュトゥーン (イラン系民族)の誇りと何世紀にもわたる伝統がステージに蘇る。

 剣のスピン、シンクロした足さばき、そして響き渡るビートが観客を魅了する。

 

   

 

 

 

 コモンズDのパキスタンブースでは、「一粒の塩の中に広がる宇宙(Universe in a Grain of Salt)」をテーマにしている。

 ブース内は北部のケウラ塩鉱山で産出された酸化鉄などを含んだピンク色の岩塩「ピンクソルト」約12トンで埋め尽くされている。

 岩塩の柱が何本も立ち並び、床にも一面に敷き詰められ、幻想的な空間を演出している。

 食用の岩塩しか知らなかったが、塩分を含んだ蒸気を浴びることにより、伝統的な岩塩療法「ハロセラピー」を体験できるという。

 

 

 

  

  

 インダス文明期の陶器が再現されていた。 陶器には、パキスタンでは絶滅したサイもいた。

 

 

 

 

 

   

 


インド(バーラト)Pav. の 後編「スピリチュアルと科学の調和」 ~大阪関西万博 58

2025-07-16 | 万博

インド(バーラト)Pav. の 後編「スピリチュアルと科学の調和」 ~大阪関西万博 58

 

  世界で初めて月面の南極付近への着陸に成功した月面探査機「チャンドラヤーン3号」のレプリカが展示されている。

  インドの目覚ましい宇宙開発事業や科学技術の発展を伝える映像が流され、感嘆する。

  一方ではパドマパニ(蓮華手)と菩提樹や聖なるマンダップ(祭壇)を思わせる「ワンネス・ラウンジ」、アジャンダーの壁画などスピリチュア   ルな深淵世界を垣間見させてくれる。

  

 

 

  

  

 

  

 

  

 

 

  

          

 

 

 


インド(バーラト) Pav. の 前編「蓮の花とコナークの車輪」 ~大阪関西万博 57

2025-07-14 | 万博

インド(バーラト) Pav. の 前編「蓮の花とコナークの車輪」 ~大阪関西万博 5

 

 インドの国花であるハスの花をイメージした外観と水車を思わせるオブジェが印象的なパビリオン。

 水車は「コナークの車輪」といい、太陽神の寺院にある車輪で、太陽の動きや季節を理解し時間の計測をするために使われていたものだそう。

 パビリオン正面にインドと記されているのかと思いきや、「BHARAT] バーラトとある。

 もともと、ギリシャ語の「Indu」を語源とする英語の「India」はインドの方からすると外来語でサンスクリット語の「バーラト」と自称してきた。

 G20サミット開会式でもモディ首相は国名に「バーラト」を使用したことから、今後、正式な国名になるようである。

 

  

 パビリオンの前にある両手のオブジェは、ナマステを表しているという。

              

 

 

  

 

  「悟りの樹」(菩提樹)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 


ブルガリアPav.の「共生するバクテリア社会のように」 ~大阪関西万博 56

2025-07-13 | 万博

ブルガリアPav.の「共生するバクテリア社会のように」 ~大阪関西万博 56

  1970年の大阪万博で日本にヨーグルトを紹介したブルガリア・パビリオンの2025年のメッセージは「乳酸菌などのバクテリアが互いに協力し合って社会を維持しているように、人間も互いに協力することが大切だ。」というもの。

 乳酸菌であるLactobacillus bulgaricus(ラクトバチルス・ブルガリクス)をイメージした「ラクトちゃん」がブルガリア・パビリオンのマスコット。 

   ラクトちゃんは、1つの個体ではなく、無数のバクテリアが集まるコミュニティを体現した存在で、その中ではバクテリアたちが他のバクテリアと協力して社会を維持している。

   内部は腸内フローラを思わせる装飾が施されている。

 ブルガリアでは、ヨーグルトは1300年前には作られていたといわれている。

 

 

 



 


パナソニックPav.「ノモの国」・煌めく結晶の旅 ~大阪関西万博 55

2025-07-12 | 万博

パナソニックPav.「ノモの国」・煌めく結晶の旅 ~大阪関西万博 55

 

 ノモの国とは、モノとココロがうつし鏡になった世界。

 体験エリアでは1人につき1つの「結晶デバイス」を手に、ココロ(感性)やカラダ(感覚)を解き放つことで、世界を変えうる自分の可能性に出会える(Unlockする)旅に出る。

  

