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ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

正月風景 ~秋篠寺から平城京へ

2020-01-04 | 奈良の旅

 正月風景 ~秋篠寺から平城京へ

 初詣は近場で静かなところへというのが、我が家のトレンド。

 ということで、久々に秋篠寺を訪ねて、伎芸天(ぎげいてん)を拝ませていただいた。

 伎芸天像は国内でここ一体のみ。

    天平時代の脱活乾漆造りだが、これは頭部のみであり、体部は鎌倉時代の木造で寄木造りの合体となる。

 ただ、全体のバランスは、全く違和感がなく見事なプロポーションを誇る。   

 ギリシャ神話に出てくる芸術の女神「ミューズ」を思わせるところから、「東洋のミューズ」といわれている。

 

 

 境内は緑濃き苔に覆われおり、冬枯れた周囲の風景から、突然、グリーンの別世界へ来たような気がする。

 

 

 

 

 

 私のお気に入りのお寺のひとつで、特にハクモクレンのころがお勧めだ。

 バックナンバー ハクモクレンの咲くころ

 隣接する御霊神社。

 

 そのあと、毎度定番の平城京へ。

 凧の展示がお正月らしい。

 

 

 

 「変わらぬ正月風景」と何年か前、記した記憶があるが、連れ出した両親の老いが進み、車椅子と歩行器姿となった。

 以前とは明らかに変わってきた。

 変わらぬことは不可避と知りつつも、変わらぬことを願う正月である。

 

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赤レンガ・フェスティバル ① ~旧・奈良少年刑務所の独房から

2019-11-29 | 奈良の旅

赤レンガ・フェスティバル ① ~旧・奈良少年刑務所の独房から

 

 東大寺などからほど近い般若寺町の丘の上に「旧奈良監獄」が佇む

 江戸時代からの奈良奉行所の流れを組みながらも、司法の近代化を掲げて造られた「明治五大監獄」として、唯一原形を保っている。

 最近まで奈良少年刑務所として、現役であったが、耐震性等の問題から2017年(平成29年)に廃庁となった。

 しかし、同年、重要文化財に指定され、建物の保存活用が決定し、来年には、星野リゾートのホテルとして、生まれ変わることになった。

 今回の「赤レンガ・フェスティバル」が、改装前の最後のお披露目となった。

 

  中央看守所。

  庁舎から放射状に配置された「第一寮」から「第五寮」までの舎房を一望に管理することができた。

 

 

 2Fにも、同様の看守所がある

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 作業所。

 

 

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高御座(たかみくら)~平城宮・大極殿

2019-10-22 | 奈良の旅

高御座(たかみくら)~平城宮・大極殿

 

  令和元年10月22日に皇居・宮殿で行われる「即位礼正殿(=そくいれいせいでん)の儀」に向け、令和天皇が即位を宣言される舞台となる高御座(=たかみくら)が保管先の京都御所から皇居内に移送された。

 現在の高御座は、大正天皇ご即位の際につくられたもの。

 大正天皇、昭和天皇、平成天皇、そして、今回の御世代わりで使われることになる。

 そのレプリカが平城宮・大極殿に展示されている。

 大極殿の屋根にある「鴟尾」や「大棟飾り」もレプリカと思えない迫力がある。

 

 

 

 

  1998年に復元された朱雀門を皮切りに2010年には大極殿が復元され、現在は南門を復元中。

  昨年には、朱雀門広場に「平城宮いざない館」、「天平つどい館」、「天平みはらし館」、「天平うまし館」、「天平みつき館」がオープンし、遣唐使船の整備もされた。

 かつて、史跡の位置すら、はっきりせず、野っぱらで放置されていたが、国管理の歴史公園として、どんどん、変貌を遂げるだろう。

 20年、30年後には、第二次大極殿や朝集殿も復元されているかもしれない。

 そのころには、近鉄電車も史跡を横切ることもなく、外側を迂回していることだろう。

 

 

 

 

