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日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

All for One ーダルタニアンと太陽王ー

2017年07月22日 | Memories of ZUKA
遅ればせながら
22日付でもう1本
アップしときます

前置きがちょっと長いんだけど



インターバル期間を置きながら
続けてきたヅカファンライフ

初めて〜の〜ヅカ〜♪(チュウ〜♪)は
別として

湖月わたるが
星組トップスターだったあたりを
1stピリオド
今を
2ndピリオドと位置付けてる

2ndピリオドは
ほぼ宙組オンリーで始まって
浮気が本気になった雪組が加わり
他の組も観てみようと広がった

春になって
春なのに
急にフトコロが寒くなって
縮小することも考えたけど
小池修一郎脚本・演出の1本物とくれば
観ないわけにはいかなかった

月組
『All for One ーダルタニアンと太陽王ー』







期待を裏切らないおもしろさだった



ちなみに
今回もA席だったので
実際の舞台までの距離は
このくらい



愛希れいかがルイ14世って
どういうことなんだろうと思ってた



男役が女性を演じるのは珍しくないし
娘役が
それも娘役トップが
男性を演じることもあるのかと
小池修一郎の大胆さに注目してた



これから観る人もいるだろうから
ネタばらしはしないけど
元男役の面目躍如とでも言うのか
愛希れいかの男役時代を垣間見た気がした
垣間聞いたというほうが正しいかな



一樹千尋演じるマザラン枢機卿の登場に
アモナスロの再来かと思った

ちゃんと予習して行かなかったから
ちょいちょい笑わせてくれる
モンパンシエ公爵夫人が
沙央くらまだと気付かないまま
第1幕を見た



すっかり月組の人となった
月城かなとが
名悪役ぶりを発揮してた
たまには善いもん役を
見てみたい気もするけど
本当に悪役がうまい



宇月颯のアトスは渋かっこよかったし



暁千星のポルトスは
ジーンズ地の衣装が印象的で
ちょっとかわいい大酒飲みだった



そして
おおらかな雰囲気を持ち
前々からラダメスが似合いそうだと
思っていた
珠城りょうのダルタニアン



抜群の歌唱力を持つ
美弥るりかのアラミス



この2人に
かつての星組トップスターと2番手
湖月わたると安蘭けいを
重ねずにはいられなかった



そう考えると
ラダメスを珠城りょうが
アイーダを美弥るりかが
アムネリスを愛希れいかが演じると
ものすごくぴったりくるような気がする

私の中の再演されるとしたらシリーズ
幻の『王家に捧ぐ歌』



All for One!
One for All!

そして
Wall for One!
One for Wall!

キーワードは壁だ!?


ネモ船長登場/三銃士

2017年07月22日 | Memories of ZUKA
ついにネモ船長が登場した



ヴェルヌの描写は素晴らしくて
いっぺんに惹きつけられた

そして
ネモ船長登場のくだりを読んだとき
ポスターの中の彩風咲奈と
ぴったり重なった



挿絵のネモ船長よりも
彩風咲奈のほうが
だんぜんしっくりくると思うのは
先に見たからということも
あるかもしれないけど

でも本当に
ジュール・ヴェルヌは
ようやく登場したネモ船長の風貌を
とても魅力的に書いていて
それは挿絵の男よりはずっと
彩風咲奈に近いと感じた



註釈によると
ネモ船長の"ネモ"は
ラテン語の"だれでもない"から
来てるらしい

そして彼の素晴らしい潜水艇の名前は
オウムガイまたは
カイダコという意味になるらしかった

すでに広く定着しているため
"ノーチラス号"のままでいくが
フランス語をふつうにカタカナ表記すれば
"ノーティリュス"または
"ノーチリュス"となる
とも註釈にはあった



そんなネモ船長登場の場面を
宝塚へ向かう電車の中で読んだ

月組公演
『All for One』を観に行った



生活費のレシートや光熱費の伝票
税金の納付書なんかとにらめっこしながら
ヅカ通いを続けることに
疑問を感じ始めていた

組を限定して回数を減らせば
長時間移動の負担も減るし
フトコロも助かる

そう思い始めた矢先に観た
『All for One』

すごくすごく
おもしろかった



『海底二万里』の前に
『三銃士』を読んでおくんだったと思ったけど
読んでなくても十分楽しめた

三銃士なのに何で4人いるの?
ってレベルだったのに



法律を勉強していたヴェルヌが
作家の道を歩むきっかけとなったのは
『三銃士』の作者
アレクサンドル・デュマとの出会いだという
(Wikipediaによると)

今年の公演
パリやフランスに
ちなんだものが続いてるのは
日本初のレビュー
『モン・パリ』誕生90周年だからかな



苦しいけど
通い続けてみようと思う