ZONE1「カガミイケの奥深く」

 ゾーン1は、異世界へ没入するきっかけとなる場所。

 30名ほどのグループで部屋の中央に集まり、立体音響や光、振動によって五感を研ぎ澄ましていく。

ZONE2「ノモの森」

 続いてゾーン2では、結晶デバイスを1人1つ手に取り、自由なココロで循環を表現した不思議な森を探索する。

 木々や岩に結晶をかざすと新たな光や音が生まれる。

  

 

 

ZONE3 「古木の谷」

森で光を集めたあとは「古木の谷」ゾーンへ。

自分の結晶を古木のブースにかざすことで、自分の感性(ココロ)に基づいた“新たな可能性”を知ることができる。

私はそうらしい。へえ~。

ココロは結晶の力で、蝶に変身する。

みんなの蝶が集まってきた。

 

ZONE4 「大空へ」

ココロの分身である蝶たちが大空に羽ばたくため、グループ全員でパワーを送りあう。結晶をうちわであおぎ続けると、蝶たちは飛び立っていった。

 

 

展示エリア「大地」

ノモの国を支える食べもの・エネルギー・モノづくり・あかり・空間技術について学習する。

「ノモの国」は夜、ふたたび、華麗に変身する。



 


アンゴラ Pav. の「チッソラの夢」Continue  ~大阪関西万博 54

2025-07-10 | 万博

アンゴラ Pav. の「チッソラの夢」Continue  ~大阪関西万博 54

 万博開幕に開館が間に合わず、しかも2ヶ月以上、遅れて漸くオープンしたアンゴラ・パビリオン。

 待ちに待った観客が長蛇の列を作った。

<AIによるアンゴラ概容>

アンゴラは、アフリカ大陸の南西部に位置する国で、豊かな天然資源と多様な資源を持つ国です。1975年にポルトガルから独立し、その後内戦を経て、現在は経済発展を遂げています。石油やダイヤモンドなどの資源に恵まれている一方で、物価が高いことでも知られています。


「チッソラの夢」

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「チッソラの夢」は完結していない。ネクスト・ステージを続けていくのは、次世代のあなたなのかもしれない。





 


「カリビアン・ナイト」 /ドミニカ /アンティグア・バーブーダ /バルバドス /セントルシア /ハイチ /セントクリストファー・ネービス /セントビンセント /キューバ ~大阪関西万博 53

2025-07-09 | 万博

「カリビアン・ナイト」 /ドミニカ /アンティグア・バーブーダ /バルバドス /セントルシア /ハイチ /セントクリストファー・ネービス /セントビンセント /キューバ  ~大阪関西万博 53

 

    タイトルは私の直感イメージとインスピレーションで付ける。

 「カリビアン・ナイト」は松任谷由実の「真夏の夜の夢」に出てくる言葉。

  骨まで溶けるような テキーラみたいなキスをして・・・♪ と歌われる、ラテン越えの情熱的な、あれである。

 ちなみに前回は郷ひろみの「ジャマイカあたりのステップで♪」だった。

 

 <ドミニカ共和国>

 

  

 

 <アンティグア・バーブーダ >

              

 

 

 

 

 <バルバドス>

 

 

 

             

 

 <セントルシア>

 

 <ハイチ>

 

              

 <セントクリストファー・ネービス >

  

 <セントビンセント>

 

 

 

 <キューバ>

 

               

 


中央アジアの風・タジキスタンとキルギス ~大阪関西万博 52

2025-07-08 | 万博

中央アジアの風・タジキスタンとキルギス ~大阪関西万博 52

 

   ワンダースターでは、 中央アジアの国々、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタンのPav.を紹介してきたが、今回はキルギス(コモンズA)とタジキスタン(コモンズD)の紹介である。

 

<タジキスタン>

 国土の90%が「世界の屋根」と呼ばれるパミール高原とそれに連なる山脈・高原からなり、平均高度は約3000mと世界で最も標高の高い山岳国家だ。

 民族は他の中央アジア諸国とは異なり、ペルシャ系民族のタジク人が多数を占めている。

 1991年のソ連解体に伴って独立を果たしたが、内戦が続き、未だ安定していないという。

 

 

 

 フェドチェンコ氷河のジオラマ。世界最大の氷河で海抜は6974mで長さは77キロ。

 

 

 

 アンモナイトの化石を販売していた。

 

 ポップアップステージでタジキスタンの民俗芸能が披露されていた。

 

 

 

 

 

