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お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

「パンパン菓子」

2005年03月01日 | 料理・飲み物・食べ物
「パンパン菓子屋」、或いは「ポンポン菓子屋」という商売があった。小学生の当時、僕は団地に住んでいて、「パンパン菓子屋」が来ると、母から「米」と「砂糖」を貰って、駆けつけたものだ。「焼き芋屋」の様に、移動して、商売をしていたのだ。
「米」と「砂糖」を入れ、僕が耳を塞ぐと、「パーン」という大きな音がして、カゴにお米が飛び出し、お米が甘くて軽いお菓子になった。今はどこでもやっていないのだろうか?最近、見た事が無い。
「夜鳴き蕎麦屋」も来て、ラッパの物悲しい音が聞こえると、「早く寝ないと連れて行かれるよ」と脅されたものだった。そんな、どこか、妖しい空間が今は見当たらない。とっても残念だし、自分の子供達にも体験させてやりたい。

「月影兵庫」

2005年03月01日 | テレビ番組
「月影兵庫」「素浪人花山大吉」という時代劇を御存知ですか?近衛十四郎という松方弘樹のお父さんがやっていたテレビ時代劇だ。もちろん、白黒の時代である。話は「飲兵衛」の主人公と「やえずの半次」という品川隆司がやっていた三枚目が旅をしながら、事件を解決して行くという単純なものだった。多分、小学校低学年とかの時だから、なんで時代劇を見ていたのかが分からない。でも、記憶は鮮明だ。

オフィスによって、「人」は変わる。

2005年03月01日 | エッセイ・日記・意見
共同通信社のビルに今日行った。ビルが三角なのである。用事があった部署のある20階に行ってみても三角。真ん中が吹き抜けになっていて、僕と一緒に行った女性は「働きやすそう」と言っていたが・・・。僕は三角のビルで働くのはシンドイだろうなあと思った。あと、「通信社」というのはニュースが入り次第、アナウンスが流れるので、この「音の洪水」の中だと、僕は神経をやられるなと思った。全国の新聞社やテレビ局でも、共同通信社の、このアナウンスが同時に流れているらしいが、常時アナウンスが流れているのが嫌で、音量を下げているところもあると記者の方が言っていた。
なんか、テレビ局もそうだが、昔の汚い社屋の時の方が、中で働く人間も「人間らしかった」様に思う。近代的オフィスになると、「番組・・・すなわち、ものを生み出すテレビ局」というより、「出世競争をしている普通の会社」になってきてはいないかと危機感を覚える。

映画「Ray」と日本アカデミー賞。

2005年03月01日 | 映画・DVD・ビデオ
映画「Ray」でレイ・チャールズをやった黒人俳優がアカデミー賞で、最優秀主演男優賞を取った。デカプリオもノミネートされていたが、やはり、順当だろう。この黒人俳優(何とかフォックス)はトム・クルーズ主演の「コラルテル」でもタクシーを乗っ取られる運転手役を見事に演じていた。拍手喝采である。
それに比べて、「日本アカデミー賞」は、映画会社の組織票で毎年決まっているような気がしてならない。元・東宝にいた人が言っていたが、毎年の年会費2万円は会社が出す代わりに、投票用紙は会社が回収していたそうだ。それはだいぶ前の話だが、独立系の映画が賞を取らないのは、勝手な推測だが、日本特有の「根回し」ができているのではないかと、僕は睨んでいる。

チャン・イーモウと高倉健

2005年03月01日 | 映画・DVD・ビデオ
僕の大好きな映画監督チャン・イーモウが高倉健と映画を撮った。そのメーキングで、音声のMさんの会社の、Mさんより若いOさんが中国ロケに付き合った話を聞いた。チャン・イーモウは高倉健に45回同じシーンを芝居させたそうだ。撮影の時、同時にビデオを廻しておいて、それを深夜撮影が終わってから朝までの間にチャン・イーモウは編集するのである。そうすると、「足りない画」が分かり、その事を健さんに説明し、了解の上で、撮影に望んでいたという。大陸のパワーは凄い。Oさんに、チャン・イーモウと2ショットで肩を組んで撮った写真を見せて貰った。とっても羨ましい。そんな現場、是非、見たい。

「アメリカ横断ウルトラクイズ」の音声さん!!!

