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崖っぷちロー

チラ裏的ブログ。ここは「崖っぷち」シリーズ・あん○ーそん様とは関係ありません。レイアウト変更でいろいろ崩れ中

しんすけ-Insomniaスカイプ対談について

2009-01-07 23:43:08 | ニコニコ動画・ネットとか
先にあげたしんすけ-Insomniaスカイプ対談の文字起こしが少しは人の役に立っているのでないかと
妄想している今日この頃ですが。
対談から少し時間があいたところで、感想なんかをメモっておこうかなと。

とりあえず、人とコミュニケーションするときの態度だとか、
議論に望む態度だとか、主張が最初と変わってしまっているんじゃないかとか、
そういうことは置いておいて。
  (キャラ作りとかネタとか言うのも度外視して)

一番重要なんだろうと思われるのは、
<批判・批評をするときの当事者性>の問題でしょう。

例えば、自ら実況しない人間がゲーム実況プレイ動画や実況者を批判・批評することや、
インソムさんが言うように、野球をしない人間が野球選手を批判・批評することなど。
もちろん、ここのブログで私が日々書いていることも、
その大半は当事者性がないわけで、かなり身近な問題だと言える。


(1)批判・批評の資格について
 そもそも当事者でない人間が批評・批判する「資格」があるのかという点ですが、
 表現の自由を重要視するとかそういう話(青山学院大学某准教授4)に遡るまでもなく、
 だれでも自由に発言できると考えるのが普通でしょう。

 したがって、実況をしていない人間は実況について批判・批評してはいけないということにはならない。

(2)批判・批評の説得力について
 とはいえ、誰でも自由に批判・批評できるとしても、
 それが「説得的」であるかどうか、或いは、「説得的」であるかのように見えるかどうか
 というのは別の問題である。
  (或いは、批判・批評が「受け入れられる」かどうかという問題)

 例えば、野球の技術的問題について全く同じ内容の批評・批判がなされても、
 その発言の主体がプロ野球選手か、或いはただの野球ファンのおっちゃんかでは、
 その指摘の説得力が変わってくるように「思う」のが一般的でしょう。
 
 もちろん、本来的には内容自体の論理の評価「のみ」によって説得力や当否を判断すべきであり、
 私もそうでありたいと思っていますが、現実にはなかなか難しい。

 そうすると、現実問題としては、当事者性が欠けていることによるマイナスは前提として甘受した上で、
 それを補ってあまりあるだけの説得力を主張内容自体に持たせなければならない。

 更に言うと、当事者でないことを理由として却下される前に、
 内容面を押し出して強引に(先取り的に)本案審理させる力が必要になる。
  (今回の事件でいうと、「実況してないの?」「何様だ」で切られずに、
   内容面の議論に持ち込むだけの力が必要と言うことになる。)

 で、なんとなくですが、現実問題としては
 <問題提起・自説の結論・理由付け>を3行でまとめたときの説得力の勝負に
 なるような気がしますw

 そうすると、当事者でないと分からないことについて批判・主張しても
 説得力の強度を出すことは難しいと考えられるので、
 むしろ、非当事者だからこそ打ち出せる視点・切り口から攻めた方がいいのかもしれない。

(3)結論?
 まとめると、
 ①当事者でなくとも批判・批評していい。
 ②しかし、当事者性が欠ければ説得的でないと思われやすい。
 ③その不利を補うには、より強い説得力を持つ必要がある。

 以上のように考えてくると、
 少なくとも今回のインソムさんの凸はあまりにも準備不足で、
 本案審理させるだけの説得力は欠けていたように思われる。


 まぁ、こんな事を書いている私自身についても、
 説得力の強度があることを書けているかというと、なんとも……


しんすけ-Insomniaスカイプ対談文字起こし

2009-01-05 00:30:39 | ニコニコ動画・ネットとか

ゲーム実況プレイ動画をニコニコ動画に上げている実況者の中でもかなり有名な「しんすけ」さんが、
生配信での実況をustreamにて行った。
その途中から、視聴者とのスカイプ通話を行おうという流れになり、
そこにやってきたのが某掲示板のコテハンで……

やっつけなので、ミスがあると思います。
し=しんすけ さん
イ=Insomnia ◆d2N7mrWjME さん(通称インソム)
  実況者Sが総合代表民と本気ディスカッション!