 <キルギス>

 隣国同様、山が多い国で、国を横断する天山山脈には7000mを超える山々がそびえ立っている。

 雪解け水が豊富なこともあり山や街には緑があふれ、その豊かな気候風土から「中央アジアのスイス」とも呼ばれている。

 キルギスの地は古くはシルクロードの要衝として栄え、東西の文化が入り混じる独特の文化が作られた。

 多くのキルギス人の赤ちゃんには、日本人と同じく、お尻に青色の蒙古斑がある。

 日本人と容貌が似ているのは、何処かで繋がっているのかもしれない。

 

 

 

  

  

 


カンボジア Pav.の「アンコールワットと黄金色の稲穂」 ~大阪関西万博 51 

2025-07-07 | 万博

カンボジア Pav.の「アンコールワットと黄金色の稲穂」 ~大阪関西万博  51 

 

 カンボジアのユネスコの世界文化遺産・アンコール・ワット遺跡は12cのヒンドゥー教の聖地として知られている。

 また、舞踊や影絵芝居など9c発祥のクメール朝が生んだ伝統芸能もまた、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。

 カンボジア・パビリオンはコー・ケー遺跡をモチーフにしており、アンコール・ワットの外観模型や、その回廊にある天地創造神話「乳海撹拌(にゅうかいかくはん)」のレリーフの複製品を展示するほか、神話の場面を再現する古典舞踊アプサラダンスを披露する。

 きらびやかな衣装を身に着け優雅で繊細な動きの「天女の舞」は見る者の心を奪う。

 展示物の前には黄金色の水田が広がり、メコン川流域の肥沃な土壌に恵まれた農業大国であることもアピールしている。

 黄金色に実る稲穂は、「命を救う」というテーマを印象づける。

 日本人としては、黄金色の稲穂と水田風景には親近感と郷愁を憶える。

 周囲のスクリーンに投映される空の色は徐々に変化し、朝や夕方の荘厳な寺院の雰囲気を演出する。

   

 

  

 

  

               

 ポップアップ・ステージでカンボジアが誇るクメール文化の華「アプサラの踊り」が披露されていた。

 9世紀ごろに生まれたクメール朝の宮廷舞踊は、アンコール・ワット遺跡のレリーフにも数多く登場する。

 アプサラは「天女・天使」とみなされ、踊りは神への祈りとしてささげられるものである。

 踊りの中で頭や腕、足の微妙な位置や、手・指のねじれ具合、反り返った手と指の動き、形、広げ方など全てが意味を持ち、生命の営みを花の芽生えから実が落ちるまでに例えたり、宇宙の循環を表現しているという。

 

 

 

 

           

   

 

  

 

 

 

 

 


東ヨーロッパのPav. 逍遥 モンテネグロ / スロベニア / スロベキア / クロアチア / サンマリノ ~大阪関西万博 ㊿

2025-07-06 | 万博

東ヨーロッパのPav. 逍遥 モンテネグロ / スロベニア / スロベキア / クロアチア / サンマリノ ~大阪関西万博 ㊿

 コモンズC には、以上の5か国の東および中部ヨーロッパの国々が出展している。

 特にバルカン半島や中央部は民族構成や文化、宗教も複雑で古代から様々な領邦国家や小国が乱立し、独立・吸収を繰り返してきた関係で現在の国家も多様である。

 <モンテネグロ>

 モンテネグロは、2006年にセルビア・モンテネグロから独立した比較的新しい国で、国土の大部分は山地で、アドリア海沿岸の美しい海岸線と、内陸部の険しい山々が特徴である。

 

 

  

 展示は天井に映し出される没入型映像が主だ。

 

 <スロベニア>

 イタリアの東側に位置するスロベニアは四国とほぼ同じくらいの広さの国。
 ヨーロッパ・アルプスの南端や西側は碧くきらめくアドリア海と接しており、リゾート地として人気である。

 出展ブースでは観光案内もしており、観光立国を目指していることが窺える。

 

 

 

 

  

 

 <スロバキア>

  

 スロバキアは今も中世ヨーロッパの街並みや山岳地帯ののどかな光景を残し、その素朴さから周辺国の人々にはリゾート地として人気の国。

 

 

 

 

 <クロアチア>

 クロアチアはジブリのモデルになったという世界遺産の海が見える街ドブロヴニクや近年はサッカーでも、たびたび目にする国。

 20C末のユーゴスラビアからの独立めぐる紛争のあと、経済発展も著しい。

 水が入った細いパイプが無数に連なる空間で、クロアチアの五つの地方の現在の気温を体感できるようになっている。

 クロアチアでは地中海に面する沿岸部、内陸部、山岳部など地域によって気候が大きく異なるそうで、展示では、パイプの中の水温で館内の温度を調整し、温度の違いを色で表すサーモグラフィーカメラで目視できる。

