バーナードにあこがれたのに

先日まぶぱぱさんの家に泊まった時、ファンキーおやじさんがルイスジョンソンの教則ビデオを持ってきて見せていただきました。
Hiroさんと私は目が点。
具体的にどうこう書くのが面倒くさいほど個性的奏法です。身体的な個性も大きな要因です。ホモサピエンスの親指はあんなに長くありません（爆）。
でもあれってさ、よくよく考えたら５弦じゃ不可能だよね？Hiroさん。

で、
帰宅後に、久しぶりにわが家のスティングレイをひっぱりだしてみました。
見た目も年代も近すぎる。
ハードケースのオレンジ色の内張りがすてきすぎです。

ちょっとバウーンと弾いてみたり。
うん、これだ。ビデオのルイスジョンソンと全く同じ音が出ます。ホントに。
硬くて薄くて切れると痛い、刃物的ですね。

実はこのベースを買った理由はただ一つ、
バーナードエドワーズになりたかったからじゃぁあ！
後で調べたら、バーナードのスティングレイは最初期76年式で、音はその後のものとは全然違いプレベのようだったとか（本人談）。確かに、武道館での最後の名演のDVDではそういう音だもんね。後年AERO製でその当時仕様（だっけ？）を模したPUが売られてましたけど、高価な上に、深くザグらないと入らないとのことで私は搭載をあきらめました。ポールピースの長さが違うのです。

というわけでルイスの生音しか出ないスティングレイは徐々に出番が少なくなっていったのでした。
なぜって？ この音を使うのが難しかったからです。
KAZZさんのmixiでmorさんも語ってたけどね、ルイスジョンソンとてこの音のまんま聴ける音源を私は知りません。レコードのベースサウンドは（プレベの時もあるとは言え）こんなバビ～～～～ンとした音ではないのよね。コンプ通してイコライザーいじってせっせとクインシーがまともな音にしてくれてたのね。（あれとてね、まともと言っていいのか）