***20分前後~ 
イ:もしもし?
し:こんにちは
イ:あぁ総合…総合代表民のインソムですが何か?
し:あぁ?何いってんの
イ:分かります総合?
し:あ?
イ:総合分かります?
し:しらねーよ
イ:youtube板だよyoutube板…うん

し:何でため口なの?
イ:ん…あ、ごめんなさい。それはごめんなさいだけど、あのさぁ、でも、
  ため口で行こうよそこは
し:おい舐めてんのかおめぇ
イ:ちょっとまってちょっとまって落ち着こう
し:あ?
イ:で、うん、何の話でしたっけ?

し:なんでため口なんだよおめぇ
イ:ため口じゃないでしょもうなおしたでしょ もうそこはさぁ
し:(舌打ち)しばくぞ
イ:そこはさぁ
し:しばくぞおまえ
イ:だからさ、基地外をさぁ呼べっつうからさ 俺がさぁ、来てやった
し:え~ちょっと頭のおかしい人が来たみたいなんで


***30分前後~
し:誰だよこいつ。さっきから何回も掛けてきやがって…なんだよ?
イ:あ、もしもし?
し:あ?
イ:あの~なんかぁ 
あのさっきなんかしんすけさんがなんかメッチャ好きですみたいな人とばっかりやってるじゃないですか?
し:あぁ
イ:そういうのはちょっとやめましょうよっつう話なんですよ。俺から言わせれば。うん。
  だからぁもうちょっと議論を…ディスカッションをしましょうっつうことなんですよ

し:うん。なんの議論したいの?
イ:例えばさぁあのぉ例えばこの生放送がその果たして面白いのかみたいな…はい
し:うん?
イ:そういう ちょちょっとそのテンションやりにくくないですか?
  ちょっとなんかさっきの人と明らかにテンション違くないですかコレ? 
  ちょっとやめましょうよこの…このノリ…うん

し:ん…言いたいことがあって来たんじゃねぇの?
イ:言いたいことは…言いたいことはだから俺は要するにあのゆとりアンチだって言いたいんですよ

し:何?ゆとりアンチって?
イ:ゆとり組ですけど
し:ゆとり組が嫌いということ?
イ:ぁアンチって…まぁアンチですけど…はい。
  それでぇそういう人となんか生の声を聞こうっつう事なんですよ、うん。
し:うん

イ:もうちょっとテンション上げましょうよ、テンション
し:図に乗んな
イ:(笑い声)
し:屑が
イ:それは…それはありますけどね
  でもね
し:何様よ?
イ:もうちょっと
  何様ってそっちだろ…何を言ってんの?

し:実況やってんの?
イ:実況やってないけど
し:やってねぇの?
イ:やってないやってない

し:どの口が言ってんだそれ?
イ:あのさぁ…だからぁ
  実況や 実況やってなきゃ批判しなきゃいけないのかっつうのは、それは、
  野球選手…野球選手を叩くなら野球が上手くなきゃいけないのかとかそういうことでしょ?

し:いやちょっと意味わかんない
イ:だから要するに、批判
し:(遮る)もうもうもうもういい
  何が言いたいの?言いたいことがあって来たんじゃねぇの?

イ:だから、批判する側とそのあのだからって上手くなきゃいけないみたいなそういうのは違うでしょ
し:もうそれいいから…言い訳いいから

イ:言い訳…
し:だから、何が、何がぁダメなのかとか言いにきたんじゃないの?
イ:ん…ダメなとかそりゃ言いませんけど、
し:うん…いや言いません?お前それ言いに来たんじゃねぇのかよ?
イ:ちょっとさぁだからぁ
し:うん
イ:だからぁそのちゃんと話ししましょう話を。
し:うん良いよ
イ:こっちばっかり喋ってるじゃないですか?