 

 

 

 <サンマリノ>

 サンマリノはイタリアの都市ボローニャのアペニン山脈の山の上にある城壁国家であり、世界で5番目に小さな国として知られている

 総面積61km²と、大阪市の3,4区と同じ大きさのミニ国家である。

 風光明媚な景色、歴史、文化とタックスヘイブンとしても知られている。

 

            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


南太平洋諸国・幸せの島 ソロモン /バヌアツ /トンガ /パラオ /サモア /ツバル /ミクロネシア /マーシャル ~大阪関西万博 ㊾

2025-07-05 | 万博

南太平洋諸国・幸せの島 ソロモン /バヌアツ /トンガ /パラオ /サモア /ツバル /ミクロネシア /マーシャル ~大阪関西万博 ㊾

 

    南太平洋の国と地域とは、フィジー、サモア、トンガ、ソロモン諸島、バヌアツ、ナウル、キリバス、ツバル、パプアニューギニア、クック諸島、ニウエ、仏領ポリネシア、ニューカレドニアなどをいう。これらは太平洋諸島フォーラム(PIF)の加盟国や地域である。(AIによる)

   

 南太平洋の国々というとビーチやコーラルに囲まれたゆったりとしたリゾート地を連想するが、コモンズに出展している国々のブースを廻って、実際その想いを強くした。

 ソロモン諸島のように「幸せの島」をキャッチフレーズにしている国だってある。(TOP写真)

 もちろん、様々な課題に苛まれていることは間違いないが、何が幸せなのかや、「豊かさ」の基準が文明に毒された?国と違うのは確かだろう。

<ソロモン諸島>

 

   

 <バヌアツ>

 

   

     

   

 

 <トンガ>

 

 

  

 <パラオ>

  

 <サモア>

 

 <ツバル>

 

 

  

 

    <ミクロネシア>

 

 

   

 <マーシャル諸島>

 

 

 

 

 「幸せの島」が「地獄の島」になることだってある。

 大国のエゴにより、かつて、この島で水爆実験があったことを私たちは忘れてはいけない。

 


飯田グループ×大公大Pav. の「西陣織のメビウス」 ~大阪関西万博 ㊽

2025-07-04 | 万博

飯田グループ×大公大Pav. の「西陣織のメビウス」 ~大阪関西万博 ㊽

 

 飯田グループ×大阪公立大学の共同出展パビリオンは特殊加工された西陣織の生地をまとう「サステナブル・メビウス」といわれている。

 未来と伝統の融合を表現したパビリオンで二酸化炭素を活用してエネルギーを生み出す「人工光合成技術」などによって、健康で快適に暮らせる「未来型住宅」や「まちづくり」を紹介する。

 展示の目玉は、館内中央に設置された未来都市「ウェルネススマートシティ」。

 長径24メートル、短径15メートルの巨大ジオラマが、臨場感たっぷりに未来を魅せてくれる。

 

 

 

 水素ステーション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アフリカの「いのちのリズム」、ギニア / コンゴ民主共和国 / 南スーダン ~大阪関西万博 ㊼

2025-07-03 | 万博

アフリカの「いのちのリズム」、ギニア / コンゴ民主共和国 / 南スーダン ~大阪関西万博 ㊼

   

 ギニア共和国は、西アフリカの大西洋に面した本州ほどの広さの国で、稲作やキャッサバをはじめ様々な農作物を生産している農業国である。

 また、アルミニウムの原料となるボーキサイトや、金、ダイヤモンドなどを産出する鉱物資源が豊富な国でもあるが経済面では未だ発展途上にある。 

  

 

 

  

 

 アフリカには隣接する「ふたつのコンゴ」がある。

 もともと、コンゴ王国というひとつの国だったが1960年にベルギー領からコンゴ民主共和国が、フランス領からコンゴ共和国が独立した

 コンゴ民主共和国は、人口1億人、国土面積も日本の6倍の大国で、豊富な資源があり、大きな潜在力がある。

 首都キンシャサの近郊には人間に一番近いとされる類人猿ボノボの保護区があって、世界でもここにしかいないボノボに会える体験ができる。

 

  

 

  

  

 南スーダンは2011年に、スーダンから独立したアフリカで一番新しい国。

 イギリスとエジプトによる共同統治のあと、宗教や利権が渦巻く長い内戦を経て、現在に至る。

 民族の伝統的な暮らしが今も色濃く残る。

 

  

  

 

 

 

 

 以上、三国の展示にはコモンズDで出会える。