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ならまち糞虫館と「にゃらまち」散策

2019-07-23 | 奈良の旅

ならまち糞虫館と「にゃらまち」散策

  奈良公園には、野生の鹿が1360頭(2018年度 鹿勢調査🦌)生息している

 彼等の糞は1日1トン余りになるという。

 それらの出来立て、ほやほやが、ばらばらと転がっている風景を目にした方も多いだろう。

 ところが、不思議なことに少し時間が経つと、それらが、いつの間にやら、なくなっているのだ。

 実はこの糞を掃除しているのは、「糞虫(ふんちゅう)」と呼ばれる昆虫たちだった。

 “糞虫”というと、いかにも、汚らしい名だが、ファーブル昆虫記でお馴染みの俗にいう「フンコロガシ」のこと。

 奈良を代表する糞虫「ルリセンチコガネ(種名:オオセンチコガネ)」の瑠璃色の輝きは、まるで宝石の様な美しさである。

 糞を食べて、食べかすを自然界に還す働きをしており、自然界においても、貴重な生き物といえよう。

 ちなみに日本の糞虫は糞をころがさないそうだ。

   この糞虫に魅せられ、趣味で研究を続けてきた奈良市の中村圭一さんが、2018年夏、ならまちに私設博物館「ならまち糞虫館」をオープンさせた。

 同館はならまち音声館の近くにあるが、細い路地裏にあり、看板もなく、訪問するには、少々、探すかもしれない。

 グーグルマップをもってしても、迷ったくらいだから。

 土・日曜の13時からのみ開館で、観光客や昆虫ファンが詰めかけ、ならまちの新しい名所になりつつある。

 館内は博物館というより、ギャラリーという感じで、スタイリッシュでお洒落な雰囲気。

 中村館長は来館者に糞虫のことを話すことが、楽しくてたまらないというふうにみえた。

海外には、角のある糞虫もいる。

 

 ならまち糞虫館ホームページ

糞虫館を出たあと、久しぶりに、ならまちを散策する。

ならまちは「にゃらまち」というくらい、猫と猫ファンが多いまち。

 

 

 

歩いていると、叢に何かクッションのようなものが・・・・。

 

覗き込むと・・・「安眠妨害しないでくれるかにゃあ!」と睨まれた。

 

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「町家の雛めぐり」 ~高取町・土佐街道

2019-02-26 | 奈良の旅

 「町家の雛めぐり」 ~高取町・土佐街道

              

              

 奈良県高取町・土佐街道で本年も「町家の雛めぐり」が開催される。(3月1日~31日まで)
 約100軒の民家や商店が自宅に伝わる「お雛様」を一般に公開するという「町家の雛めぐり」。
 どの人形にも家族の思い出や願いが込められていて、ほのぼのとしてくる。

              

              

              

              

              

              

 このイベントの最大の醍醐味はお雛様を公開する、おうちの方々と観光客の交流である。
 お雛様を見せていただいている間に、おうちのおばあさんが家族の歴史を延々と話し出したりする。
 「ああ、日本って、いいなあ。」なんて、ほっこりとした想いになる。

              

              


              

               

              

               

 
 かつて、山城であった「高取城」の城下町として栄えた高取・土佐街道が、お雛様で飾られる

 
              

 家老屋敷であった、植村家長屋門が威容を誇っている。

              

                      
           

 期間中は大賑わいだが、人が増えても、もとの素朴なほのぼのとした雰囲気を失わずに、ずっと、頑張って頂きたいものである。

 天の川実行委員会のホームページ「町家の雛めぐり」


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雛人形と梅~ 大和民俗公園

2019-02-18 | 奈良の旅

 雛人形と梅~ 大和民俗公園(奈良民俗博物館)

 大和郡山市矢田丘陵にある奈良県立大和民俗公園には、県内各地から移築復元された伝統的な民家15棟がならんでいる。

 寒空の下だが、民家内には早や雛人形も飾られ、早春の到来を感じさせた。

 花見スポットでもある園内には、梅やロウバイが彩りを添えていた。

 竹のあんどん展。幻想的な淡い光が旧い民家を照らし出す。

 みんぱく梅林の梅は五分咲きくらいか。

 

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しあわせ回廊「なら瑠璃絵」 ~2月8日から

2019-02-05 | 奈良の旅

 しあわせ回廊「なら瑠璃絵」 ~瑠璃色の祈り

              

  幻想的な瑠璃色の世界を結ぶ、しあわせ回廊。

  古都奈良の冬の風物詩「なら瑠璃絵」が今年も2月8日から14日まで開催される。

  シルクロードを経て奈良に伝えられた青い宝石「瑠璃」をイメージしたイルミネーション。  

  春日大社、東大寺、興福寺の三社寺と奈良国立博物館を光の回廊で結ぶ。

  

瑠璃色の地球 

              

              

              

              

              

               

              

              

              

              

              

              

 本物のサザンカと瑠璃色LEDの競演。鮮やかな演出だ。

              

              

 凍てつく寒さの中で、この瑠璃玉を見るたび、「瑠璃色の地球」を思い出す。

              

              

 

              

              

              

              

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三輪素麺の天日干し ② ~玉井製麺所

2019-01-30 | 奈良の旅

三輪素麺の天日干し ② ~玉井製麺所

  素麺作りは最も冷え込みが厳しいこの時期が最盛期である。
 桜井市三輪の玉井製麺所では、小麦粉を水で練って一晩寝かせた生地を木の棒にかけ、専用の機械で2メートルほどの長さに伸ばす。
 このあと麺が、からまないよう箸でほぐしながら数時間、天日干しして冬の冷たい風にさらす。

 最初はまるで、太いうどん!