し:何、何言いに来たの?主な題材とか用意してきたんでしょ?
イ:してきてないよ
し:それで議論したいとか言いにきたの?
イ:議論ってわけじゃぁないけどさ
  生放送なんだからもうちょっとさぁ…もうちょっとなんかさぁ視聴者との触れ合いをもっとやろうよっつう話で…うん

し:え~…じゃぁ次の人行きましょう

ジャック・オ・蘭たんの投じた一石

2009-01-04 00:06:57 | ニコニコ動画・ネットとか
ニコニコ動画にゲーム実況プレイ動画をうpしている実況者の中でも、
最古参の1人である、ジャック・オ・蘭たんさんが自身のブログに載せた、
「大物実況者AとBのskypeでのチャットログ」が話題になっている。(もちろんフィクションの可能性あり)
実況界を切る

但し、一時間限定の掲載だったようで、現在では削除済み。


大きな枠組みとしては、
「前世代」の実況者が、マイリス制度変更後の「現世代」において、
どのように振る舞うべきかという問題だろうと思う。
 実況プレイ動画の世代その3

[1:28:24] ガチャピンの発言: やっぱエンタ的な笑いが求められてると思うわニコニコには
[1:28:34] ムックの発言: うんそうだな
[1:28:36] ガチャピンの発言: 開始数秒でわかる面白さって言うの

ここらへんは、私の言葉で言えば、「瞬発性」の問題でしょう。

また、
[1:41:20] ムックの発言: 普通のRPG実況なんてもう話題にも挙がらなくて
[1:42:05] ムックの発言: そこらへんの流れを自分が変えたい気持ちがめっちゃある
[1:42:19] ムックの発言: できれば自分だし、最悪他の人でもいいし

ここらへんは、シフトしたパラダイムを戻したいということでしょうか?

[2:33:26] ムックの発言: もっと人間本体を売り出す実況をしろよと言いたいな
ここらへんは……う~ん……
ゲーム実況プレイ動画をアップする動機、自己実現・自己表現的な問題と
絡んでくるのでしょうか?

[2:38:37] ガチャピンの発言: やっぱ変えるべきは視聴者だと思う
[2:39:26] ガチャピンの発言: 視聴者が変われば実況者もそのニーズに合わせるから、
視聴者が本来の楽しみ方に気づけば実況全体変わるはず

これはなんというか、東浩紀がアニメ批評の消費者(?)に対してキレていたのと
同じような感じがしますw

卵が先か鶏が先かという話にもなりそうですが、
基本的に、消費者が変化するには時間がかかるので、
1年2年のスパンじゃ無理でしょう。多分。

会話ログ中で言及されているように、発信側(実況者・評論家)が力でもっていくか、
それこそ全体の設計(アーキテクチャw)をいじるしかないような気がします。


ともあれ、一般論として、新旧2つの世代が衝突する場合、
旧世代の人間が取れる選択肢なんて3つくらいしかないんだろうと思いますが、
 (その具体的な内容をどうするかが難しい)
これからどのような行動が選択されていくのか、非常に楽しみです。


ちなみに、蘭たんさんがこのようなログをアップしたことに対する非難が強いようですが、
もちろん、私としては、
こういう自己分析的な当事者性の強い批評は面白いのですw

***
この2名の登場人物に対する非難は…
「批評(笑)」って感じの某掲示板では当然かもしれません。

ゲーム実況プレイ動画という名称

2008-12-29 01:15:08 | ニコニコ動画・ネットとか
「ゲーム実況プレイ動画」については、色々な省略形があり、
用法として統一はされていないように思われる。

Googleで検索したら、こんな感じ。
 "実況プレイ動画" の検索結果 約 403,000 件
 "実況動画" の検索結果 約 208,000 件
 "ゲーム実況プレイ動画" の検索結果 約 127,000 件
 "ゲーム実況動画" の検索結果 約 40,000 件


ニコニコで検索してみるとこんな感じ。
 キーワード 実況プレイ動画 が含まれる動画の検索結果:4,433 件
  ……システムの混雑で、検索できない。

おそらく、多くの人はほとんど無意識のうちに、
あるときは「実況プレイ動画」と記述し、
またあるときは「ゲーム実況動画」と記述しているのではないだろうか。

そして、言うまでもないことだが、それぞれの省略の仕方によって、
表面上から読み取れる構成要素はそれぞれに欠落が生じてしまう。

つまり、「ゲーム実況プレイ動画」=「ゲーム」+「実況」+「プレイ」+「動画」なのであって、
これを「実況プレイ動画」と省略形で記述することは、通常、
「ゲーム」という構成要素を表面から落としつつ、
それが補われることを当然の前提として予定していることを意味する。


