日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

野となれ山となれ

2017年09月18日 | Memories of ZUKA
台風の接近する中での観劇
帰りはともかく行きだけは
電車が止まったりする前に
現地にたどり着いておかなくてはと
あとは野となれ山となれって気持ちで
早めに劇場へ向かった

開場まで時間があったから
中日ビル内のキャトルレーヴへと思ったら
台風のため早仕舞いしてた
せめて公演の開場時間まで
開けておいてほしかったけど
フロア全体で閉めたみたいだった

というわけで周辺を散策することにした

嵐の前の静けさをたたえた空にそびえる
名古屋のエッフェル塔



セントラル・パーク
…という名の地下街



マリーゴールドとサルビアの向こうの
名古屋のエッフェル塔
晴れてたらもっと絵になるのに



ヒガンバナ発見



塔を先っちょまで入れて
ヒガンバナと一緒に撮ろうと夢中になって
ヤブ蚊にボコボコにされた



塔にさらに接近



あのツイッギーリコリスは
こんなに黄味が強くなかった
…と名古屋へ来てまでリコリス話



この記事を書きながらテレビをつけたら
この久屋大通公園を整備し直す計画があるって
ニュースでやってた
もっと明るい公園に生まれ変わるみたい
楽しみ

蚊に刺されてかゆいし
向こうに見えるオアシス21のほうへ
そろそろ戻りましょか



オアシス21は
『星逢一夜/Greatest HITS!』の時に
上ったから 今回は上らず
本当は高い所は苦手です



愛知芸術劇場の入る
愛知芸術文化センター前のスペースは



緑があって



座る所もじゅうぶんにあって



いい感じ



いい感じが
くもり空の下だと



伝わりにくいかもしれないけど





ライトアップされたテレビ塔を
もっとゆっくり撮りたかったけど
台風に捕まるまいと
足早に地下鉄の駅へ向かった

やはり
野となり山となられては
困るんである



改めてこの青いライトアップを見ると
『星逢一夜/Greatest HITS!』の時に見た
ライトアップは
単なる冬バージョンだったのかな

雪の結晶が映ってて
雪組バージョンかと思ったけど



ナゴヤジェンヌじゃないから
ワカリマセン

敬称略(再)

2017年09月18日 | 言葉
ちょっとこのへんでまた
おことわりを

当ブログ
下手の長ブログを少しでも簡潔にするため
敬称を略しております

上から目線に感じるかもしれませんが
ご了承くださいませ

敬称略して堪忍リコリス



リコリスの花束を
あなたに



なんちゃって



リ・リ・リ〜コリス♪



散歩道〜のリ〜コリス♪



またリコリス出しちゃいました

琥珀色の雨にぬれて/“D”ramaticS!

2017年09月18日 | Memories of ZUKA
行って来た
台風18号の近付くさなか
望海風斗&真彩希帆のプレお披露目公演
『琥珀色の雨にぬれて/“D”ramaticS!』に



しかもソワレ
午後6時からの公演



行きはよいよい
帰りがこわかった



終演後の挨拶で望海風斗が
今日ばっかりはお早くお帰り下さいと
心配したとおり
劇場を出ると
琥珀色の雨ならぬ暴風雨が
はじまりかけてた



と おしまいから書いてしまったけど
台風にもめげずに行った甲斐があった
お芝居もショーも
どちらもとてもよかった



映画『シェーン』のように
あっちこっちでちょい見して
見たような気になってた
『琥珀色の雨にぬれて』を
初めてちゃんと見た



フィアンセのいる退役軍人の公爵
クロード(望海風斗)と
奔放に生きるモデルの女
シャロン(真彩希帆)

クロードのフィアンセ
フランソワーズ(星南のぞみ)
シャロンに惚れてるジゴロ
ルイ(彩凪翔)

4人の愛の行方やいかにと
集中するあまり
1階席から5階席まで
静まりかえって見守った



ポスターやプログラムの表紙を見て
クロードはもっと
ハードボイルドな感じかと思った
でも違った
生真面目で不器用なくらい純粋で
軍隊仕込みの腕っぷしの強さはあるが
気弱なところさえ見せるやさしい男
一途にシャロンを思いながらも
フランソワーズも無下にできない

シャロンもシャロンで
男たちに取り巻かれ奔放な女と見せながら
心もとなげなところも覗かせる
最後は引き際を心得ていてかっこいい

どちらもはまり役だった



そして彩凪翔が
とびきりかっこいいジゴロを演じてる

ダンサーでもあるルイは
シャロンと一緒に行方をくらました後で
働いていたクラブに再び現れ
世話になった礼を言って去って行く

ちょ ちょっと待って
そうやって退団も近いって
におわせてるわけじゃないよね〜と
ドキッとさせられた



銭形平次?と思うようなイントロで始まる歌が
かえって新鮮だった

30年越しの作品の魅力を知った気がした



もうすっかり耳になじんだイントロが流れ
『“D”ramaticS!』が始まると
真ん中に立つ望海風斗に
早霧せいなの面影が重なった



♪私の愛する人のイニシャルはS は
♪暖かいあなたの微笑 太陽のように煌めいて
となり
歌詞だけでなくそこだけ曲も変わって
新しいコンビの誕生を感じさせた



プロローグ終盤の男役5人の場面は
望海風斗が1人で歌う場面に変わった
すぐに客席に降りて行ってしまったので
5階席からは空っぽのステージが見えるのみ
S席の半分以下の料金で見てるんだからと
あきらめて
座席にぴったり背中を付けて声だけ聴いてた

再びステージに現れて
締めくくりは
シャチホコ!とのけぞった



ジャズに乗せてのスーツのダンス場面は
音楽も衣装も変わった
場面のタイトルは
「Show Star Show」
"ショースター翔"
彩凪翔が中心となって
かっこよく踊る

衣装はちょっと
『HOT EYES』のに似てたような気がする



彩風咲奈のサンライズの男は
真那春人だった



永遠輝せあの歌った「’S wonderful」は
陽向春輝が歌った

1番気になってた
「Snow Troupe・絆」は
「Snow Troupe・希望」となった
同じ青木朝子作曲の新しい歌を歌い踊る場面は
まさに希望に満ち溢れていて
はじまりっていいなあと思った



最後は黒燕尾のダンス
流れるようなキラキラを背負った後ろ姿は
やっぱり早霧せいなを思い出させ
ちょっとせつなかったけど
「ベサメムーチョ」を歌い出すと
望海風斗の魅力に吸い込まれた
確かにこの人が継いだんだなって思った



歌う場面がさらに増えて
本領発揮の望海風斗
同じく秀でた歌唱力を持った
真彩希帆とのコンビに
今後の雪組がますます楽しみになった



ところで今回の5階席
またしても手すりに視界を遮られた

壁状の柵の上に
バー状の手すりが取り付けてあって
バーが舞台に立つ人の胴体を隠した
MAX姿勢を正してバーの上から見たり
逆に下へずれて壁とバーの隙間から見たり
忙しかった

そんな見にくさも超えて
集中して見た



劇場を出た直後は
まだ強風だけだった



JRのホームに立っている時
強風に加えて激しい雨が降りだした
家のドアを開け中に滑り込んだ時は
心底ほっとした
だから翌朝の青空が
ちょっとだけうらめしかったんである