 

 この画像をクリックしてください

 ご家族中心に経営されているようで、何だか、ほっこりする暖かい雰囲気。

 商売っ気が全く感じられないのは職人気質一筋の方だからだろうか。

 ちょうど、毎日放送がTV取材に来ていた。

夕刻のニュースで流されるそうだ。

玉井昭治さんは、「外の風にさらすことで色やコシがよくなり、風味も増します」と話されていた。


 玉井製麺所では乾燥させた麺を切って束にしたあと1年寝かせるため、いま作っている麺が店頭に並ぶのは来年の梅雨明けになるということだ。

玉井製麺所ホームページ

 〒633-0001 奈良県桜井市三輪214 
 (天日干し見学は12月~3月初旬・火曜~土曜日10:00~1時間ほど)

 ※天候に左右されるので、事前連絡を。0744-43-2257  

 

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三輪素麺の天日干し ① ~大和の冬の風物詩

2019-01-28 | 奈良の旅

三輪素麺の天日干し ① ~大和の冬の風物詩

 素麺発祥の地、奈良県桜井市の「大和三輪」で代々千三百年、家族で受け継がれてきた、三輪素麺の玉井製麺所がある。

 昔ながらの手延べ製法にて11月〜3月の寒期にのみ製造する。

 蔵を思わせる工場は三輪山を背景に初瀬川に映り込んで、とても、風情がある。

 天日干しをする日は雪や風のない、穏やかに晴れた日のみということで、なかなか、チャンスがなかったのだが、このたび、ようやく、見学させていただくことができた。

 工場から、素麺が出されると、小麦のぷ~んとした、いい匂いが立ち込めた。 

伸ばされ粘着している麺を長箸で分けていく作業をされていた。

 

 

 

 

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王寺町の白い雪丸 ~達磨寺

2019-01-07 | 奈良の旅

王寺町の白い雪丸 ~達磨寺

 

 奈良県王寺町にかつて、住んでいたが、久しぶりに訪れると在住当時にはなかったものが目につく。

 王寺町の観光大使に任命された、ゆるキャラの「雪丸」だ。

 町のいたるところに出没しているのだが、これが、実にかわいい。

 図書館には、雪丸ロボットまで、登場していた。

 王寺町には達磨寺と聖徳太子に関わる以下のような伝説が残されている。

 達磨と聖徳太子との関わりを伝えた話は「片岡山飢人伝説」と呼ばれています。『日本書紀』推古天皇21年(613年)のくだりや『元亨釈書』によると、聖徳太子が片岡山を通りかかったとき、飢えと寒さで死にかけている異人と遭遇しました。太子は異人に食物や衣服を与えましたが、そのかいもなく、異人は間もなく他界。その末路を哀れに思った太子は遺体を丁重に埋葬しました。しかし、後日、墓を見に行くと、遺体が消えてなくなっていた代わりに棺の上には太子が与えた衣服がきちんとたたまれた状態で残されていたとのこと。その逸話を聞いた人々はやがて異人を達磨の化身と信じ、達磨の像を安置して寺院を建立しました。それが達磨寺のはじまりであるといわれています。  (LINEトラベルjpより抜粋)

 有名な話なので、王寺町のゆるキャラなら、聖徳太子か、達磨大師というところだが、ちょっと、変化球の発想で、聖徳太子の愛犬「雪丸」と相成ったようである。

 在住時に、何度か達磨寺にお参りしたが、雪丸の存在は知らなかった。

 曰く、お経まで読めた犬というから、賢い犬だったそうな。

 (人語をある程度、理解する犬はいるが、これはできんやろ!)

 王寺駅前から、達磨寺まで、「雪丸ロード」となっており、びっくりした。

 

 江戸時代からあるという、「雪丸像」。

 達磨寺のご本尊は千手観音像。

 通常、42本で表現される千手だが、こちらの像の手は392本あり、しかも、一本一本に目が描かれているという、尊いお姿。

ただ数が多いだけではない、端麗な脇手に思わず見とれてしまう!