しかし、このような暗黙の了解を前提とする書き方では、
本当に「ゲーム」という構成要素を落とした「実況プレイ動画」が登場し、
広く認知されるようになってくると誤解を招くことになる。
 例えば、スポーツ実況プレイ動画とか?w
 あるいは、紙製のボードゲームの実況プレイ動画が増えた場合、
 電子的なゲームとは区別される表記が必要になるかもしれない。

そしてその際に、どのように表記するべきかという問題が生じ、
それがグループの衝突にまで発展する危険性がある。
例えば「ゲームプレイ動画」と「ゲーム実況プレイ動画」の間での「実況」の取扱とか。

ということで、今後はとりあえず、「ゲーム実況プレイ動画」と省略せずに記述していきたい。

***
ちなみに、この構成要素という部分から考えていくだけでも、
いろんな派生形のアイデアが浮かんでくるはずである。

「ゲーム」ではなく「動画」だとどうか?(「動画実況動画」)
「ゲーム」ではなく、下位概念としてのボードゲームだとどうか?(「ボードゲーム実況プレイ動画」)
 ちなみに、遊戯王カード(実物)を使って遊んでいる動画は一定の支持を得ているように思えるが、
 それを「カードゲーム実況プレイ動画」として考えることも可能だろう。

あるいは、ニコニコ生放送におけるゲーム実況プレイの放送について、
「動画」ではなく「配信」が構成要素であると考えれば、
その名称は「ゲーム実況プレイ配信」でいいはずである。

実況プレイ動画を巡る諸議論2/雑記

2008-12-26 01:45:02 | ニコニコ動画・ネットとか
6.実況プレイ動画に対する批評(作品論)の是非
805名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2008/12/24(水) 05:17:11 ID:LxDlDGCa0 (PC) 
メモ帳で作ったしんすけ動画が伸びない要因(上に行くほど大きい)

1 農地があること
 解決策
 ・「Part1だけ農地からリンクを貼ります」と農地の主コメに書いてPart1だけリンクを貼る
 ・ブログで動画を告知する
2 タイトルが悪い
 ・無駄にセンスに拘った意味のわからないタイトルにしない
 ・シンプルなタイトルにしない
 ・興味の引くタイトルにする
3 動画のコンセプトが失敗だ
 ・見ていて面白いコンセプトにする
 ・インパクトのあるコンセプトにする
4 ゲームを楽しんでない・喋りがはっきりしない・音量のバランスが悪い
5 動画の冒頭で興味を引かない
 ・はるしげや塩のように冒頭に編集を入れる
 ・冒頭で何かネタを披露する
 ・冒頭で不快なことを叫んだりしない
6 主コメが興味を引かない
 ・主コメに動画の説明を入れる


たまたまこういうレスを見掛けた。
このレスに対して、周りの反応は結構冷たかったように思う。
(プラスの評価も見られた)
その中でも特に、このような分析をすること自体を否定するようなレスもあった。

しかし、物事を分析し、それを文章化するという作業はある種の知的な営みであり、
その内容の当否はともかく、その行為自体については一定の評価をするべきだと思われる。

私だと、個々の動画や実況者について、その内容面を考えることはできないので、
こういう作品論・実況者論は非常に興味深いです。

7.腐女子を巡る議論
 めんどくさい話題だし、取り上げるならそれ単体でするべきなのかも知れませんが……

 元来の「腐女子」の定義からはずれるような言動・人間につても、
 「腐女子」だとレッテルを貼って非難する行為は、ちょっと見ていて恥ずかしい。
 
 もちろん、現在ではかなり定義が広くなってきて、
 「腐女子=女オタク」くらいになってしまっているが、それでいいのかというのは疑問。
 他人を批判したいのなら、
 それを批判する時の言葉遣いにはシビアになったほうが良いように思われる。
 (但し、「腐女子」だとのレッテル貼りが直ちに非難になるのか、あるいは、
  「腐女子」的な言動は非難されるべきかというのは、また別の問題として重要でしょう。)

8.証明を巡る問題
前後の行為・発言の整合性に気を配らずに人を批判するのはまずいという話。
 (注:法律論ではないです)

  甲が、Aの性別に疑いを持っている事例で。
 甲「身分証明証をアップしろ」
 A:保険証をアップする。性別欄は男。
 甲「免許証などをうpしても証拠にはならない」


 この場合の甲の言動はかなりまずい。
 確かに、ネット上に身分証明証等をID付きであっぷしても、
 それはそのレス主(A)が当該身分証をその時点で所持(占有)しているというだけのことであって、
 その身分証明証の名義人がAではなく他人(兄弟等)である可能性はある。
 その意味では、完全な証明の手段ではない。

