つづき

コンプには小音量とか録音時に気持ちよい機種と、
大音量でばーっと鳴らしたときに気持ちよい機種があります。
前者は試奏して誰でもすぐわかるので解説無用でしょうが、問題は後者でして、
これは少しぐらいカリカリ、ハリハリする物のほうが、アンプからびりっと威勢良く音が飛び出ることが多いですね。擬音でホント申し訳ないですけどねw。（それから、それが「良い音」かというと話は別です。理解してね。）
ワイドレンジで散漫だったエネルギーが、そういうコンプを通るとある一点に集中する感じ。これで飛び出るわけです。
例えばこの黄色い筐体のコンプはそういう物です。
これをベースに使ってる人はおそらく世界中探しても見つからないでしょう。
まず試奏した段階で99%のベーシストがパスすると思います、そういう第一印象の音ですからね。
でかいキャビの音を想像しながら試奏すれば正体に気が付くかもしれませんね。