                                         提供元:王寺町観光協会

                 http://www.oji-kanko.jp/famous-place/darumaji.html
 
  境内には、雪丸のように白い山茶花が咲いていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
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聖林寺 ~国宝第一号「十一面観音菩薩」

2019-01-05 | 奈良の旅

 聖林寺 ~国宝第一号「十一面観音菩薩」

              



 奈良県桜井市の聖林寺(しょうりんじ)は個人的には奈良でもっとも、気に入っている、お寺である。
 初詣客でごった返す、大神(みわ)神社をよそに、訪れる人も少ない穴場でもある。
 お寺は桜井市の郊外の山手にひっそりと佇む。

               

              
 
 石段を昇り、山門前に辿り着くと、眼下に大神神社を望むことができる。

              

 そして、何より嬉しいのは、かつて、フェノロサが「東洋のヴィーナス」と絶賛した、十一面観音菩薩像に時としては、観音堂で一対一で対面できるのだ。
 しかも、十一面観音菩薩は国宝第一号に指定された、優雅かつ荘厳な超一級品。
           

              

 また、初めての人は本尊である「子安延命地蔵菩薩」の、あまりの大きさにびっくりする。
 安産、子育てにご利益があると云う大石仏である。


 南天や千両万両が赤い実をたくさん、つけていた。


              

              
  

   
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平城宮跡~“ススキヶ原”に晩秋の気配

2018-11-09 | 奈良の旅

  平城宮跡 ~“ススキヶ原”に晩秋の気配

              

 いつの頃からだろうか、平城京跡が、晩秋ともなると一面の“ススキヶ原”の様相を呈してきたのは。
 今や、ススキの名所といっても過言ではない。

              

              

              

              

              

 空も青く澄んで、たなびく雲に秋たけなわを知る。

              

              

 やがて、黄昏時になれば、早や晩秋の気配さえ、漂うようである。

              

              

 衛士隊が閉門のため、朱雀門に向かう。

               

 かつて、朱雀門を起点に75mもの幅をもつ朱雀大路がまっすぐ南に向かってのびていたという。
  朱雀門の前では外国使節の送迎を行ったり、時には大勢の人が集まって歌垣なども行われていた。
 朱雀門の左右には高さ6mの築地がめぐり、130haの広さの宮城を取り囲んでいた。
 朱雀門は衛士たちによって守られており、朝夕の開閉を執り行っていた。



               

               

               

               

               

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興福寺・中金堂 ~光と音楽のイリュージョン

2018-11-01 | 奈良の旅

興福寺・中金堂 ~光と音楽のイリュージョン

 約300年ぶりの再建が進められていた世界遺産・興福寺の中金堂(ちゅうこんどう)が落慶を迎えた。

 中金堂は、和銅3年(710)に藤原不比等によって創建され、平安時代以降7回にわたって焼失と再建を繰り返してきた。

 今回の再建は、創建1300年に当たる平成22年(2010)に立柱し、古来伝わる木工技法を踏襲。

 裳階(もこし)付きの二重屋根、鮮やかな朱に塗られた柱といった創建当初の姿が忠実に再現された。

 マジックアワーに浮かぶ中金堂と南円堂、五重塔。

 中金堂の内陣には、本尊の釈迦如来坐像をはじめ、薬王・薬上菩薩立像(重文)、四天王立像(国宝)、大黒天立像や厨子(ずし)入り吉祥天倚像(いずれも重文)を安置。

 内陣柱には、仏教に造詣の深い日本画家・畠中光享氏が新たに描いた14人の法相尊師画を掲げた「法相柱(ほっそうちゅう)」も復元された。

写真・図版

 尚、幻想的な夜間拝観は11日まで。

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飛鳥・光の回廊① ~岡寺・和傘の灯り

2018-10-03 | 奈良の旅

飛鳥・光の回廊① ~岡寺・和傘の灯り

 飛鳥・光の回廊の中でも、一際、異彩を放つ岡寺の「光の傘」。

 岡寺の寺号の由来は633年(天智天皇2年)、義淵(ぎえん)僧正が草壁皇子の住んだ岡宮をもらい受ける形で創建したことによる。

 また義淵僧正が法力で悪い龍を寺の池に蓋をして封じ込めたため、龍蓋寺(りゅうがいじ)とも呼ばれている。

 この岡寺は、わが国最初の厄除け霊場とされ、本尊の如意輪観音坐像は弘法大師がインド、中国、日本の土を混ぜて造ったとされる高さ4.6mの日本最大の塑像である。

 江戸時代に建てられた重要文化財「仁王門」。

 柔らかな灯りに照らされた和傘はLEDのイルミネーションにはない幻想的な空間を演出していた。

 

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明日香・案山子ロード 2018

2018-09-30 | 奈良の旅

明日香・案山子ロード 2018

 「案山子ロード」は 明日香村稲渕で毎年、彼岸花が棚田を彩る頃に開催されるイベント。

 その年の話題の人が登場するのも、楽しみのひとつ。

 今年はやっぱり、西郷どん、チコちゃん、そして、オータニサーンでしょう。

 ワンダースターにとっても、9月の定番になってしまった感があるが、稲渕の彼岸花の数が減ってきたように思えるのが寂しい。

 案山子だけは、いつもながら賑やかだ。

 

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