 しかし、先に甲は自ら身分証明証のアップを求めているのである。
 そうすると、そもそも前提として、
 自らかかる行為によって証明ができるものと(黙示的に)是認していることになる。
 
 つまり、証明の方法としては不十分であるにも関わらずそれを要求するということは、
 その不十分であるということ=自己に不利益なことを自ら認めているのであるから、
 いわば「自白」的な状況にある。

 にもかかわらず、後からそのような「自白」に反する主張をすることは認められないだろう。
 
 あるいは、単純に、矛盾した挙動が許されないと言ってもいいかもしれない。

 まぁ、
 「女だろ」→男性の身分証明書アップ
 「低学歴だろ」→それなりの旧帝の学生証アップ
 というコンボがなされたので、可哀想ではありましたが……


***雑記
夜が寒すぎる。

gooブログの管理ページで表示されるアクセス数・IP数と、
カウンター・アクセス解析で表示されるそれらの数字とが違いすぎる。
PVだと、5倍くらいの差がある。
カウンターとIP数でも、3倍~4倍くらいの差がある。

私としては、gooが表示している方は多すぎるので、
カウンター・アクセス解析の方が実態なのかなと思っている。

***追記
gooブログ表示のアクセス数、閲覧数は疑わしい
このブログの方が調査結果を公表されている。
やはり、gooブログの数字は水増しされていそうだ。
こんな辺境にあんなに多くの人が来るわけがないので、納得w

実況プレイ動画を巡る諸議論

2008-12-23 16:06:22 | ニコニコ動画・ネットとか
ちょっと気になった問題についてのメモ

1.実況動画への批評的言動の是非
 実況プレイ動画に対して批評的な言説を述べることに対して、
 一部では反感が根強いように思われる。
 とくに「評論家気取り~」というような批判のされ方が多いような気がする。
 しかし、「評論家気取り~」という批判は無意味である。

 誰もが自由に発言できるのであって、そもそも「評論家」=専門家である必要はない。
 だから、「評論家」=専門家を気取る必要もないし、擬装する必要もない。
 <「評論家」じゃないけれど、評論的・批評的な議論をします。>と言われれば終わる。

 とはいえ、専門家と素人では、それに懸ける労力も、結果としての質も違うだろう。
 じゃあ、素人が発言する意味は何かといえば、まずは<自分の為になるから>だろう。
 自分ば漠然と考えていることを文章化することで、頭を整理することができる。
 それに伴って、分からない問題がどこかということを確認することができる。
 
 もちろん、そのためだけであれば、ブログや掲示板に書く必要はない。
 あえて他人の目にさらすのは、
 他人に批判してもらうことで、論理をよりクリアーにするためだろう。

 もちろん、自分の考えを押しつける為だけに表現する人・場合もあるだろうが……


2.ネット空間での断定的表現と留保的表現
 例えば「A→B」という原因結果の関係があると主張する場合。
 因果関係があることは「確定的だ・真実だ」と言い切る表現をするか、
 あるいは、「確定的に見える・真実らしく見える」と断定しきらない表現をするかの問題。

 断定できないという留保があるのは、ネット上では当然の前提だから不要という見解と、
 ちゃんと留保しろという見解がある。

 どちらの言い分もそれなりに分かるが、
 しかし、無駄な衝突をさけるなら、やはり留保した方が良いのだろう。


3.某掲示板の影響力
 マイリススパイラルという言葉がでてきた。
 マイリストに入れる→ランキングに載る→再生される→マイリストが増える→欄銀具が上がる→再生~
 
 と、良い影響が連鎖していくことを言うようだ。
  実況プレイ動画の世代その3の背景にあるであろう現象。
 
 ここに、<某掲示板で話題になること>が影響しているのか?という議論。
 各ユーザーの行動のログを見られるわけではないので、
 本当の因果関係や相関関係は分からないとしか言えない。
 つまり、推測でしかない。(ここで2.の議論が絡んでくる)

 おそらく、マイリススパイラルの働きを、
 全て掲示板の影響であるとすることは妥当でない。。 
 とはいえ、+αとして働く可能性は十分にあるわけで、それを否定することもできないだろう。