2005年03月01日 | テレビ番組
テレビの画面に、別のカメラや音声のマイクが映ってしまう事を「見切る」という。僕が一番好きなテレビ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」をすべてやった音声のMさんと飲んだ。テレビの場合、まず画を決める。それから、音声関係をどうするか、考える。決められた画に「見切って」はいけない。「ウルトラクイズ」を見ていたら、どうやって、この「音」を録音できたの?という様なクイズがたくさんある。それに毎回チャレンジしてきた人である。局の技術さんは、最近は無いのかもしれないが、僕がディレクターになった頃は怖くて、「こんなことしたい」と提案しても、「そんなんできる訳ないやないか」と、挑戦もしてもらえず、一刀両断に切り捨てられた。僕が20代前半で、技術さんが40代の頃の話だ。今の若い技術と仕事した事が無いので、現状は分からないが、「ウルトラハットの音」を始め、初めてだらけの「音声の荒野」を行く様なものだったに違いない。それをディレクターと共に面白がってくれて、地道な努力で、実現させていく。Mさんは素晴らしい人だ。

「ADブギ」

2005年03月01日 | テレビ番組
「ADブギ」という連続ドラマがあった。遊川和彦さんの脚本で、AD出身の遊川さんらしく、ADの仕事を良く捉えていた。毎年、テレビ局には大勢の人が入社試験・面接に来る。「番組制作」を志している人には、「テレビ局は一見華やかな職業の会社」に見えるが、最初はAD。ぼろ雑巾の様にこき使われる。ディレクターになっても、プロデューサーになっても、よほどの天才でもない限り、人間を使って、番組を作っている以上、人間関係が大切で、とても地を這う様な仕事だと思った方が良い。俳優さんやタレントに会える、という気持ちが先行して、現場に来るととても苦しい思いをするし、そんな人には来て欲しくない。俳優・タレント、どちらもテレビ局に来た時から、一つの商品なのである。その商品をどう見せて売るかが、番組制作だと思った方が良い。商品だから、僕はなるべく、俳優・タレントには近づかない様にしている。テレビ局も、銀行やメーカーと同じで、これからは厳しい時代に入ると僕は思っている。それでも・・・というのであれば、ウェルカムである。

訃報に対しての接し方。

2005年03月01日 | エッセイ・日記・意見
弔電、香典、お花・・・例えば、一緒に仕事をした事がある人の親が亡くなった場合、弔電を初め、「出す出さないの、決断」がいる。香典の金額も自分と同じ様な関係を故人と持っていた人に聞いて用意する。親しい友人の親が亡くなった時、その親友の「悲しみ」を癒す為に、告別式が参列する。故人とは「遺影」で初対面だ。親友がこの親に育てられたんだなぁと思うといろいろと考える所もある。訃報は、伝えられたら、何らかの「決断」をしなければならないので、なるべく訃報が無い方が良いが、人間誰しも亡くなっていくので、これだけはどうしようもない。結婚式とかは、事前に日にちが決まっているから、挨拶とかを頼まれても、用意ができる。訃報は突然、飛び込んでくる・・・キー局の42歳の男性社員が亡くなった。僕は全く面識が無いのだが、うちの部員の中にはお世話になっていた人もいる。朝、起きてこないで冷たくなっていたそうだ。死因は「クモ膜下」。自分と同い年だったり、年下の人が亡くなると、やるせない気分になる。

痛飲!!!楽しいお酒!

2005年03月01日 | お酒・焼酎・ウィスキー・ワイン
昨夜は、痛飲した。前にプロデューサーをやっていた番組のスタッフとその仲間が一ヶ月に一度、集まって、例会をやっている。年代も違えば、職種も違う不思議な会ではある。飲むと電話する癖がある。昨日も電話したらしい。話もしたらしい。でも、その内容が途切れ途切れで、4人の人と電話で話をしたのだが、誰とどの話をしたのか、まるで憶えていない。電話の向こうも飲み会をやっていた。こういう時、次の朝起きると不安に苛まれる。だから、4人にゴメンナサイメールを送って様子をみる。好意的な返信があれば安心するが、返信が無いと、不安になる。今回はセーフだったようだ。綱渡り人生である。一緒に飲んでいた後輩がヘベレケになっていた。トイレも行けない状態だったので、彼をタクシーに押し込んだ。いつもは自分がやられている事だ。「精神科」からは飲むのを止められているし、肥満もお酒をやめれば、少しはやせると思うのだが、僕のストレスの発散は、「酒」と「買い物」。上手く、この二つと付き合いつつ、体重を減らしていこうと決心した今日である。