東ヨーロッパのPav. 逍遥 モンテネグロ / スロベニア / スロベキア / クロアチア / サンマリノ ~大阪関西万博 ㊿
コモンズC には、以上の5か国の東および中部ヨーロッパの国々が出展している。
特にバルカン半島や中央部は民族構成や文化、宗教も複雑で古代から様々な領邦国家や小国が乱立し、独立・吸収を繰り返してきた関係で現在の国家も多様である。
<モンテネグロ>
モンテネグロは、2006年にセルビア・モンテネグロから独立した比較的新しい国で、国土の大部分は山地で、アドリア海沿岸の美しい海岸線と、内陸部の険しい山々が特徴である。
展示は天井に映し出される没入型映像が主だ。
<スロベニア>
イタリアの東側に位置するスロベニアは四国とほぼ同じくらいの広さの国。
ヨーロッパ・アルプスの南端や西側は碧くきらめくアドリア海と接しており、リゾート地として人気である。
出展ブースでは観光案内もしており、観光立国を目指していることが窺える。
<スロバキア>
スロバキアは今も中世ヨーロッパの街並みや山岳地帯ののどかな光景を残し、その素朴さから周辺国の人々にはリゾート地として人気の国。
<クロアチア>
クロアチアはジブリのモデルになったという世界遺産の海が見える街ドブロヴニクや近年はサッカーでも、たびたび目にする国。
20C末のユーゴスラビアからの独立めぐる紛争のあと、経済発展も著しい。
水が入った細いパイプが無数に連なる空間で、クロアチアの五つの地方の現在の気温を体感できるようになっている。
クロアチアでは地中海に面する沿岸部、内陸部、山岳部など地域によって気候が大きく異なるそうで、展示では、パイプの中の水温で館内の温度を調整し、温度の違いを色で表すサーモグラフィーカメラで目視できる。
<サンマリノ>
サンマリノはイタリアの都市ボローニャのアペニン山脈の山の上にある城壁国家であり、世界で5番目に小さな国として知られている。
総面積61km²と、大阪市の3,4区と同じ大きさのミニ国家である。
風光明媚な景色、歴史、文化とタックスヘイブンとしても知られている。
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