 結局、具体的な個々の動画によって、
 掲示板がどのように作用したのかというのは違うはずだし、
 その影響力の評価も切り口によってマチマチにならざるを得ないのだろう。

 そこを踏まえておかないと、無駄に頭に血が上った議論になってしまうんでしょうね。


4.著作権関係
 やはり、著作権を巡る議論は何度も何度もわき上がってくる。
 その結論はともかく、重要なのは、どのレベルの議論をしているのか?ということだろう。

 ①道徳マナーの問題
 ②違法な侵害の有無の問題
 ③請求が立つかという問題
 ④権利者が実際にアクションを起こすかという問題

 少なくともこれらのレベルを分けた上で議論する必要があるのだろう。
 ①や②や③の議論をしているのに、
 そこをとばして④に飛びつくというのでは、評価はされにくいだろう。
  参照:実況プレイ動画と違法性


5.実況者の馴れ合い問題
 ただ淡々と動画をアップするのではなく、
 他の実況者や視聴者となんらかの関わりを持とうとする実況者に対し、
 それを「馴れ合い」だとして一部で批判されることがある。

 (1)実況者-視聴者間
   そもそも、視聴者がいることを想定してニコニコ動画に動画を挙げるはず。
   そこでは、人との関わり合いを持つという願望の多寡、
   それを明確に意識しているか否かということに関わらず
   「馴れ合い」の要素は否定しきれないはずである。
 
   そうすると、後は「馴れ合い」の定義・量的な基準の問題にしかならないのではないか。

 (2)実況者間
  そもそも、これを批判する動機・目的が明かでないような気がする。

  ①実況者間のつながりの輪の中に入れないことによる疎外感からくるのであれば、
   それはただのひがみでしかないだろう。
   そういう気持ちを抱いてしまうことは仕方ないだろうとは思うが……

  ②動画の画一化につながるという批判
    これはありうる問題なのかもしれない。
    とはいえ、論理必然の関係にあるわけではないだろう。
  
    両者の問題は分けて議論されるべきでしょうし、
    そういう結果が起きない形での馴れ合いは否定仕切れないのではないか?

    ただし、どちらの結果になるかという判断は事後的判断でしかないから、
    危惧感・不安感を抱く心理も分からないでもない。

  ③相手方実況者のファン(信者)との衝突が起こるという懸念
    これも分からなくはないが、論理必然ではないだろう。

 結局、馴れ合い自体がなぜ批判されるのかという部分はいまいち分からないので、
 もう少し考える必要がありそうです。




「クイックジャパン VOL.80」を読んでみた

2008-12-21 19:19:50 | ニコニコ動画・ネットとか
もう2ヶ月くらい前の雑誌ですが、やはり見ておく必要があるのかなと思い、
今更ながら古本屋で80号を購入(新刊は入手しにくいので)。

1.アライユキコ「実況動画は『ゲーム批評』の新しい形」
 アライユキコさんのコラム。
 内容自体は、著者本人がネット上に公開している物の圧縮版。
  ゲーム実況で実感する堀井雄二の凄さ
  「ゲーム実況動画」と「smaSTAION!!」と

 実況プレイ動画を批評の一つの形態だと活字で明言したのは、
 この人が初めてくらいなんですかね?

2.インタビュー「実況ブームの立役者・しんすけに聞く『ゲーム実況動画』の魅力」
 どうせインタビューするなら、まるまる1ページくらい使って欲しいw
 
 内容自体も、各種ラジオ動画や説明動画で語られていることと大体同じなので、
 それらを踏まえた上で、新しい内容を引き出すようなインタビューをしてほしかった。
 まぁ、そんなことをしてしまうと、雑誌記事として成立しないんでしょうけどw

 ともかく、こういう雑誌メディアに載るという事自体に、意義があるような気がします。

3.加藤「ただの『魔法少女もの』ではありません」
 流石の加藤さん。
 加藤さんのブログを見ていると、プリキュアに対する熱意があまりにもすごすぎて、
 ほとんどプリキュアを見たことがない私ですら、感動を憶える。
 その熱さをギュッと圧縮したコラム。

 「ところで、俺は、以前~」から始まるパラグラフは、
 加藤ファン(信者)にどのように受け止められたのだろうかと、
 当時に戻りたくなる。

4.たろちん「『どうでしょう』とニコ動を繋ぐ友達感覚」
 実況プレイ動画を語る時に、
 ちょくちょく出てくるのが「水曜どうでしょう」という単語。

 ルーツや、イボタッカ、最近だと幕末志士さんの動画が「水曜どうでしょう」的だと
 言われたり、「水曜どうでしょう」の影響を受けているのでは?と言われてる。

 その理由というか、背景を分かりやすくまとめたコラム。

***
まぁ、正味4ページの為に買ったようなものだけど、
残りは時間があれば読んでいこうかと思う。

堀北真希の特集は、一瞥した感じ、
テレビドラマ初主演の『ケータイ刑事 銭形舞』に触れていなさそうなので、
微妙な気がする。 ※訂正:インタビュー内で少し触れられていました。

今の堀北真希を好きな人にとっては、
想像以上に満足できるボリューム・内容なんだろうけど……



実況プレイ動画の派生コンテンツ

2008-12-17 01:33:41 | ニコニコ動画・ネットとか
かなり薄い、メモ。

実況プレイ動画周辺で、
そこから派生するコンテンツの試みが結構積極的に行われているように思われる。
いずれも、法的な問題が少ない(発生しない)ものなので、
受け手としても、精神的にも安心して享受することができのではないでしょうか?

※追記 
 但し、実況プレイ動画と派生コンテンツの関連性の評価は、ケースバイケースでしょう。

1.ネットラジオ
 以前からピアキャスやライブドア等では素人によるラジオがかなりはやっていましたが、
 近時、実況プレイ動画をうpしている実況者の方々が積極的にラジオ放送・うpを
 行っている。

 『クイックジャパン』81号など参照。
  (ライターは実況者であり、某ラジオにゲスト参加もされた方)
  
  このコラム取り上げられた某ラジオなど、
  素人が最大で8000人前後の視聴者を集めて行ったものであり、
  あまり聞いたことがないような気がします。というか、初耳です。

  「実況プレイ動画」の枠を超えて、
  「実況者」個人に対する注目が高まっていることの現れかもしれません。

  加えて、「実況プレイ動画」に対する、
  実況者の自己言及的な分析・批評が増えるきっかけになりうるという点でも、
  歓迎すべき動きなんじゃないかと思われます。
   (但し、このような批評を好まない方もいるでしょう。)


2.ブログ
  これも、注目するにはいまさらなサービスですがw
  やはり「実況者」個人への注目の高まりと関係しているのでしょう。

  内容面で特に注目すべきは、ここ最近相次いで開設された「ゆとり4人組」
  の方々のブログでしょうか。
  無駄に深読みすれば、実況プレイ動画に関係する某掲示板における一大懸念事項について、
  ある種のメッセージを発しているのではないかとも思える。
  
  もちろん、一閲覧者の自分勝手な「深読み」ですけどw

  独立したコンテンツとしての純粋な面白さという意味では、
  やはりoraraさんでしょうか?


  また、いわゆるアフィリエイト問題は、
  広い意味での批評の題材として、非常に面白い問題のような気がします。
  頭の良い方々が(一般的な)問題が発生した当初から取り組んでおられると思いますが……。


3.ニコニコユーザー生放送は、また別の機会に書ければいいのですが……

「ニコニコユーザー生放送」サービス開始

2008-12-12 22:15:59 | ニコニコ動画・ネットとか
ニコニコ動画(ββ)始動!!
>ニコニコ動画(冬)に続く新バージョン、
>『ニコニコ動画(ββ)』が本日17時よりスタートしました。

「ユーザー生放送」ついにスタート!!
>いよいよ本日、これまで運営のみしかできなかった生放送を、
>ユーザーの皆さんが配信できる「ユーザー生放送」サービスを開始しました!

ということで、前に触れたニコニコ動画のバージョンアップが着々と進んでいるようです。
ニコニコ動画(ββ)

***
とりあえず、とある方が早速やられた「生放送」を覗いてきました。
累計入場者数は270人、総コメント数は2700コメくらいでした。
テスト放送であるにもかかわらず、初日ということで、
まずまずの注目度だったように思われます。

配信者側の操作は、生放送について/つかいかたでまとめられているのですが、
なかなかに分かりにくいようですね。

一度に50番組しか配信できないようですが、空いているのか、
何回も新しく番組を立て直しつつ、カメラのテスト等をされていましたw
まぁ、プレミアム会員しか配信者になれませんからね。

これから色々と活用方法が検討され、試行錯誤されていくのでしょう。
生放送配信中に、
他の場所で流されている他の実況者さんのラジオを流すということもありましたw


一視聴者としての、個人的な要望としては、
 ①放送時間を長くする。
 ②同時に配信可能な番組数を増加させる。
 ③特定の日時に配信することを「予約」できるようにする。
 ④ヘルプの充実・分かりやすさのUP
 ⑤番組一覧から、視聴者数・コメ数・公開範囲が分かるようする。
 ⑥生放送終了後、放送した動画とコメントをアーカイブ化し、
  通常の動画として視聴できるようにする。

ってところでしょうか?
①と②は設備投資が必要ですが、③と④については、普通に出来そうな気がします。

特に、③の予約ができるようになると、
生放送の「告知」がかなりやり易くなるのではないかと思いますが。

加えて、疑問として……
やはり各配信は運営側がリアルタイムで監視しているんでしょうか?
放送事故が起こった瞬間に配信を切断しないと、
かなりまずい映像が流れてしまいそうです。

***
ともかく、ニコニコ動画というシステムの構造が変わったということで、
その変化がどういう影響を各方面に及ぼしていくのか?
注目する必要がありそうです。

***追記12月14日
ニコニコニュースにて、視聴可能者数増加+各種検討事項が発表されました。
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2008/12/002141.html

人が考えることは大体似てくるようですねw

***追記
生放送の仕方については、こういうページが参考になりそうです。
[生放送] ニコニコ生放送のまとめ(初心者)



実況プレイ動画に適したゲーム?3

2008-12-11 01:37:15 | ニコニコ動画・ネットとか
つづき

  3)ダウンロード販売との関連-バーチャルコンソール
   また、上記のようなネット通販経由の売り上げのみならず、今日では、
   既存の流通によらずに、データーのみを「ダウンロード販売」
   として消費者に売り渡す形態も増加している。
   例えば任天堂が『Wii』を利用して展開している『バーチャルコンソール』等。

   この販売形態に載っているゲーム作品であれば、例え発売から数十年経っていようとも、
   新作として権利者・制作者の懐にお金が入る形で購入されることが期待できる。
   そうすると、ダウンロード販売をしている限りは、
   実況プレイ動画に利用されることは損害につながりかねない状況にある
   と言えるのかも知れない。  


   とはいえ、例として挙げたバーチャルコンソールであれば、
   そこで販売されるゲームはかなり古い作品であるから、前のエントリで言及した、
   (2)作品内におけるネタバレのウエイトは低い作品が多い様に思われる。
   
   加えて、バーチャルコンソールがそのターゲットとしている購買者は、
   主に過去にプレイしたことがある人であり、
   あるいは、プレイ経験がなくともある程度情報を持っている人達だろうと考えられる。

   そうすると、実況プレイ動画として他人がプレイしているのを見たことで
   ゲームの美味しい部分を得たと考え、購入を控えるということは少なくなるのではないか?

   但し、レトロゲーの場合、固有の事情として、
   その懐かしさが購買意欲を刺激するということがありうる。
   そうすると、他人の実況プレイ動画を見ることでその懐かしさを充足してしまう危険性がある。

   他方、レトロゲーゆえに、消費者の意識から忘れ去られている場合、
   実況プレイ動画に接することで当該作品を思い出し、購入するというケースも考え得る。


5.まとめ?
 視聴者・実況者との関係での親和性は、場合によるとしかいいようがなさそうである反面、
 権利者・制作者との関係での親和性は、とりあえずは強引なマトリクスが作れそうです。

    |自由度高い |自由度低い
 __|______|______
 新作| ○      |  ×
   |売上増加    |売上げ減少
 __|______|_______  
    | ○      |  △
 旧作|売上増加? |減少はしない?
    |減少はしない| 


 長々と思いつくままに垂れ流してきたので、まとまりに欠けているし、
 結局何が言いたいのかよく分からないような気もするw
 仮定・思いこみと強引さも目立ちますし。
 というか、エビデンスが一切無いというw

***記録
抽象度を上げるために、ブログの概要を変更。